まだ下書き段階ですが・・・

 

英文法の基礎になる見方や考え方をまとめられたらいいなと思っています。

悪用厳禁です。英語が得意な方、英語が好きな方、英語が苦手な方、英語に興味がある方、優しくコメント頂ければ幸いです。

 

 

英語のコンパス

 

目次

0・本書の理念

1・英語の基本ルール~全体を貫く絶対的ルール~

2・英文の構造と構成要素~英文の全体像~

(0)英文を構造と構成要素に分ける理由

(1)英文の構造

(2)英文の構成要素

3・動詞の使い方~動詞に注目して英文の極意を知る~

(0)動詞が本来働くべき場所

(1)動詞の役割

(2)動詞の語形変化とその意味

(3)助動詞の使い方

(4)特殊な動詞「be」「do」「have」

4・くっつける~意味を付け足し限定する~

(0)くっつけるとは

(1)修飾の仕方~形容詞・副詞・動詞の使い方の話~

(2)複数の節をくっつける

5・比較表現~形容詞と副詞の変形と応用~

(0)比較表現のポイント

(1)比較表現の表し方

6・否定表現~否定の意味を付け足す~

(0)否定表現のポイント

(1)否定表現の表し方

7・疑問文~倒置を使った表現法、重要なことは左に来る~

(0)疑問文のポイント

(1)疑問文の作り方

8・命令文と感嘆文~重要なことは左に来る(part2)~

(0)命令文と感嘆文のポイント

(1)命令文の作り方

(2)感嘆文の作り方

9・入れ替える~まとまりをとらえる~

(0)英文表現の幅を爆発的に広げるテクニック

(1)名詞句・名詞節・動名詞に入れ替える

(2)句動詞に入れ替える

(3)分詞・形容詞句・副詞句・形容詞節・副詞節に入れ替える

10・おわりに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

0・本書の理念

①英語の基礎基本を伝える

基礎基本とは、その分野全体において基盤となる知識・能力のことを言うと考えています。基礎基本を始めに身につけることは、その分野を習得するにあたって最重要だと思います。なぜなら、それを前提にあらゆる理解やテクニックが展開されていくからです。これは英語も例外ではありません。

本書は、英語の基礎基本として「英語力強化の基盤」となる知識を身に付けて頂くことが目標です。

 

②英語は道具である

英語は「道具」です。そして「道具」とは、ある目的のために使われるモノのことです。この前提に立つと英語学習において2つのことが大事になります。

1つは、英語を使う目的を明確にすることです。例えば、ハサミを思い浮かべてください。私たちは、モノを切るためにハサミを使います。その目的を明確に認識して使うからこそ、ハサミを使う技術が上達していくのです。英語も同じだと思います。例えば、ビジネスで必要な英語と日常生活で必要な英語はかなり違います。よく「英語がペラペラになりたい」という方がいらっしゃいますが、その目標を達する人はごく少数です。その原因は、道具(英語)を使う目的が明確になっている人が少数だからです。

もう1つ大事なことは、英語の使い方を知るということです。再びハサミの話に戻ります。例えば、ハサミと包丁は、いずれもモノを切るための道具です。しかし、その使い方は違います。ハサミを使えるようになりたいのであれば、ハサミの使い方を知ること、ハサミと包丁が異なる道具であることを明確に認識することが必要です。私たちは、いつの日か何となくそれが出来てしまったのかもしれませんが、英語学習においても同じことを意識的にしなければならないのです。具体的には、英語と母国語(日本語)は、異なる道具であるということを認識し、英語そのものの使い方を学ばなければならないのです。モノを切る(コミュニケーションをとる)ための道具である点は同じでもその使い方は違います。英語を日本語に訳す、日本語を英語に訳すといった行為は、実は本来混ざり合わないものを無理やり混ぜ合わせているようなものなのです。

 

③感覚を大切にする

勉強というと理屈・論理というところに目が行きがちです。しかし、理屈・論理を突き詰めようとする人ほど勉強に行き詰る傾向があるように思います。人がそれらを理解したり自分で組み立てたりする前提には、やはり感覚の壁があるからだろうと思います。これは、②で言及した道具の話にもつながります。いわゆる「慣れ」が来ないと、わからないことがあるのです。逆に「慣れ」れば、「なぜかわからないが、わかる」という時が来ます。その時に人はグッと成長していきます。

本書ではそれを前提に解説は必要最小限度に留め、本書で得たヒントを使ってどんどん英語の世界に挑戦して頂くことを想定しています。その経験が本書の理解をより深めてくれるでしょう。

1・英語の基本ルール~全体を貫く絶対的ルール~

①左から右へ読む=英文の意味を把握するために右から左に戻ることはありえない!!

②左にある情報ほど重要=右に進むほど補足情報性(付け足し)が強くなる!!

③英文は動詞によって支配されている=動詞をマスターすれば英語は使える!!

④一つの語(詞)が複数の品詞の性質を併せ持つことがある=日本語訳の丸暗記では不十分!!

⑤英語は英語=母国語にとらわれず「英語の構造」や「英語の概念」を素直に受け入れる!!

※このパートについては、後述のパートで適宜触れていきます。

 

2・英文の構造と構成要素~英文の全体像~

(0)英文を構造と構成要素に分ける理由

例えば、「みまなさにだじいなおらしせこたのびたわくしわけつこんいたました」という文字列の意味は理解できますか?

「みなさまにだいじなおしらせこのたびわたくしはけっこんいたしました(皆様に大事なお知らせ。この度私は結婚いたしました)」と理解できれば正解です。

多くの方が上記の意味不明な文字列を理解できたはずです。これは、日本語を理解できる脳ならイ不明な文字列でも「予測と補正」によって理解できる形に整理できるからです。

では、次の場合はどうでしょう。

「ihaveanimportantnoticetoeveryoneigotmarried」を理解できますか?

