いつもありがとうございます。

 

感謝で送るお葬式 松岡泰正です。

 

 

 

 

東京の葬儀の現状と問題点について、

 

待機死者問題などに触れてお話しています。

 

 

 

少し前回のおさらいをします。

 

東京では、『待機死者問題』が深刻化しています。

 

 

 

待機死者

 

 

 

つまり、

 

故人様が亡くなられてからの

 

居場所や

 

火葬場・葬儀場もなく

 

運が悪ければ古びたアパートの一室で

 

エアコンをつけて1週間以上の集団放置を余儀なくされる

 

 

 

その状態のことをいいます。

 

 

死は本来尊く、厳かであるものです。

 

 

 

しかし、地域によっては

 

どれだけ社会に貢献した人でも、

 

そのような死に際になる可能性があるのです。

 

 

 

 

 

さらに、東京と地方ではもう一つ大きな格差があります。

 

 

 

 

 

 

価格 です。

 

 

 

 

 

故人様が亡くなられてから、

 

様々なことに金銭が発生します。

 

 

 

安置をするために

 

火葬をするために

 

 

そして、

 

葬儀をするために。

 

 

 

それらは、

 

残されたご遺族様がお気持ちも含め

 

可能な予算内で決定してきます。

 

 

 

が、

 

 

 

 

地方に比べてあらゆる価格がとにかく高い。

 

 

 

例えば、

 

地方であれば数千円の火葬料でも

 

東京での負担は七万円以上にのぼることも。

 

 

 

それに加えて

 

葬儀場や墓地などもあまりに高額です。

 

 

 

 

悲しいかな

 

死に際を諦めなければならない状況が

 

東京にはあるのです。

 

 

 

 

この格差を東京に住む人達は知りません。

 

その時が来た時にはじめて、

 

色々なことを諦める…。

 

 

 

これは、

 

故人様にとっても、

 

残されたご遺族様にとっても、

 

幸せな「死」ではないですよね。

 

 

 

 

幸せに生まれ、幸せに生きて、幸せに死ねる。

 

 

日本中どこへいっても

 

こんな当たり前のことが出来る国であってほしいものです。

いつもありがとうございます。

 

感謝で送るお葬式 松岡泰正です。

 

 

 

前回、『待機死者問題』に触れましたので、

 

少しその説明をしたいと思います。

 

 

 

 

どのような状況かというと、

 

故人様の行き場がないのです。

 

 

 

 

まず、

 

火葬場に空きがありません。

 

早くて三日、通常一週間先だと言われます。

 

 

 

では、その間にお葬儀を先にしたいと考えても、

 

葬儀場がありません。

 

こちらも一週間以上先…。

 

 

 

それまでの間、

 

安置所… つまり、冷蔵庫での集合保管となります。

 

 

 

 

冷蔵庫ならまだいいのですが、

 

運が悪ければエアコンが付いている

 

古びたアパートの一室での集団放置…。

 

 

 

私は、死には尊厳があると思っています。

 

 

 

なのに、どれだけ社会に貢献したお年寄りでも、

 

まだ小さい子どもでも、

 

 

誰もが寂しく待機死者となりかねない。

 

 

 

地域によっては、

 

こんな状況が現実にありうるのです。

 

 

 

 

葬儀業界では当たり前のこの現実も、

 

一般に知られることはあまりありません。

 

 

 

だから、いざとなったときに

 

初めてその実態を知り、愕然とするのです。

 

 

 

 

これが、『待機死者問題』です。

 

 

 

 

 

さらに、追い打ちをかけるように

 

東京と地方では価格の差が大きくあります。

 

 

 

このお話は、また次回。

いつもありがとうございます。

 

感謝で送るお葬式 松岡泰正です。

 

 

 

早いもので4月も終わりに近づいてきました。

 

新生活が始まったみなさんは少し慣れてきた頃でしょうか。

 

 

 

 

私は、岐阜県の小さな町で生まれ、

 

今は東京に住んで2年以上が経ちました。

 

 

 

住む場所が変われば、

 

環境はもちろん、

 

気持ちも変わります。

 

 

 

 

実は、葬儀の事情も地域でかなり変わってきます。

 

 

 

私の生まれた地域では、

 

今でもほとんどが一般葬や家族葬です。

 

 

 

しかし、

 

東京では

 

一般葬や家族葬をすることがむしろ困難なのです。

 

 

 

 

葬儀をする環境が

 

驚くほど整っていない都市です。

 

これほど未整備な都市は日本では他に無いかもしれません。

 

 

 

『待機死者問題』

 

 

 

 

この言葉をご存知ですか?

