涙の溢れるが如く
感情・記臆の臨界点(critical point)を超えてゆけ。
嬉しくて涙が溢れてしまうとき
悔しくて涙が溢れてしまうとき
それは記臆の新生する瞬間でもある。
涙は記臆を全く次元の違う惹き寄せの起点・磁力へと昇華してゆく。
悔悟の涙は、二度と犯すまいという決意となり
自分の弱さを乗り越えてゆく確かなる軸・ポール(pole)となる。
記臆の沸騰は涙という姿をもって
気持ちの高鳴り、感情の沸点を上げてゆく。
嬉し涙は、更なる歓びを惹き寄せ
悔し涙は、現状を打破・
感情の沸騰・涙が、溢(あふ)れ溢(こぼ)れることによって
私達は心をリセット(reset)し・研ぎ直し
次なる展開を迎え入れる余裕・余力・心の弾力性を迎え入れる。
心の弾力は、涙によってもたらされる潤いでもある。