2019.03.07.
久々に映画鑑賞‼︎ 話題の『グリーンブック』を。
表面的には、差別はダメだ!とか、善悪のことを描いているんだけど、より深いところで流れているメッセージがある。
というのは僕の個人的な感想で、観る人によって色んな見方があるんだなぁとブログやSNSを見ていて感じるところだし、それこそがこの作品の本質的な部分な気がする。
僕たちは、性別や国籍、人種、宗教など広い範囲から、職種、兄弟の有無、趣味嗜好、その人がどんな人と付き合ってきたのか、など細かいところまで全てを含めて“ 自分 ”というものが形成されている。
人はそれによってその人を判断・評価するし、自分への他者のイメージっていうのは必ずそれが影響する。当たり前のこと。
でも、恐ろしいことは、その人との対話をすることなく、外側にペタペタと貼られたもので、その人のことをわかった気になってしまうこと。
〇〇人は、〇〇教は、男は、女は、〇〇という仕事をしている人は、長男は、末っ子は、〇〇が好きな人は、といった具合に。
でも、そこには相手そのものはいない。自分がこれまで経験してきたこと、体験してきたことから作られた、ものの見方が間違いなく作用している。
僕が言いたいことは、それがダメなことだというのではなく、それに自覚的になることが大切だということだ。
自分が見ている“その人”が、どういう意味で、なぜ今その表現をしたのか。その人はどういう解釈でその言葉を使っているのか。
そういった対話を経ずに、自分のものの見方だけで相手を見てしまうのを一旦( )に入れて、自分に問いかけてみる。
その姿勢が、真にその人と『出逢う』ことができる、唯一の方法なのだ。