「I have an important notice to everyone. I got married.」となります。上記のひらがなの例と異なり、ここでは文字の順番を全く変えていません。それでも日本語の時より分かりにくいと感じた方が多かったかもしれません。その違いは、「予測と補正」が出来るかどうかの違いです。

文章を理解するために絶対に不可欠なこと。それは、「予測と補正」の能力です。英語学習においても構造と構成要素をきちんと意識できるようになれば、それに従って正しく「予測と補正」ができるようになります。「ネイティブ英会話を聞き取りたい」「英文をスラスラ読み書き出来るようになりたい」という願いは、英文を構造と構成要素に分析できることから始まるのです。

 

(1)英文の構造

英文とは、大文字で始まり、ピリオドで終わる語(≒品詞)の集まりです。

英文には、「単文」「重文」「複文」があります。重文及び複文は後述する「8・くっつける~修飾する~」のパートで説明しますので、ここでは単文の構造について見てみましょう。

単文は、

 

①主部と②述部(※1、※2)

 

から成り立ちます。主部がその英文で表される状況の主体、述部がその主体による動作や状態を表していると言うこともできるでしょう。

 

例えば、下記の文は「/」より左が主部、右が述部です(※3)。

My lesson / begins at 10.→私のレッスン、始まる、~時に、10時。

We / will have a conversation after school.→私たち、~だろう、~を持つ、会話、~の後、学校。

 

※1主部=主に名詞(代名詞)及び名詞として働くものにより構成される部分。述部にある最初の動詞(助動詞)よりも左に存在する部分

述部=主に動詞によって構成される部分。主部の動きや状態を表す。

※2主部については、後述の「9・入れ替える~まとまりを捉える~」のパートで、述部については後述の「3・動詞の使い方」「9・入れ替える~まとまりを捉える~」のパートで詳しく見ます。

※3日本語訳が非常に読みにくいと思いますが、英文はこのように理解します。英文の構造と日本文の構造の違いから、理解が容易でないのは当然です。英文の構造に沿いつつ、各単語の概念(イメージ)を拾っていきましょう。英語と日本語を唯一つなぐのは、この概念(イメージ)です。

 

英文を理解し使いこなすためには、この主部と述部の構成をとらえきらなければなりません。主部には名詞などが来ること、述部に動詞が来ることは、英文の最も基本的なルールです。いつも必ず意識するようにしましょう(この基本を押さえておくからこそ、原則に従わない例外的な英文構造もスムーズに理解できるようになります)。

 

日本の英語教育で学ぶいわゆる「文型」は、述部の構成の違いをタイプ別に分けたものと言うことが出来ます。述部の構成は、動詞のタイプによって変化するものですので、「文型」に関する理解は、すなわち、動詞のタイプに関する理解であると言えるでしょう。

※イギリスの英文法書には、目的語や補語といった概念に関する説明がありません。オックスフォード英英辞典などもご覧ください。例文解説の中でO(object)やC(complement)といった表現は使われていません。

 

(2)英文の構成要素

英文の構成要素は、詞(語)・句・節に分けられます。これらを分類することは、初めのうち面倒に感じるかもしれません。しかし、これらの分類ができると大幅に英文の理解度や英文の構成力が高まりますので、ぜひ理解してください。以下順にざっくり見ていきましょう。

(詞の種類)

①名詞(代名詞)=人やモノの名前を表す言葉

②動詞(助動詞)=動きを表す言葉(※動詞(助動詞)のより詳しい話は、「3・動詞の使い方」へ)

③形容詞(冠詞)=名詞の状態や性質を表す言葉

(※形容詞(冠詞)のより詳しい話は、「4・くっつける~修飾する~」「5・比較~形容詞・副詞の変形と応用~」へ)

④副詞=動詞や形容詞の状態や様子を表す言葉

※副詞のより詳しい話は、「4・くっつける~修飾する~」「5・比較~形容詞・副詞の変形と応用~」へ

⑤接続詞=複数の語、文、節などをくっつける言葉

※接続詞のより詳しい話は、「4・くっつける~修飾する~」へ

⑥前置詞=語の前に置き一定のニュアンスを付け加える言葉

※前置詞のより詳しい話は、「4・くっつける~修飾する~」へ

⑦疑問詞(関係詞)=何かを指し示すニュアンスを与える言葉

※疑問詞(関係詞)のより詳しい話は、「4・くっつける~修飾する~」、「7・疑問文~倒置を使った表現法、重要なことは左に来る~」へ

 

(句の種類)

句とは、2つ以上の語が連なってできる言葉のことです。

①名詞句=名詞の働きをする句

②句動詞=動詞の働きをする句

③形容詞句=形容詞の働きをする句

④副詞句=副詞の働きをする句

※句のより詳しい話は、「4・くっつける~修飾する~」「9・入れ替える~まとまりをとらえる~」へ

 

(節の種類)

節とは、2つ以上の語が主語と述語の関係になっている部分のことです。

①名詞節=名詞の働きをする節

②形容詞節=形容詞の働きをする節

③副詞節=副詞の働きをする節

※節のより詳しい話は、「4・くっつける~修飾する~」「9・入れ替える~まとまりをとらえる~」へ

 

3・動詞の使い方~動詞に注目して英文の極意を知る~

「1・英語のルール」で指摘した通り、英語では動詞を理解し使いこなすことがとても重要です。そのことは、以下を読み、実際の英文に触れれば触れるほどわかると思います。

(0)動詞が本来働くべき場所

動詞は、述部の一番先頭に来るのが原則です。(1)(2)で説明することは、動詞が原則に沿って使われている時の話です。

この原則を破る場合、「動詞を原形で使わなければならない」「動名詞・分詞に変化させなければならない」というルールが発生します。これは、動詞が本来の働きとは別の働きをしなければならなくなるからでしょう。

 

(1)動詞の役割

動詞の役割は、

①述部の構造を決める

②主体(≒主部)の動作や状態を表現する

③時制を決める

④名詞・形容詞・副詞としての性質を持って働く

です。順に説明していきます。

 

①述部の構造を決める

述部の構造は、以下の5つに分けられます。これらの構造は、使われている動詞(例文では「点線」で表しています)がどのような性質かによって決まります。

なお、文の構造を決める動詞を便宜上「構造確定動詞」としておきます(後で出てきます)。

ア)動詞型 V型→She smiled.

イ)動詞・名詞型 VN型→He became a pianist.

ウ)動詞・形容詞型 V-adj型→You look young.

エ)動詞・名詞・名詞型 VNN型→He made her his secretary. / He gave her a present.

オ)動詞・名詞・形容詞型 VN-adj型→I keep my teeth clean.

※これらの構造を前提により表現の幅を広げる方法は、「9・入れ替える~まとまりをとらえる~」へ

 

②主体(≒主部)に関する情報を提供する

構造確定動詞の右側は述部、左側は主部になります。つまり、①と②は、構造確定動詞の両側には何があるかという話です。

Jane painted the picture. / I asked the doctor some questions.

