子どもが遊びながら「物を大切にする」という感覚が身に付くような工作を考えてみました!

 

子どもが作れて、しかもちょっぴり嬉しい物って何だろう?遥か遠い昔、私が子どもの頃の記憶をたどり、それで思い出したのが指輪のおもちゃでした。スーパーに売ってたおもちゃで、プラスチックのケースに指輪がずらっと並んでて、当時中々買ってもらえないおもちゃでした。買ってもらえた時はすごい嬉しくて、

 

「今日は~この指輪をしようかな~。いや、やっぱこっち~!」

 

と、指輪を選ぶ楽しさを味わっていました。なので、この工作では指輪だけじゃなくて、箱も作ろうと思いました。指輪をずらっと並べて選ぶのが楽しい感じにしたい!

 

【できるもの】

*紙をねじって、丸めて引っ付けるだけの簡単な指輪

*厚紙をテープで組み立てるだけの簡単なフタつきジュエリーボックス

 

指輪と箱。この二つを組み合わせることで、色んな種類の指輪をたくさん作りたくなるのではないかと思います。

 

【使う材料】

*遊び終わった折り紙

*空き箱

*ティッシュ、花紙などの薄い紙

 

お子さんの指に合わせた適当な長さの折り紙を細長く折ります。

写真は、15cmの折り紙を4等分し、それをさらに半分にした紙(7.5cm×3.75cm)を3回ほど折りました。写真の状態が一回折り。

 

ねじります!

で、端と端にのりをつけて輪っかにします。

お子さんの指に合わせて紙の長さを調節してください。

 

宝石は折り紙を丸めて、折り紙で包んでノリで台座に引っ付けたら完成!

 

 

細長い紙をねじってくるくるキャンディみたいに巻くとバラっぽくなります。

 

箱はパーツをテープで貼り合わせて、

 

好きな紙を貼ります。紙をしわくちゃにして貼るともみ紙みたいになって、高級感が出る気がします。

 

フタを貼り付ければ完成!

 

中に畳んだティッシュを入れればジュエリーボックス完成!

ティッシュじゃなくて、幼稚園などでよく使う花紙のポンポンを再利用するのもいいかも!

こーゆーの↓

 

子育て中の方や、教育に携わる方の参考になれればうれしいです!

 

その様子の動画↓

 

*おもちゃの指輪のちょっぴり切ない思い出*

 

前後の記憶はありません。多分、幼稚園で私が指輪の話をしたのでしょう。

 

「ダイアの指輪くれるって言ってたよね?」

 

と、お友達から突然言われて、私は全然覚えてなかったけど、

 

「う、うん・・・。」

 

と返事をしてしまいました。でも、本当はいやでした。ダイヤの指輪はそのおもちゃの中で一番豪華で綺麗だったからです。家に帰って、

 

「いやだ、あげたくないー!」

 

と母に訴えるも、

 

「約束したんだからしょうがないでしょ。」

 

って言われてしまって。約束した覚えはないけど、「うん。」と言ってしまった私は、それ以上何も言えませんでした。

 

(指輪の事、忘れてくれないかな?)

 

と願ったけど、その子はやっぱりうちに指輪をもらいに来て、しかもお友達も連れてきてて、仕方なく指輪を見せながら、

 

(やっぱり、ダイヤじゃなくてこっちの指輪がいいって言ってくれないかな…。)

 

と期待しましたが、その子はダイヤの指輪を選んでしまいました。そして、他の指輪も欲しがったので、

 

「いいよ。あげる。」

 

って言ったように思います。その子たちが帰った後、豪華な指輪が消えてしまったケースを見て、すごく悲しかったのを覚えています。

 

その反動かはわかりませんが、ダメなものはダメとどきっぱりと言える大人になりました(笑)