三軒家東に長くお住まいの方や、小学校にお子さんを通わせている方には当たり前のことなのかもしれませんが、初めて関わる私「まつぼっくり」のような人にとっては、結構戸惑うお話です。
「三軒家東地域」は大正区の北東部に位置しています。
三軒家という地名の由来は、大阪区コミュニティ協会大正区支部のサイトにある「
わがまち百科」によれば、
「かつて木津川尻の小島であったこの地を、木津村の中村勘助が開発しました。その当時に、三軒の民家が建てられたからだといわれています。」
とのことです。
大正区の地図(例えば
こちら)を見れば、「三軒家東」という町名の場所は分かります。
東は木津川に面し、西は大正通、南は国道43号線に囲まれたエリアです。それに加えて、三軒家川と木津川に囲まれた半島部分は、国道43号線の南側まで含まれます
しかし「三軒家東小学校区」にあたる「三軒家東地域」は、町名「三軒家東」とはイコールではないのです。
「三軒家東以外の町名の区域が、三軒家東地域に含まれている」ということはないのですが町名は三軒家東なのに、地域は別という区域があります。
まず三軒家東1丁目のJR環状線より北側の区域。ここは「三軒家西」地域になります。
そして三軒家東6丁目は、北東の一角だけが「三軒家東」地域。そこを除く部分は「泉尾東」地域になります。
そこに続く三軒家東3丁目の一部も「泉尾東」地域なのですが、地図で見る限りは民家はなさそうです。
このように「地域」と「町名」が微妙にズレています。
なので、自分の住んでいるところは「三軒家東」という住所でもそこは「三軒家東地域」ではないかも知れません。
地域をよく知らない人からすれば、ややこしい気もします。
けれども、このように区切られた地域の中で、さまざまな地域活動が続いてきていて、人々のつながりができているのです。