ふじがやくん絶賛されてる★演劇ライター上村由紀子さんの『野鴨』評《ネタバレあり》 | キスマイ FUJIGA屋 藤ヶ谷太輔観察ブログ

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わりと辛辣な(失敬)演劇ライター上村さんが昨夜のスペースで観劇された『野鴨』絶賛されてます…日本カルチャーはもちろん韓国カルチャーにも精通している、本音で語る方の言葉は嬉しいです。こんにちは✨🥹✨

 

本当だ。上村さんステスクで取材されてたわ。

 

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訳本だけでは、父と15年も疎遠だったグレーゲルスがパーティだからと山から下りてきた理由が私もイマイチわからなかった。グレーゲルスの挫折感を抱えて実家に帰ってきたという解釈は同じだったけど。ただ…
 
『成功体験が欲しかったグレーゲルス』
自分の正義は間違ってなかった、ポジティブな方向にいってみんなを地獄に突き落とす
 
なるほどすぎる。成功体験…
その切り口で見るとまた違った感想になりそ~!
そして、私もイプセンを知らずに一生終わってたことでしょう笑
 
上村さん『野鴨』観劇でのアツい想いを語ってくれています。
嬉しすぎるお言葉をネタバレ部分をカットして一部文字起こししました。

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藤ヶ谷さんめちゃめちゃ忙しい中凄いなと思うのは、プロに対して失礼だけれど、あの膨大な台詞だったり日常に使わない表現みたいなものをちゃんと自分の中に落とし込んで喋れているのが、まずすごいなと。この辺があやふやなまま舞台に立って、シェークスピアだったりイプセンの台詞を語ってしまうと、観ている方は不安になったりする。それがなかった。それが凄いなと。まずそこを思った。
<中略>
藤ヶ谷さんとヘドウィク役の八幡さんの紡ぐシーンは鳥肌が立った。
<中略>
もし藤ヶ谷太輔さんが『野鴨』に出ることがなかったら『野鴨』というイプセンの戯曲を知らずに一生を終える人もいたと思う。
でも藤ヶ谷さんが出ているから見に来てイプセンの世界に触れて『演劇ってすごい、近代古典、翻訳劇って面白いかもしれない』思ってくれたら、それは演劇界にとってありがたいし素晴らしいこと。
そのクリエイター側や制作陣の期待にちゃんと応えてる、役を生き抜いている藤ヶ谷さんがすごいし、藤ヶ谷さんのために観劇前にパンフレットを食い入るように読み込んでる女の子たちを見て、勝手に目頭が熱くなった。
この手法を最初にやったのは蜷川幸雄さんだと思う。
今勢いのある旬の俳優、プレイヤーを古典劇や近代のものにキャスティングして、その俳優の勢い、華、パワー、その時にしか出せないエネルギーみたいなものを作品の息吹として吹き込む。
それを見に来たファンが演劇っていうエネルギーに触れる化学反応を興行としてきっちり成立させたのが蜷川幸雄さんなのかなとずっと思っている。
 
 
📢40:50あたりから📢 ネタバレ含んでいるので観劇前の方は注意。
 
ふじがやくんが、もうずっと語ってくれている『自分が出ていない他の舞台も見てみようかなと思ってくれたりして演劇がどんどん広がっていけばいいし、逆にキスマイを知ってもらえればいいし、いろんな可能性を信じて怖がらず挑戦し続けたい』という願いが演劇界にも伝わっていることが何よりうれしいよ…✨🥹✨