 

待機児童ではありません。

 

 

 

待機”死者”です。

 

 

 

 

2年程前から東京に住むようになり、

 

私は、東京では人は幸せに死ねないのではないか

 

と思うようになりました。

 

 

 

待機死者問題をはじめ、

 

故人様が亡くなられてから葬儀が終わった後までに

 

多くの問題が山積みになってしまっています。

 

 

 

 

私は、葬儀業界にいる一人として、

 

この状況をなんとかしなければならないと感じています。

 

 

 

次回から少し掘り下げながらお話しします。

いつもありがとうございます。

 

感謝で送るお葬式 松岡泰正です。

 

 

 

今の葬儀の在り方には

 

多くの問題点があります。

 

 

 

何度かブログでもご紹介している

 

待機死者問題 や 葬儀の簡素化 など…

 

 

 

どうにかしていかなければならないと

 

感じているわけなのですが

 

 

まず私たちが大事にしなければならないのは

 

やはり『現場』であり『お客様』だと思うのです。

 

 

 

お客様といっても幅広く、

 

お葬式をしてくださったお客様だけでなく

 

わが社の会員制度に入会してくださった方や

 

入会をお考えの方

 

ご縁をいただいてお会いすることができた方も

 

 

 

 

全ての方が大切なお客様です。

 

 

 

 

目の前にいるこのお客様を大事に出来なければ

 

 

新しくご縁をつなぐことが出来ません。

 

 

新たなお客様は生まれないと思うのです。

 

 

 

 

 

まずは、「お客様のいる現場に出ること」

 

 

お客様のお顔をみに訪問してください。

 

 

イベントを開催して、お客様を誘ってください。

 

 

お手紙を出してください。

 

 

ご縁はつなぐ努力をしなければ切れてしまうものです。

 

 

 

 

 

お客様にド真剣であれば

 

お客様との信頼関係が築くことが出来れば

 

お葬式の本当の価値を伝えやすくなることでしょう。

 

 

お葬式の本当の価値や目的を伝えること

 

体感していただくこと

 

 

 

それが、葬儀の様々な問題を解決していく

 

近道ではないでしょうか。

いつもありがとうございます。

 

感謝で送るお葬式 松岡泰正です。

 

 

 

我々葬儀屋は

 

故人様との向き合い方の見本

 

ご遺族様にお見せする必要があるとお話ししました。

 

 

 

積極的に故人様へお声がけをしてください。

 

まるで、生きているかのように。

 

 

 

そして

 

もう一つ担当者に意識してほしいことがあります。

 

 

 

故人様のことをご遺族様に聞いてください。

 

 

 

 

「髪の長いおばあちゃんですね。昔からですか?」

 

「おじいちゃん、どんな仕事されてたんですか?」

 

 

なんでもいいのです。

 

故人様のことについて、何か質問してみてください。

 

ご遺族様が答えられなくてもいいんです。

 

 

 

質問をされると、ご遺族様は故人様のことを考えます。

 

「そういえばそうだったな」

 

「そうだったっけな?」

 

 

 

その質問をきっかけに、

 

ご遺族様同士で故人様との思い出話が

 

始まるかもしれません。

 

 

故人様へ思いを馳せる時間ができます。

 

 

そのきっかけを私たちが作るのです。

 

 

 

 

すると、

 

故人様への感謝の気持ちが湧いてきたり

 

「故人様をしっかり送ってあげたい」

 

という意識が生まれたりすることでしょう。

 

 

 

ご遺族様が故人様へ意識を向けられるお手伝いをすること

 

私たち葬儀屋にしかできない仕事の一つです。

 

いつもありがとうございます。

 

感謝で送るお葬式 松岡泰正です。

 

 

 

今日は私と同じ葬儀業界で働く方に向けて

 

ブログを書きたいと思います。

 

 

 

 

私は、私たち葬儀屋の仕事の一つに

 

故人様との向き合い方の見本をご遺族様にお見せすること

 

があると考えています。

 

 

 

ご遺族様が故人様へ意識を向けられるお手伝いをするのです。

 

 

 

故人様が亡くなられてすぐは

 

誰に連絡をする

 

この後どうする

 

お金は?

