沖縄は、気候的に温かいところですが

 

 

住んでいて感じるのは、人も温かいな〜ということです^^

 

 

 

 

自分にとっては全く知らない場所沖縄に来て、間もない頃、、

 

 

近所を散歩し、家に入ろうとした時に白髪のかわいらしいおじいに声をかけられました。

 

 

 

 

「お兄さん、どこから来たの?」

 

 

「富山です!」

 

 

「あー富山は黒部ダムがあるところだねー」

 

 

「そうです!」

 

 

「じゃあ、畑3分だけ手伝って」

 

 

「はい!」

 

 

 

ふとおじいを見ると、左手を使うのが少し大変そうだったので

 

 

 

特に、畑作業は力がいることもあり

 

突然頼まれはしたものの、自分ができることで助けたいと思って

 

 

 

会って、すぐに、おじいの畑のお手伝いが始まりました。

 

 

 

 

草刈りから始まり

 

 

耕運機で土を耕し、堆肥を撒いて畝を作りました。

 

 

 

すごい、ニコニコと笑顔になって喜んでくれて嬉しくなったのを覚えています。

 

 

またよろしくねと、一緒にジュースを飲みました。

 

 

 

 

 

そして、その日以降も家からほぼ目の前に、おじいの畑があるので

 

 

おじいと目が合うと手をこまねいてこっちこっちと、呼ばれます。笑

 

 

目が合ったらおじいのお手伝いが確定なのです

 

 

 

 

 

おじいの口癖が「大志くん、3分だけ」になり

 

 

大体、20分から多い時で2時間以上もお手伝いしていました。笑

 

 

 

 

 

その時は、一人暮らしだったので

 

 

特に、僕の健康を気遣ってお給料だと言って

 

 

オクラや島らっきょう、ゴーヤなどたくさんの野菜をくれました。

 

 

 

 

 

そんな感じで、一年前に僕が引っ越した後も

 

 

お手伝いさせていただいて

 

 

 

 

これまで、畑作業からWifiの修理、車のBluetoothの設定などなど

 

 

いろんなお手伝いや交流をさせていただきました。

 

 

 

 

おじいと畑でビールを飲んだり、天ぷらを買ってきてくれて一緒に食べたり、ご飯を食べに出かけたり

 

 

豆腐売りからココア買ってくれて一緒に飲んだのも僕の沖縄生活の大切な思い出です。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、今日も、久しぶりに会って畝を2つ作らせていただき、ネギをもらってきました。

 

 

おじいのところのネギはうまいです!

 

 

 

 

 

沖縄の言葉で、「ゆいまーる」という言葉があります。

 

 

 

「ゆいまーる」は、「結い」と「廻る」という言葉から来ていて

 

「人と人との結びつき」や「協力し合う」という意味です。

 

 

 

"一度助けてもらったら今度は自分が誰かを助ける"

 


"誰も一人にしない"

 

 

 

温かい沖縄の心を象徴する、とても素敵な精神

 

 

沖縄のおじいからもらった心を大切に生きてゆきたいです。