生きるも死ぬも紙一重、其の生死の鋒を 縦横無尽に薙ぎ払い蜻蛉切りが、宙を舞う欣求浄土(ごんぐじょうど) 厭離穢土(おんりえど)、 本多忠勝は、大数珠を引っ提(さ)げ、 戦場を縦横無尽に駆け廻(めぐ)る。 生きるも死ぬも紙一重、 其の生死の鋒(きっさき)を 縦横無尽に薙ぎ払い蜻蛉切(とんぼぎ)りが 宙を舞う。