本日は「肩甲骨を開く・閉じる」について重点的にご指導いただきました。
最初に各自対人練習を行っていましたが、接触前からぶつかった時に相手にうまく力を作用させることができず、その根本原因のうちの一つが正確に肩甲骨の位置が定まっていないということでした。
「肩甲骨を開く」については昨年末より田中先生より重点的にご指導いただいている項目の一つですが、ややもすれば「巻き肩」になりやすく、会員の多くがその状態に陥り十分に肩甲骨を通じ力が出せていないとのことでした。
そこでまずは肩甲骨を挟んだ状態から始まり、開いた状態へ、さらに両肩扣まで厳密にその状態へのご説明がありました。
また肩甲骨から力を通し放鬆状態を訓練する休息樁のご指導もありました。
その後は各自肩甲骨を意識して站樁や打拳や対練などそれぞれの課題に取り組みましたが、肩甲骨を意識すれば次は骨盤からの力が弱くなり、骨盤を意識すればまた肩甲骨が力む有様で、両方良い状態を保つのに私を含め皆さん苦労されていました。
最後に前回に続き「仕留め」についてご指導いただきました。
いわゆる急所攻撃ですが、これも危険極まりなく、また教わってすぐできるようなものではなく、これまで学んだことが正確に体現できてはじめて使える精妙な技法に感じました。
このような技法を学ぶと、佐藤聖二先師をはじめこれを伝えてきた先人に思いを馳せ、武術を学ぶことの意義や責任を感じ身の引き締まる思いがします。