※受動態(受け身)は実は特殊な話。受動態のより詳しい話は、「(2)動詞の語形変化とその意味」「(5)特殊な動詞「be」「do」「have」」へ

 

③時制を決める

過去現在未来の区別は、必ず構造確定動詞又は助動詞によってします。そして、12種類の時制表現を理解するポイントは、時間軸のイメージと意識している時点の違いです。

時制表現は全部で12種類あります。ここでは、その表現方法とその意味を出来るだけ簡潔にお伝えします。時制表現のより詳しい話は、後述の「分詞」や「be」「have」、「(0)動詞が本来働くべき場所」と深くかかわりますので、このパートはさらっと読み進めた後、改めてトライしてみるといいでしょう。

 

ア)現在形

(表現方法)動詞を現在形で使う

(意味)過去から現在までそうであり、そして現在から未来に向かってもそうであると想定される場合(実は単純な「現在」以上の意味を持っている)

I have a cat. / Sky is blue.

 

イ)現在進行形

(表現方法)be動詞+現在分詞(動詞のing形)

(意味)今まさに起こっていることを内容とする場合(前提としてその発生は過去に遡る。将来においてどうなるかは不明。)

He is wearing glasses. / She is calling.

 

ウ)過去形

(表現方法)動詞を過去形で使う

(意味)過去にあったことを内容とする場合(過去進行形ほど具体的な時点を意識していない)

I went to Canada. / I had lunch with my friend.

エ)過去進行形

(表現方法)be動詞の過去形+現在分詞

(意味)過去のある一時点におけることを内容とする場合(現在分詞に注目)

I was staying in Vancouver last Friday. /In those days, he was always drinking.

 

オ)未来形

(表現方法)will+動詞の原形

(意味)将来おこることを内容とする場合(未来進行形ほど具体的な時点を意識していない)

I'll have dinner tomorrow. / I will go to the park.

 

カ)未来進行形

(表現方法)will+be動詞の原形+現在分詞

(意味)将来のある一時点におけることを内容とする場合(現在分詞に注目)

I'll be working from 10 am to 4 pm next Friday. / I'll be leaving for Europe next week.

 

キ)現在完了形

(表現方法)have+過去分詞(動詞のed形など)

(意味)現在においては完全に終わっていることを内容とする場合

The man has worn glasses. / She has been absent since last month.

 

ク)現在完了進行形

(表現方法)have+been(be動詞の過去分詞)+現在分詞

(意味)過去から現在へのつながりを強調する内容である場合(完了したことを述べる場合、完了したのは「今」であることを強調する)

I've been getting ready for our English lesson. / His skin is wet because he has been swimming.

 

ケ)過去完了形

(表現方法)had+過去分詞

(意味)過去のある時点において完全に終わっていることを内容とする場合

I hadn't gone to the bar because I was by myself. / I had not read few pages before I fell asleep.

 

コ)過去完了進行形

(表現方法)had been+現在分詞

(意味)過去のある時点より前に始まりその時点まで継続していたことを内容とする場合

I'd been wondering if my work would be cancelled or not. /I had been living in Tokyo till last month.

 

サ)未来完了形

(表現方法)will have+過去分詞

(意味)将来のある時点において完全に終わっていることを内容とする場合

I'll have worked for 2months. /The new building will have been completed by the next year.

 

シ)未来完了進行形

(表現方法)will have been+現在分詞

(意味)将来のある時点より前に始まりその時点まで継続していたことを内容とする場合

I won't have been speaking much English in Japan. / It wiill have been raining a whole week.

 

④名詞・形容詞・副詞としての性質を持って働く

現在分詞(~ing)や過去分詞の形、「to+動詞の原形」の形で使われる場合、動詞としての性質だけでなく、名詞や形容詞、副詞の性質を併せ持ちます。

名詞として働く場合→To keep it clean is my job. / Skipping breakfast is bad for your health.

形容詞として働く場合→He had a house to live in. / I found a sleeping baby.

副詞として働く場合→You're careless to make such a mistake. /Arriving there, he found a car waiting.

※このパートは、「(2)動詞の語形変化とその意味」でも触れます。

 

(2)動詞の語形変化とその意味

述部の中心として働く動詞は、その基本形(=原形≒現在形)があります。しかし、動詞としての役割(「(1)動詞の役割②~④」を参照)を果たすべく、その形を頻繁に変えていきます。

語形変化が必要なケースは以下の通りです。

①主体(≒主部)が三人称単数の場合

②過去を表現したい場合

③動詞に新たなニュアンスを加えたい場合

 

①主体(≒主部)が三人称単数の場合

この場合、動詞に「-s」が付きます。

Tom has a dog.

 

一人称とは、私(=I)のこと。

二人称とは、私から見たあなた(=You)のこと。

三人称とは、私とあなた以外の存在のこと。

つまり、三人称単数とは、私とあなた以外の存在であり、かつ、単数であるもののこと。

 

②過去を表現したい場合

過去を表現したいときは、動詞を「過去形」に変化させます。

I eat breakfast.(現在) → I ate breakfast.(過去形)

ちなみに未来を表したいときは「will+動詞」「be動詞+going to~」など、別の方法で未来を表現しますので、動詞の未来形はありません。「単体の動詞」で表せる時制は、現在、過去のいずれかのみです(動詞を覚える時は、原形・現在形・過去形・現在分詞・過去分詞をセットにして覚えましょう)。

 

③動詞に新たなニュアンスを付け加えたい場合

新たなニュアンスとは、①名詞や形容詞、副詞としての性質や②動作の一時性、受動性のことです。この場合、動詞は「~ing」(現在分詞)又は「~ed」(過去分詞)などの形に変化します。

例えば、studyという動詞は、「studying」「studied」に変化します。

studyが上記のように変形する場合、それは「分詞」と呼ばれ、厳密な意味での「動詞」とは区別されます。しかし、もとが「study」であった以上、「study」としての性質は維持されます。

 

分詞のうち、「~ing」で表されるものを「現在分詞」、「~ed」など(例外アリ)で表されるものを「過去分詞」と言います。

現在分詞は、本来の動詞に「今まさに~している(進行の状態)」のニュアンスを加えています(※2)。

過去分詞は、本来の動詞に「~し終えた(完了の状態)」、「~された(受け身の状態)」のニュアンスを加えています。

分詞が形容詞・副詞としての性質を持つ場合については、前述「(1)動詞の役割の④名詞・形容詞・副詞としての性質を持って働く」をご覧ください。

ちなみに現在分詞「studying」と動名詞「studying」は、似て非なるものです。語としての性質が異なるからです。前者は、形容詞・副詞として機能し、後者は名詞として機能します。もっとも、その由来は共に「study」ですので、「~を勉強する」という本来の意味合いはいずれにも引き継がれています。

 

※1分詞を使った修飾表現については、「4・くっつける~修飾する~」参照

※2「動詞の現在形」は基本的に「現在」の時制を表すものですが、現在分詞と異なり、「今この瞬間」というほど限定的な現在を指すものでありません。また、習慣的に行う行為(例えば食べる「eat」)の場合、未来や過去を含んだニュアンスになることもあります。いずれにしても「現在形」は幅の広い表現であることを理解しておくべきでしょう。

 

(3)助動詞の使い方

動詞の直前に置いて、時制や単体の動詞では表せない細かなニュアンスを表現します。なお、助動詞の後に置かれる動詞は、必ず原形です。

He can swim fast. / You must not eat lunch here.

