2009年10月07日
JPN350
朴ミンソン
日本語ポートポリオ2回目
ホルモー六景:簡単な紹介と
「ホルモー六景」は万城目学の青春ファンタジー小説で、全6編の短編集になっている。作家の前作、「鴨川ホルモー」の続編であるが、時間的には同じタイムフレームになっている。
万城目学の作品は主に京都を舞台で、この作品も例外ではない。作品の中に登場するすべての人物はなんらかの形で京都と縁があり、卒業生の話で東京が舞台の「第五景:丸の内サミット」以外はすべて京都の街でストーリが展開されている。
この作品の作中設定の中、もっとも重要なのはタイトルにも入っている「ホルモー」と言う競技で、この奇妙な競技には京都産業大学玄武組、龍谷大学フィニックス、立命館大学白虎隊、京都大学青竜会の四つ大学サークルが参加している。競技は各10人で構成されたチームの戦いで、一人100匹ずつ、つまり1チーム1000匹の鬼を、オニ語という特別な言葉を使い、争う。そして相手の鬼を全滅させるか、代表者を降参させることで勝負が決められる。「ホルモー」の歴史は約1000年と言われている。一見、読んでいて最初は“絶対ありえないし、何てことないじゃん!”と思ったが、読んでるうちにどんどん楽しくなり、本当にこういう競技があり、それを楽しめることができたらいいなと思った。