 

日程は?

 

色々と混乱しがちです。

 

 

 

 

大切な人の死と向き合う機会などあまりありませんから、

 

故人様とどう接するべきかわからない方が

 

多いのではないかと思います。

 

 

 

 

そこで、私たち葬儀屋は

 

故人様が「まるで生きているかのように」接することが

 

大切です。

 

 

 

その一つが、「お声がけをすること」です。

 

 

 

例えば、誰かを介護している際。

 

お世話をするときに、

 

無言で行うことはありませんよね?

 

 

 

故人様に対しても同じにしてほしいのです。

 

顔を見て、話しかけていただきたい。

 

移動するときには、「移動しましょうね」

 

「お布団、直しましょう」

 

「ちょっと触りますよ。」

 

 

 

それを、ご遺族の方にもお手伝いしていただきながら行うのです。

 

 

 

私たちが故人様と向き合う姿をみて、

 

ご遺族様も故人様と丁寧に向き合うことが出来るようになります。

 

 

 

ご遺体と思わず、生きている人と思って

 

二日間を過ごしていただけたら、

 

故人様にとってもご遺族様にとっても

 

とても幸せなことなのではないでしょうか。

いつもありがとうございます。

 

感謝で送るお葬式 松岡泰正です。

 

 

 

私は、何事も「目的」がとても重要だと思っています。

 

 

地域の小さな集まりなどでもそうです。

 

「目的」が明確でないと、なぜ集まるのかがわからないと

 

やる気も起こらないどころか、

 

休む人が増えたり、

 

文句を言う人が増えたり、

 

その集まりが成り立たなくなっていきます。

 

 

 

こういった集まりや会議など以外にも、

 

買い物にも「目的」が重要です。

 

 

普段、

 

「あぁ、買いすぎた…」

 

「よく考えたらいらなかった…」

 

 

そんな風に後悔してしまうこと、ありませんか?

 

 

 

それは、目的が明確でない買い物だからです。

 

 

 

 

金額が大きければ大きいほど、

 

何のために・なぜその買い物をするのか

 

目的が明確なことが多いのですが、

 

 

 

その点、葬儀は少し特殊で、

 

準備期間があまりありません。

 

 

 

例えば、車を買うときなら、

 

 

子どもが小さいから、開け閉めにいいようにスライドドアで

 

何人家族の予定だから、大きな車で

 

その辺まで行ければいいから、小さな車でも

 

 

家族で話し合って、

 

目的に合わせて車を選ぶことが多いと思います。

 

 

こういった準備をする時間をもつことができますが…

 

 

 

 

葬儀は基本的に準備の時間がありません。

 

 

故人様が亡くなられて

 

色々なところに連絡して、手続きをして…

 

 

慌ただしい中で、

 

それがなんのための葬儀で、

 

故人様の「最後の印象」をどのようにして送りたいか

 

話し合う時間などあまり持つことができないのが

 

現状かもしれません。

 

 

 

だからこそ、葬儀の担当者には

 

打ち合わせの中で

 

「ご遺族様に話し合っていただく時間」を

 

とれるようにしてほしいのです。

 

 

 

ご遺族様の中に「葬儀の目的を話し合おう!」と考える人は

 

いらっしゃらないと思います。

 

 

 

でも、一番大切なのは

 

「葬儀の目的」なのです。

 

 

 

それをお伝えできるのは、私たち葬儀屋だけです。

いつもありがとうございます。

 

感謝で送るお葬式 松岡泰正です。

 

 

 

葬儀は尊い儀式です。

 

誰もがきちんとした形で、

 

感謝され、

 

尊厳を守られ、送られるべきだと思っています。

 

 

 

ただ、

 

それぞれのご家庭で「予算の幅」が存在します。

 

 

 

出来ること、出来ないこと

 