 

この場合、助動詞「can」「must」によって、時制を表しますので、構造確定動詞に時制はありません。現在か過去か、というニュアンスを含まない純粋な「動作」に関するニュアンスのみが動詞によって表されていることになります(※)。

※「動詞の原形」に時制を決める働きはないということです。

 

(4)特殊な動詞「be」「do」「have」

これらが特殊なのは、助動詞としての、あるいはそれに類する働きをする場合がある(=両方の性質を併せ持っている)からです。be動詞やhaveが助動詞に類する働きをするのは特に疑問文の時ですので、その辺りは、また後ほど見ることにします。

(be動詞について)

「be」は「ある時点(過去・現在・未来)においてその左にあるものと右にあるものが『=(イコール)』の関係にあることを示す動詞」です。それ以外の意味を持たないのが、「be」動詞の個性と言えます。ほとんど個性を持たないゆえに、広い範囲で使われます。

①一般動詞が使えないとき→She is a student. (一般動詞「do」では意味が違う)

②進行形のとき→I'm talking to my friend. (現在分詞「talking」は、動詞本来の位置では使えない。だから、とりあえずbe動詞を使って動詞を埋めつつ、「talking」を使う)

③受け身のとき→The picture was painted by him. (過去分詞「painted」は、動詞本来の位置では使えない。そこでbe動詞で動詞の位置を埋める。なお、be動詞をwasと変化させ時制を「過去」にすることに成功)

 

(「do」について)

具体的な動きを表す動詞の代わって動詞として使われるとき→Yes, I do. / No, I don't.

助動詞として使われる場合→I don't like her. / The twins do resemble each other.

 

(「have」について)

「have」は、「ある状態の成就とその継続を表現するために使われる動詞」です。

現在完了形のとき→I have written it. / I had written it.

 

4・くっつける~意味を付け足し限定する~

(0)くっつけるとは

ここまでのお話は、比較的シンプルな文を前提に進めてきました。しかしながら、より詳しく物事を説明するためには、時に複雑な構造の文を作らなければならないことがあります。シンプルな文に新たな語を「くっつける」ことが必要になります。難解な文法用語がで説明されたりすることもありますが、要は新たな語を「くっつける」だけだということに気付ければ、構造を見失うことなく英文を理解できるでしょう。

 

(1)修飾の仕方~形容詞・副詞・動詞の使い方の話~

日本語で「修飾する」は英語で「modify」と訳されます。直訳すると「修正する」という意味です。これを英語の基本ルールと合わせて理解しましょう。英語の基本ルールに「①英文は左から右へ読む」がありました。つまり、「修飾」とは、左から進んでくる英文に言葉を付け足して意味を修正し限定することです。

 

①形容詞(冠詞)を使った修飾

②副詞を使った修飾

③前置詞を使った修飾

④分詞を使った修飾

⑤関係詞を使った修飾

を順にご紹介しましょう。

 

①形容詞(冠詞)を使った修飾

形容詞も冠詞も名詞の意味を修正する働きをします。

There is a boy. →「a」によってboyが認識しうる特定の誰かではないことが理解できる

There is a clever boy. →a boyがどんな子か理解できるようになった。

 

②副詞を使った修飾

副詞は、主に動詞の意味を修正する働きをします。

James ran. →Jamesが走ったこと。それは過去の話であることが分かる。

James ran fast. →速く走ったことがわかった。

 

③前置詞を使った修飾(形容詞句や副詞句)(※1)

名詞と動詞は、文型に沿って本来置かれるべき位置に置かれる限り問題なく使えます。しかし、その位置以外で用いる場合は、前置詞を補充しないといけない場合があります。前置詞には、そんな補充機能もあるのです。

 

The beautiful flowers are roses. →きれいな花々は、バラらしい。

The beautiful flowers in the garden are roses. →形容詞句(前置詞+名詞)を付け足した。バラは花壇の中にある。

James ran fast to the airport. →副詞句(前置詞+名詞)を付け足した。速く走って向かった目的地がわかる。

James ran fast to the airport to see his friend off. →これは副詞句(前置詞+動詞)。Jamesがなぜ空港に向かって速く走ったのかわかる。

この場合、動詞に語形変化が生じない結果、それに伴う意味が生じません。本来の動詞の意味がそのまま表現されることになります。

 

※1前置詞の基本的な性質については、「2・英文の構造と構成要素(2)英文の構成要素」へ

※2「(0)動詞が本来働くべき場所」を参照

※3「see off」は句動詞。

 

④分詞を使った修飾

動詞を分詞に変形させると形容詞や副詞としての働きをさせることが出来ます。

I know a customer wanting to buy a new car. →現在分詞として使われているが、「want to~」として動詞本来の機能も果たしている。

The person has a nickname known only by some people. →過去分詞として使われている。受け身は「be+過去分詞」として覚えているかもしれないが、be動詞自体に特別な意味はない。

 

⑤関係詞を使った修飾(≒形容詞節・副詞節)

Mike is a man who will succeed in the future. →関係代名詞と呼ばれるものだが、ただwho以降の部分がa manを修飾しているだけの話。Mike is a manにA man will succeed in the futureをくっつけた。

I remember the place where we met first. →関係副詞と呼ばれるが、別に気にする必要はない。the placeを修飾しているだけである。I remember the place に we met there first をくっつけた。

※このパートは、「(2)複数の節をくっつける」でまた触れます。

 

(2)複数の節をくっつける

(1)では修飾という文法用語で説明される内容を取り上げました。ここでのお話は修飾とは異なりますが、「くっつける」という視点で見ると修飾と大きく変わりません。より詳しく説明したいなら適切に新しい語を「くっつける」ことを考えればいいだけなのです。

 

①接続詞でくっつける

I was hungry but I didn't have breakfast. →I was hungryとI didn't have breakfastは、それぞれ独立した文になり得る節である。これらを接続詞butでつなげることで、一文の意味を増やしている。ちなみに、複数の節に主従の関係がない場合(等位の場合)、重文という。

