北京21日目。12月31日、大晦日です。
中国は特に大晦日モードもない平日です。
午前中で仕事を終えて帰ってくるはずだった旦那様は
仕事に追われて結局夕方まで帰ってこられず、
とはいえ、せっかくの大晦日はちょっと豪華にと、
ラッキーストリートという各国料理が集まる通りにおすしを食べに行きました。
その名も『江戸前寿司2号店』
2号店で展開しているなんて儲かってますね。
ネタはなんでも豊富にありましたが、
私たちは、あぶりさば、しめさば、アナゴ、納豆うずらの軍艦、
かんぱち、まぐろの漬け、玉子、ねぎとろなどを食べました。
1貫ずつ出てきて、1貫12元~なので、なかなかのお値段です。
キスのてんぷら、鮭のカマ(鮭のカマは日本では珍しいですよね)、枝豆などもいただきました。
湯のみは英語表記もついた寿司ネタのもので、期待通りです。
大晦日なので、年越しそばが無料で提供され、
消化によさそうな茹で具合でしたが、富士そばレベルで満足し、
帰宅してからは紅白歌合戦を見て、のんびりと「幸せだねぇ」と過ごしました。
日本時間の21時頃、一度私の秋田の実家とスカイプをつなぎ、
(妹の旦那様のおかげで、無線環境へと進化していました!)
祖母もスカイプデビューしました。
祖母はなんだか感動だったようで、うっすら泣いていて、
30年間、実家以外でお正月を過ごしたことがなかったので、
新しい家族ができた環境変化を実感しました。
日本時間の23時頃、旦那様のご実家から電話をいただき、
おかあさま、妹さんご夫妻とお話をし、
日本の0時を過ぎてからもう一度秋田とスカイプをつなぎましたが、
あちらは母のところに妹夫婦、おばもいて、
外国語好きのおばから、
「新年あけましておめでとう」は中国語でなんて言うの?など質問がたくさんきて、
私は私で、ネットについているカメラ越しにジャニーズカウントダウンを見せてもらったりして、
なんだかばたばたしているうちにこちらの年越しを迎えました。
インターネットの進化で、北京にいても両方の実家と話すことができました。
すごいわぁ。
そして年越しに、秋田のハイテンションに促され、
先延ばしになっていた結婚指輪の交換ができました!
その時はむくんでいてはいらないことに必死でしたが、
寝る前にまたちょっと結婚したんだなぁと実感しました。
(って、もう入籍して5ヶ月目なんですが…)
1年前にお付き合いを始めて、結婚、退職、北京赴任と激動の1年でしたが、
今年はゆっくりしよう、と言ってくれた旦那様と一緒に、
2010年もてくてく歩いていきたいと思います。