こんにちは！

最近「実戦」をうたった格闘技や武道なんかをよくみかけます。それだけ日本も物騒になってきたって事なんでしょうね？怖い！怖い！

しかし実戦って何なんでしょう？戦場での白兵戦？それなら徒手空拳で闘う馬鹿いませんよね！そして手が届く距離で闘う事なんてあり得ませんよね！その距離になる前に勝負はついてる。

では暴漢にいきなり襲われる事とかかな？暴漢もやはり何らかの武器を持ってるだろうから、素手で対抗するのは愚の骨頂！ここには書きませんが、その気になれば身近に武器になる物は沢山あります。しかし武器を使うと正当防衛の範疇を超えてしまいそうです。そもそもそんな治安の悪い場所に行くのが悪い！少しくらい遠回りしても人通りの多い場所を通行しましょう？

だったら実戦とは何なのか？親父狩りや輩になんかに絡まれる事かな？これも相手は複数でしょう？これもかなり分が悪い！何かしらの格闘技経験があって返り討ちにしたとします。貴方の強さに相手はビビり、周りの取り巻きは手を出せなかったとしましょう！そうなってくると正当防衛が認められる確率が低くなってしまいます。結果1対1で叩きのめしたようになってしまいます。周りの取り巻きに「自分達は一緒にいただけ！」と証言されたら尚更です。

例えば正当防衛が認められたとします。刑法上の罪はのがれても、相手に怪我をさせてしまうと民事上の責任が発生します。怪我をさせて入院なんかさせてしまうと、治療費、慰謝料、休業保証、もろもろのお金を払わなくてはいけなくなります。弁護士をたてるなら弁護士費用だってかかります。自分の仕事にも支障をきたすでしょう。被害者である貴方、周りの者は同情してくれるかも知れません。しかし会社の者は皺寄せをくらって良く思わない者がいるのも事実です。ん〜ん？実戦格闘技、どんな場面で使ったらいいんだろう？

「実戦」をうたうなら、相手に気付かれず警察に通報する方法とか、危なそうな奴を見つける方法などの方が「実戦」っぽい気がします。

しかし外国人研修生やなんかが増えて、治安か悪くなっているのも事実です。彼等の中には、母国に帰るより日本の刑務所の方が居心地がいい！と思っている人だっているかも知れません！これからますます少子高齢化が加速する日本。外国人による労働力も必要になるでしょう！政治家の先生は、政治資金の透明性を追求するのも良いですが、治安維持にも尽力していただきたいものです。

実戦格闘技！