I'll wait here until he comes back. →I'll wait hereとhe comes backは、それぞれ独立した文になり得る節である。これらを接続詞untilでつなげることで、I'll wait hereに更に意味を付け足すことに成功している。I'll wait hereがこの文の主たる内容であり、until he comes backがそれに従たる節となっている。このような文章を複文という。

 

②関係詞でくっつける

I like books, which are full of pictures. →(1)の⑤関係詞で修飾するとほぼ同じ形式。「,」があるかないかで、名詞を直接的に説明するか、一呼吸おいてその意味を説明するかが違ってくる。I like books に Books are full of picture をくっつけた。

The park, where I used to play, is full of houses now. →関係副詞を使っている。難しいことは何もない。ただ「くっつける」だけである。The park is full of houses now に I used to play there をくっつけた。

関係詞で「くっつける」ことを理解するための練習方法を説明します。

①くっつけた文を2つに分ける(これが出来るためには、文の構造(文型)を知らないといけません)

I like books とwhich are full of pictures / The park is full of houses now とwhere I used to play

②「which」、「where」によって構成される節は、それが指し示す語にくっついて機能している(修飾等)していると理解する。

③関係詞「which」や「where」が指し示すものは何かを特定する(関係詞には指し示すニュアンスがあります)

which は books を、where は the park を指し示しています。

 

④「which」「where」をそれらが指し示す語に入れ替える

Books are full of picutures. / I used to play there.

※where I used to play と I used to play there で語順が違うのは、「重要なものは左に来る」という英語の基本ルールの影響を受けるからだと考えられます。I used to play there. という文ではあまり there にフォーカスされていませんでしたが、The park, where I used to play, is full of houses now. という文では、The park にフォーカスされている分、whereが左に来ています。

 

⑤くっつける前の2文は何だったのか理解する

I like books とBooks are full of pictures / The park is full of houses now と I used to play there

関係詞を使って「くっつける」ことが出来るようになるには、くっついた文を分解する練習が効果的です。文の成り立ちが分かれば、読むことも聞くことも話すことも出来るようになります。

 

5・比較表現~形容詞と副詞の変形と応用~

(0)比較表現のポイント

基本的な文型を理解し、形容詞や副詞を使えるようになっているのであれば、それを適切な形に変形するだけで「比較」の表現を表すことが出来ます。いきなり比較表現に飛び込むのではなく、元の文を意識しながら組み立てる練習をしましょう。

 

(1)比較表現の表し方

He is tall. →元の文

He is taller than me. →形容詞tallをtallerと変形して比較のニュアンスを加えている。動詞の語形を変化させて新たなニュアンスを加えたのと同じ話である。

He is the tallest of these boys. →形容詞tallをtallestと変形して比較のニュアンスを加えている。「-est」は、3つ以上のものの中で一番程度が高いことを表す比較表現である。

He is as tall as my brother. →元の文にasを付け足した。形容詞tallの変形によって比較のニュアンスを加えるのではなく、asによってそのニュアンスを加えている。

asは「=(イコール)」のイメージでいると分かり易い前置詞だと思います。他に「=(イコール)」の意味を持つ語と言えば・・・「is」がありますね。これらが似ているのは偶然なのでしょうか。それとも・・・。

他にも比較表現はたくさんありますが、やるべきことは、元の文にある形容詞・副詞を変形させたり、必要な語をくっつけるだけです。

 

6・否定表現~否定の意味を付け足す~

(0)否定表現のポイント

否定表現も結局は「くっつける」で学んだことと同じです。「not」や「no」などの否定を表す表現を適切にくっつければいいのです。いわば「否定の意味を修飾する」ようなものでしょう。

 

(1)否定表現の表し方

I am a dog. →元の文

I am not a dog. →「a dog」を否定するために「not」を付け足した。

 

He attended the meeting. →元の文(過去形)

He didn't attend the meeting. →否定したいのは「attended the meeting」。その前にnotを付け足した。助動詞doの過去形didも忘れずつける。

Money is left. →元の文

No money is left. →「money is left」を否定する「No」を文頭に置く。強い否定の意味を持つ。

他にも否定表現はありますが、やるべきことは同じです。否定の意味を持つ語を適切な場所に付け足すだけです。

 

7・疑問文~倒置を使った表現法、重要なことは左に来る~

(0)疑問文のポイント

疑問文もその作り方の基本はこれまでと同じ。元の文を意識して、それを作り変えるだけ。ただ少し違うのは、語の入れ替え(倒置)が必要になるということです。倒置が必要になるのは、元の文と異なるニュアンスを表すなど、元の文に変化があったことを表示するためだと考えられます。

 

(1)疑問文の作り方

まず、YesかNoで答えるべきタイプの疑問文です。ここでの倒置は、元の文になかった疑問のニュアンスを加えるための手法だと考えられます。

This is your bag. →元の文

Is this your bag? →Be動詞と主語の倒置によって疑問文を作る。

 

She can swim. →元の文

Can she swim? →助動詞と主語の倒置によって疑問文を作る。

 

You (do?)go to school. →元の文

Do you go to school? →助動詞と主語の倒置によって疑問文を作る。元の文に助動詞「do」はないが、肯定文の時には「do」が省略されていると見ていいのではないだろうか。なお、否定文の時には必ず「do」が存在する。

You have written it. →元の文(現在完了形)

Have you written it? →動詞haveと主語の倒置によって疑問文を作る。

 

次は具体的な答え(疑問詞が指し示す何か)を求めるタイプの疑問文です。

John teaches you English. →元の文

Who teaches you English? →疑問詞「who」は、Johnを指しています。ここは倒置不要。Johnを「who」に入れ替えただけだからである。

 

You have an ice cream for dessert. →元の文

What do you have for dessert? →疑問詞「what」は、an ice creamを指しています。ここでのポイントは2つ。「重要なものは左に来る」という英語の基本ルールと倒置。

What do you have for dessert?という英文は「an ice cream」を聞き出すことが目的なので、それを指し示す疑問詞「what」が一番左に来ている。そして、ここでの倒置は、元の文の語順を入れ替えていることを表示するためにされていると考えられる(※)。

※You have an ice cream for dessert. →You have "what" for dessert?→"What" do you have for dessert?という形で変形していきます。日常英会話で「Have what?」などというくだけた疑問表現は度々耳にします。

 

You came here by taxi. →元の文

How did you come here? →疑問詞「how」は、by taxiを指し、それを聞き出すために使われています。疑問文の成り立ちは、既に説明した通りです(※)。

※You came here by taxi. →You came here "how"? →"How" did you come here?