それぞれの事情がありますよね。

 

 

 

 

そんな中、お葬儀を行うにあたり

 

共通して重要であり、大切にできること。

 

 

 

それが、「お気持ち」です。

 

 

 

「お気持ち」とは、

 

故人様の最期の印象をいかによくして送って差し上げるか

 

ということです。

 

 

 

 

普段、大勢の人の前に立つとき、

 

 

皆さん身なりを整えますよね。

 

 

洋服を選ぶ。髪を整える。

 

 

お化粧をする。

 

 

少しでも相手からよく見えるように準備をすると思います。

 

 

 

 

しかし、最期にお見送りに来て下さる方を前に、

 

故人様自身は何もすることができません。

 

 

 

 

「寂しい最期だった」

 

「幸せな最期だった」

 

 

 

実は、

 

 

 

そんな最期の印象をつくるのは故人様自身ではなく、

 

残されたご遺族様なのです。

 

 

 

 

 

故人様を送るご遺族様には、

 

 

故人様が生きていたら、

 

大勢の人の前に立つときに

 

どんなことに気を付けるだろう?

 

 

どんな準備をするだろう??

 

 

 

そんなことを考えて

 

葬儀のお打合せをしていただきたいのです。

 

 

 

その「お気持ち」を何より大切にして

 

お葬式を選んで、執り行っていただきたいと思います。

いつもありがとうございます。

 
感謝で送るお葬式 松岡泰正です。
 
 
 
 
死を身近に感じると
 
人は真剣に自分の生き方を考えるようになります。
 
 
 
やり残していることはないだろうか?
 
今出来ることを精一杯やろう
 
喧嘩はその日のうちに終わらせよう
 
 
 
日々の生活の中で、
 
忘れてしまいがちなことを思い出すことが出来ます。
 
 
 
私も、父の双子の兄である伯父が亡くなった時、
 
「もっと一緒の時間を大切にしたい」
 
そんなことを思ったのです。
 
 
 
死と向き合った時にしか実感できない
 
美しい心があると私は考えています。
 
 
 
通夜や葬儀の時間を通して、
 
残された人々は故人様への想いを巡らせ、
 
これからの自分たちの生き方を考えるのです。
 
 
 
別れの場をきちんと作ることは、
 
故人様にとっても
 
残された人々にとっても
 
とても大切なもので
 
お葬式は、そんな尊い儀式です。
 

いつもありがとうございます。

 
感謝で送るお葬式 松岡泰正です。
 
 
 
突然ですが、私にとって
 
私の祖父は”我が家のヒーロー”です。
 
 
 
しかし、元々私はそんな風に祖父を見たことは
 
ありませんでした。
 
 
 
小柄で、いつもニコニコ。
 
田んぼの世話をしている。
 
 
祖父に対して、
 
そんな印象しかなかったのです。
 
 
 
それが、ある時突然
 
私にとってのヒーローになりました。
 
 
 
 
きっかけは
 
 
 
『祖父のお葬式』です。
 
 
 
 
 
祖父が亡くなり
 
お通夜が終わった頃だったと思います。
 
 
ふと、祖父の思い出話になりました。
 
 
 
農業を営んでいた祖父にとって、
 
 
田んぼは家族が生きていく上で必要なものでした。
 
 
 
その田んぼを守るために、
 
雪解けの冷たい水が流れるような時期に
 
側溝に自ら入り
 
自分の体を使って
 
水の流れを変えたことがあるそうなのです。
 
 
 
 
そんなことをしたら、
 
命を落としかねません。
 
 
 
 
祖父が命をかけて家族を守ってくれたから
 
私は生まれてくることができました。
 
 
 
祖父のお葬式で
 
初めて聞くことができたこの思い出話があったから
 
私は祖父に対して
 
深い感謝の気持ちを持つことができました。
 
そして、祖父は私にとってのヒーローになったのです。
 
 
 
お葬式では、
 
故人様の生前の姿に触れることができます。
 
 
 
思い出を語り合い、
 
日々の生活の中で忘れてしまいがちな
 
感謝の気持ちを思い出すことができるのです。
 
 
 
これが
 
本来のお葬式の形。
 
『感謝で送るお葬式』
 
なのだと思います。