4日間7公演、全公演無事に終了致しました!!
御来場頂いた皆様、そしてご声援頂いた皆様、ありがとうございました!!
お花や差し入れをいつもありがとうございます!!
昨年公演した舞台『BLOOD HEAVEN ~第七天国~』から、マコーレイを主役にしたスピンオフ作品。
彼の過去が明らかになりました。
マコーレイとシュバルツ、そしてチェーザレが主軸となっての話でしたが、アロンソ、ジョバンニ、エンリケ、ホアン、芸術家たちにも描かれてはいないけど、それぞれ話はあったらしいです…、その辺も興味深くて気になった方も多かったと思いますが。
また2バージョンあったのですが、今回はラストだけが変わるのではなく、最初から設定が変わっているので、2本の作品をやっている感覚でした。
ラストはどちらも孤独で切ない話でした。
いつもは稽古場で作り上げるんですが、今回は劇場に入ってから生まれた感情があったんです。
それぞれが抱えている罪を告白するシーン。稽古では少し気持ちは入れつつも語るような感じにしてたんですが、物凄く感情的になりました。
そしてラストのマコーレイとの別れですね。殺されてしまうんだけど、最後の最後に本当の親子の様にお互いに分かり合えた瞬間、最初で最後の抱擁。
稽古場では、自分の犯した罪によって皆を不幸にしてしまった事を悔いる感情が大きかったのですが、劇場に入ってからは、マコーレイに対する息子への愛情がかなり大きくなりました。
崩れ落ちる最後の瞬間までお互いに見つめあっていたのですが、マコーレイも自分の中の狂気と戦いながら本当の息子として見ていてくれたと思います。
それにしても今回も良いキャラ揃いましたね~、こんなにも笑いのある作品になるとは思わなかった(笑)
だからこそ、最後の孤独や切なさをより深く感じるのだと思います。
最初のエンリケ&ホアンとの絡みと、
シュバルツに皆を紹介するシーンは役を少し外れて楽しませてもらいました、あとマコーレイとの焼きそばパンね(笑)
アクションも少しあったのですが、ナイフって難しいんですよね、間合いが近いし単調になるし。
演出家のイメージに合う動きを付けて、演者が芝居で表現する。アクションは短いけれど、それぞれのパートがうまくまとまって出来たと思います。
作品の事でここまで書く事はあまり無いのですが、それだけこの作品、そしてチェーザレと言う役が深かったんだと思います。
ほんとに今回は良いメンバーが揃いました。
拡樹くんが座長として引っ張ってくれて、圭ちゃんが皆を盛り上げてくれて、Bewith経験者が脇を固めて、あとの皆が底上げをしてくれました。
そして、いつも支えて下さるスタッフの皆様、ありがとうございました!!
制作の方に支えてもらい、あれだけの豪華なセット、照明、音響と最高の環境、そして何よりも全公演満席の中で舞台に立たせて頂いた事は役者として最高に幸福でした。
舞台はライブで観て頂くのが一番良いのですが、今回はDVDが発売されます。
本編はもちろん、舞台裏や楽屋、そして噂のバージョンは収録されるのかは分かりませんが、内容盛りだくさんになりそうです。
遠方でなかなか舞台を観る事の出来ない方も楽しんで頂ければ幸いです。
またこのキャスト&スタッフで舞台を作れるといいな~。
みんなありがとーまたね!!
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