 

8・命令文と感嘆文~重要なことは左に来る(part2)~

(0)命令文と感嘆文のポイント

命令文や感嘆文も疑問文や否定文と同様、元の文に手を加えることで作ることが出来ます。特に「重要なものは左に来る」という英語の基本ルールを意識して見ていきましょう。

 

(1)命令文の作り方

You must sit down. →元の文

Sit down. →「You must」を取り除いた。動詞sitが文頭にあり、本来動詞が置かれるべき場所ではないところで活躍している。よって、ここでは動詞の原形にならなければいけない。

 

You open your textbook at page 77. →元の文

Open your textbook at page 77. →代名詞「You」を取り除いた。動詞「open」は原形である。

 

(2)感嘆文の作り方

He is a awesome baseball player. →元の文

What a awesome baseball player he is! →「what」は、何かを指し示すニュアンスの語であるが、特にモノを指し示すのに使う。この文では「a awesome baseball player」を指して感嘆のニュアンスを加えていると言える。

なお、感嘆文で倒置は起こりません。例えば「What a awesome player is he?」になると疑問文になってしまうからです。

 

This soup is fantastic. →元の文

How fantastic this soup is. →「how」も何かを指し示すニュアンスの語であるが、特に状態・性質(形容詞や副詞で表現できるもの)を指すのに使う。この文では「fantastic」を指して感嘆のニュアンスを加えていると言える。なお、ここでも倒置が起こらないのは同様である。

 

9・入れ替える~まとまりをとらえる~

(0)英文表現の幅を爆発的に広げるテクニック

ここまでは、基本的な英文の作り方に触れてきました。ここからは、応用編といっていいと思います。ただ、英語圏の本ではバンバン使われる表現方法ですので、英文を理解するためには、必ず知っておくべき内容です。

ここでのポイントは、基本的な構造の英文についてその構成要素を「入れ替える」ということです。英文を複雑化するテクニックとしてすでに「くっつける」を紹介しましたが、これと双璧をなす重要なテクニックです。

 

(1)名詞句・名詞節・動名詞に入れ替える

He is wrong. →元の文

To tell a lie is wrong. →動名詞「he」を名詞句に入れ替える。

Punishing is wrong. →動名詞「he」を動名詞に入れ替える

That he said is wrong. →動名詞「he」を名詞節に入れ替える。

英文の構造上(文型上)名詞が使える場所であれば、名詞句・名詞節・動名詞いずれにも入れ替えることが可能です。これらは、名詞として働くものだからです。

※2(2)英文の構成要素を参照

 

例えば、The point is it.という英文を入れ替えて見ましょう。

The point is it. →元の文

The point is to start the task right now. →「it」を名詞句に入れ替える。

The point is hitting her before him. →「it」を動名詞に入れ替える。現在進行形ではない。「be動詞+現在分詞(~ing形)」と覚えていると間違える。

The point is that he made a big mistake. →「it」を名詞節に入れ替える。構造確定動詞は「is」であるから、時制は現在である。that節の中に動詞made(makeの過去形)がある。これは、that節が「He made a big mistake」という過去の事柄を表現した一つの英文として成り立ちうることを前提とするものである。本来別の英文として構成できるものを「The point is it」の一部に再構成した(「it」と入れ替えた)と理解してもらえればいい。

 

(2)句動詞に入れ替える

句動詞は、複数の語から成り立つ動詞のことです。単体で活躍できる動詞と見た目が違うため難しく感じがちですが、その使い方は動詞と同じです。

 

Children like him. →元の文

Children believe in him. →句動詞に入れ替える。

 

The nurse likes the child. →元の文

The nurse takes care of the child. →句動詞に入れ替える。

 

もっとも、複数の語から成り立つ故、時に不思議なことが起こります。

The nurse takes good care of the child. →もともとは「take care of」という句動詞。

The man broke it down. →もともとは「break down」という句動詞(brokeはbreakの過去形)。

慣れるまでは違和感を感じるかもしれませんが、構造確定動詞を意識して文の構造を見失わないようになれば、問題なく受け入れられるようになるでしょう。

 

(3)分詞・形容詞句・副詞句・形容詞節・副詞節に入れ替える

この辺りは、「くっつける」で学んだことと重複する部分もあると思います。細かな違いに囚われず「くっつける」「入れ替える」という感覚で英文の構造を捉えられるようになれば、英文表現の幅は一気に広がっていくでしょう。

 

She remained silent. →元の文

She remained crying. →形容詞「silent」を動詞cryの現在分詞「crying」に入れ替える。

 

I'm studying hard for me. →元の文

I'm studying hard to pass the exam. →副詞句「for me」を副詞句「to pass the exam」に入れ替える。

 

We'll be back soon. →元の文

We'll be back when she call me up. →副詞「soon」を副詞節「when she call me up」(「call up」は句動詞)に入れ替える。

「どうやったら『英語の基礎』をもっと簡単に自分のものにできるかな?」ということに関心を持っています。

 

個人的な意見としては、日本にある英語の参考書は分厚すぎると思います。

英語でコミュニケーションが取れるようになるためにあんなたくさんの情報は要らないと思います。

 

日本の学校で受ける英語教育は、たくさんの知識を黙って覚えることが出来ない人間を振り落とすためのものではないか?と思えてくるほど尋常じゃない量の暗記が求められます。

 

めっちゃ嫌でした。

文法も「どこで使うねん?」というような文法を教えられ、全然理解できず、つらい思いをしました。

 

「何のために英語を学ぶのか?」をカナダで強く意識した結果、やっぱり学校の英語教育は、自分に合っていなかったなと思いました。

だから、自分に合う英語の学び方を発見しなければと思ったのです。

 

英語を身につけるのにたくさんの実践(読む・書く・聞く・話す)が大事であることは、重々承知しています。

 

「一年で英語を身につけた!!」とかいう宣伝をたまに見かけますが、実際に英語を使って仕事をし、生活している人たちに話を聞くと、「そんなことは普通あり得ない」という答えがいくつも返ってきました。

 

一年という期間での可否を一方的に決めつけるのは乱暴かもしれませんが、いずれにせよ圧倒的な実践を積まないと身につかないものだということは確かだと思います。

 

だから、たくさん実践できる段階を一日でも早く迎えることが大事だと思っています。

得るべき知識についても、実践を積むために必要な知識というものをもっと意識して身につけていくべきではないかと思っています。

海外ドラマを見たり、英語圏の本を読んだり、英語で会話を楽しんだり、そんな日々の中で得られる知識が「本物の英語」の知識だと思います。

そして、それを得るためのものが「英語の基礎」だと思います。

一体それは何なのか、具体的に見つけられたらいいなと思っています。

 

