子供に言う事を聞かせるのは、簡単だ。


脅(おど)せばいい。



しかし、その恐怖で硬直した瞳には、未来への希望は、無い。


蛇に睨まれた蛙は、結局は、恐怖に竦(すく)み、何もできない。



身動きさえ取れない。


其処に何の可能性や希望が在るのだろうか?



言う事を聞けばいい。


大人が、主導権を握る。



有無を謂わさないなんてね。


教育の風上にも置けないんじゃないかな。