飲食店のシフトをつくる上で何が大切なのか
それは大きく分けてマクロ的視点とミクロ的視点の二つある。
マクロ的視点で大切なのは、その時間に何人入れるかである。これは人件費として店の経営に直接に関わってくる。人がいなければ、商品の提供が遅れ、回転率が悪くなる。また、1人あたりの仕事量が増え、サービスの低下や商品力の低下につながる。逆に人が多ければ、1人あたりの労働力を有効利用できず、人件費の無駄遣いになる。しかし、ここで最も難しいのが客数予測である。あらかじめ、客の人数がわかっていれば、シフトづくりはなんら難しくない。この日、この時間に何人くるかを過去のデータと自らの経験から予測する、ここがシフト作成者の力量を試されるところである。
次に、ミクロ的視点で考えると、それぞれの従業員がどれだけの時間入ったいるのかが大切である。ここでシフト作成者の器が試される。その飲食店で働きに来ているということは、少なくとも何らかの理由で働く意欲があるということである。その意欲こそ、店にとって最も大切な財産であり、無駄にするわけにはいかない。従業員それぞれの事情、立場、希望を細かく理解し、シフトに反映させることが求められる。ここでミスをおかせば、従業員の不満につながり、人材放出の損失にもつながる、
以上の二つの視点が、シフト作成の上で最も大切なことである。
この二つの視点にシフト作成者の判断力と従業員への気配りという、人の上にたつものとして重要な能力が隠されている。