英語が好きな人、英語が得意な人、英語に興味がある人、などなど、メッセージを頂けたら幸いです。

千里の道も一歩より

ABprojectでは法学部・ロースクール生の課題サポートや試験対策も行っています。昨今は、わかりやすい講座が乱立し、無料動画等も増えてきたため、座っているだけで有益な情報がたくさん得られるようになりました。

 

よく言われるのは「受験生の質・レベルが落ちた」という話ですね。これは、司法試験・予備試験レベルだけでなく、大学受験レベル、高校受験レベルでも同じだそうです。

 

指導する立場から見ると、伸びる受験生は、質問力・疑問力が高いと思います。「なぜ?」「自分はこう考えるのだが、間違っているか?」といった主体性を持った勉強姿勢を反映した質問・疑問は、本人の吸収力だけでなく、教える側の熱量にもつながりますから当然だと思います。

 

ABprojectではこちらから教えることを最初とするのではなく、受講生のアクションを最初にすることを意識したプログラムを組んでいます。自分で学ぶことは、知っている人から教えてもらうよりも一見非効率かつ非合理的に見えるかもしれませんが、長い目で見たときの成長率に大きな差が出ると思います。

 

わかりやすい講義を理解した受験生は、初速が早いです。すぐにある程度の成果を出します。しかし、予備試験・司法試験が大きな山であることは皆さんもご存じのとおりです。大事なのは、初速ではなく終速まで減速しない伸びです。それが理解できる方は、きっとABprojectの指導方針に共感していただけるはずです。

 

予備校答練の罠

ぜひ一度は日本一丁寧なAB projectの添削指導を受けてみてください。全受験生が必ず新たな「気づき」を得られることを保障します。 

 

さて、今回は、答練の受講期が早すぎる問題です。

多くの方が「早すぎる答練への移行」により過去問対策を疎かにし、かつ雑文を羅列するという悪い癖をつけ、お金をどぶに捨てているのが現実だと思います。

多くの答練受講生が予備試験・司法試験の本番で満足のいく成績を残せていないのがその証拠です。ある司法試験合格者の言葉を借りれば答練というのは「解き捨ててくる」ものです。すでに十分な論文力がある受験生が本番でも確実に合格点をとれるよう実戦経験を積むためのものということですね。

 

過去問から学べることは多いです。その数は週1で書いても一年で終わらないほどになりました。個人的な感覚では過去問をきちんと理解しようとしているうちに試験日が来て、過去問が分かってきたと思っているうちに合格してしまっているように感じました。それくらい、過去問研究は奥深いものです。解説等を読んで「わかったつもり」になっているようではまだまだです。

何がまだまだなのか知りたいという方はぜひ下記リンクからAB projectの過去問添削をご利用ください。

 

以下、独自の論文力養成プログラムの特徴です。

論文力養成プログラムの大きな特徴は、3つです。「①短文問題演習を取り入れている②制限時間なしの演習がある③テキスト等を参照してもよい場合がある」です。

 

①は法律問題に対して文章で解答することに慣れてもらうことが目的です。それと同時に短答式問題に対する正答率アップも図っています。

 

②はとにかく「きちんと起案する」という習慣をつけてもらうことが目的です。答案の型を身につけないうちから制限時間内に書こうとすると雑文の羅列に終わり、かえって悪い書き方の癖が身についてしまいます。はっきり言って、逆効果です。

 

③は正しい知識の下で「きちんと起案する」という習慣をつけてもらうことが目的です。「テキスト等を見ながら演習して意味があるのか?」と思われるかもしれませんが、テキスト等を参照しても知識の不理解があれば、それは答案上に表れます。経験のある添削者が読めば一目瞭然なので安心してテキスト等を参照しながら解答してください。当然、基本知識の確認にもつながります。

 

ご自身がどのレベルに到達しているかは、豊富な経験のある添削者が責任を持って判断します。具体的な目標を持ちながら日々レベルアップを目指して論文演習に励むことは大きなやりがいにつながり、着実なレベルアップを期待できるでしょう。

論点を抽象化すると一定の法則性が見える!

 

さて今回は、予備試験・司法試験の論文式試験攻略のポイントをお伝えしようと思います。論文式試験攻略において大事なことは、ズバリどんな問題が出題されても「それなりに」書ききることです。

論文式試験が苦手な受験生の共通点として、「完璧」を目指しすぎるという点があります。そもそも、超難関試験である予備試験・司法試験の問題ですから、100点がとれるような簡単な問題が出るわけがありません。合格ラインも100点満点中50点を切る程度のものです。ですから、「それなり」に書ければ合格できます。よくある自滅パターンは「それなり」以上の答案を書こうとして、途中答案になったり、知識の裏付けがない論述でミスを連発したりするパターンです。まずは、この点を注意しましょう。

 

ここからが本題です。コンスタントに「それなり」の答案を書き続けるためには、その問題に対して「何を答えればいいのか」が分からなければいけません。そのために、皆さんは膨大な法知識をインプットするという何とも心が折れる作業をするわけです。

ですが、ここで大きな勘違いをする人がいます。「合格者は基本知識が正確だ」という指導者の話を鵜呑みにしてとにかくたくさんの知識を記憶しようとする人です。これは必ずしも正しい勉強法とは言えません。確かに正確な知識が豊富であることは大きな武器になりますが、それは受験勉強の中盤から終盤にかけてすべきことです。

 

まずすべきことは、法律問題を解くのにどのような情報が必要で、どのようなタイプの問題にどのような情報を使うのか、ということを理解することです。この分析なくインプットを継続することは、武器の使い方を知らないまま武器の数だけ増やすという非効率的な勉強法です。使い方を知らない武器を持っていても動きづらくなるだけです。

逆にこの分析から始めると、知識を整理しながらインプットを進められますし、法律問題がある程度パターン化していることを理解できます。それはつまり法律学習に「予測可能性」が生まれてくるということです。

短期合格者の特徴として「一歩先を読める」というものがあります。目の前に現れた法律問題がどういう展開で結論に向かうのか、今読んでいる項目の知識は実際の問題でどう使われるのか、「予測」しながら勉強できるから無駄なく合格に向かっていけるのですね。タイトルにある「目の付け所を理解する」とは「予測」がキーワードであると言えるでしょう。全体像を把握するというのも同じ趣旨と言えるでしょう。

 


法学のコンパス1は、「法学の基礎基本」をわずか十数ページにまとめたコンパクトな一冊です。

特に法的なものの見方や考え方をシンプルにまとめてありますので、これから法律学習を始めるという方はもちろん、ある程度学習を続けてきたものの伸び悩んでいるという方にも「成長のきっかけ」を提供できるのものになっていると思います。

基礎基本を大切にするABprojectの基本テキストと言ってもいい一冊です。
目次は以下の通り。

0・はじめに
1・法を使う前提
(1)法律問題とは
(2)正義とは
2・法的な見方考え方
3・法の使い方
(1)法的三段論法
(2)条文の使い方
(3)法解釈の仕方
4・判例の学び方
(1)判例とは
(2)判例の機能
(3)判例の学び方
5・理由付けの方法
6・学習段階の螺旋的構造
7・あとがき



法律は道具であるという当たり前のことすら意識していないのですか?

 

法律は世の中に発生した紛争を解決するための道具です。道具理論というのは、ただそれだけのことが言いたかっただけで、あまり大した意味はありません。ただ、この点を意識していないがためになかなか法律の本質にたどり着けず、何年もの時間を費やしついには挫折するという方々を受験生時代から多く見てきました。

 

道具というと例えば「ハサミ」というモノがあります。ハサミを使って紙を切ることが出来ますか?出来るならそれはどうやって出来るようになりましたか?

そうですね。実際にハサミを使って紙を切るうちに出来るようになったのだと思います。法学習もそれと同じです。法律という道具を実際に使っていくうちにその切り方(知識)を知り、その扱い方(感覚)を学んでいくのです。

では、ハサミを使って髪を切ることが出来ますか?髪を切るだけなら誰でも出来るかもしれませんが、上手に髪を切るとなるとどうでしょう?美容学校等で専門的に学ばなければならないかもしれませんね。法律の専門家を目指すというのも同じことです。法律を学ぶこと自体は独学でも可能ですが、より高度な知識・技能を身につけるために高度な教育が必要になります。

その教育の中では、インプット(ハサミを手に入れる)ももちろんですが、アウトプット(ハサミを使う練習)がとても大事だと言えます。道具は使ってみて初めてわかることも多いですし、そもそも何度も使わなければ使えるようにならないからです。

 

では、道具を使えるようになるために、何を意識しますか?説明書の端から端まできちんと読んで覚えることでしょうか?そういう人もいると思いますが、多くの方はあまり説明書を読まないですよね。使いながら学んでいくことが多いと思います。そしてその時意識するのは、使い方の「コツ」ではないでしょうか。

法律も同じです。使い方の「コツ」があります。それに沿ってある程度使えるようになってきたところで、より高度な使い方を専門的に学んでいくことになります。紙を切ったことすらない人が美容学校に行くケースが稀(ゼロかもしれません)であるのと同じです。

 

最後に法律という道具には、共通する使い方とその「コツ」があることはぜひ覚えておいてください。一見、点々バラバラのように見える法の世界もその本質的な部分ではきちんとつながっています。それが分かれば、きっと挫折知らずの法学習が続けられると思います。以上、道具理論でした。

 

ABprojectでは、道具理論に基づいく学習プログラムで初学者から上級者まで基礎基本を重視した添削指導を行っています。

 

・「1490/10550」とは?

 

令和2年の短答式試験を受験した方のうち、論文式試験予備試験論文式試験で180点以上取れた受験生の数です。

私がこれまで添削指導をしてきた経験では、これを超えるレベルの方は、「合格まであと少し」だと思います。

ケースバイケースですが、その調子で勉強を進めていけば、翌年の予備試験最終合格は夢物語ではないレベルの実力の方が多いと思います。

 

一方「1490/10550」に入れなかった人は・・・。

厳しい言い方になってしまうかもしれませんが、そのままでは予備試験最終合格の可能性はほぼゼロ%だと思います。

点数に表れない「実力差」があると思ってもらっていいと思います。

具体的には、法学基礎力の差です。

 

論文式試験に進めなかった人もそうですが、論文式試験に進んだ人でも、基礎力不足の人は少なくありません。

答案を見れば基礎力不足は一目瞭然なので、間違っても予備試験の合格を迎えることはないでしょう。

運の問題でもありません。

実力の問題です。

 

・予備試験最終合格へのルート

 

逆に言えば、「1490/10550」の人たちは、基礎力を身につけられた人たちということが出来ます。

予備試験最終合格を目指すなら、とにかく「基礎力」を鍛えることです。

このこと自体は色々なところで叫ばれていることですが、実際に「基礎力」に特化して指導している場所は少ないと思います。

法科大学院も、司法試験予備校も、すぐに基礎基本とは名ばかりの高度な内容に着手しようとしているように見えます。

実際、司法試験の採点実感でも毎年のように基礎的な部分が十分に身についていないと指摘されています(知らない人は読んでください)ので、司法試験受験生ですら基礎力の不十分さがあるのでしょう。

 

ちなみに予備試験合格者の司法試験合格率は知っていますか?

89.36%だそうです。

当然の結果です。

「基礎力を身につけた人=予備試験合格者」なのですから。

法学基礎力が問われる司法試験でも無双するはずです。

 

・ABprojectのターゲット

 

ABprojectは、指導開始当初から一貫して「法学基礎力」の強化にこだわった添削指導を展開しています。

正直なところ、これ以外に興味はありません。

詳しい判例の理解や学説の議論など、高尚な法律論は、「法学基礎力」が身につけば自分でどんどん学んでいくことが出来ます。

これらを分かり易く教えてもらわないと理解できないというのであれば、それは「法学基礎力」が足りていない証拠です。

 

だから、ABprojectでは、基礎しか教えません。

その代わり、基礎を徹底的に鍛えます。

基礎ができるまで何度でも答案の細かい部分まで指摘して、「法的なものの見方や考え方」を指導します。

法的三段論法もきちんと身につけてもらいます。

「法学基礎力」だけにとことんこだわるからこそ、そこに妥協はありません。

 

さて、話を戻します。

「1490/10550」の話です。

「1490/10550」に入れなかった方(約9000人)は、全てABprojectのマーケティングターゲットです。

法律の海で溺れている約9000人の皆さんに泳ぎ方(=法学の基礎力)をお伝えし、とりあえずゴール地点がある陸(予備試験合格・司法試験合格)までたどり着いてもらうことを目指します。

 

陸に上がった後は、もう大丈夫です。

ご自身の力で合格をつかみ取って頂くだけです。

「法学基礎力」を身につけるとは、換言すれば、自ら学ぶ力を身につけるということです。

 

ABprojectの3つの基本理念を一人でも多くの方と共有できればと思っています。

https://coconala.com/services/1720432

 

「法的なもの見方や考え方」をまとめたABprojectの基本テキスト。

https://coconala.com/services/1501785
https://coconala.com/services/1501806