「正しいノートのとり方」は、日々の学習の要です。NGパターンについて書いた、以下項目のうち、いくつ当てはまりますか?

*同じノートに複数の教科を書いている
*行間を確保していない
*字が見づらい(キタナイ)
*字が小さい
*赤や青など色ペンを使って工夫して書いていない
*黒板に書かれたことしか書いていない

学校の先生もよくノートを集めてノートチェックをすると思います。
ノートを見ると、勉強についてどのように取り組んでいるか?という姿勢が見えます。ノートをとることの最大の目的は 「家に帰ってから復習するため」です。
単にキレイに書くのではなく工夫して見やすくまとめたり、板書の文字や図表だけでなく先生の話していることも拾って書き留めることが大事です。
書道で書くようなキレイさでなくて構いません。字そのものはキレイでなくとも例えば字の大きさを揃えたり、色を効果的に使うだけでキレイにまとめられるものです。キレイなノートは、他の誰でもなく自分のためのものです。「うちに帰ったらすぐに見直そう!」って思ったら自然と見やすく工夫するハズ。そうすれば、学校の提出もありますので、先生たちの心象も良くなります。良いことだらけ!笑。
当然です。キレイなノートを見て嫌な気になる人はいません。実際、テストの答案などでもキタナイ字だと「×」をつけたくなる...と以前現役の先生が話していたのを聞いたこともありますし、その気持ち、私もちょっとだ解ります。
つまり、キレイなノートで損をする人はいないのです。

前述の通り、範囲の定められた学校の定期テストでは、学校の授業で先生が話した内容が出題内容に反映されていることも多いですし、ノートをしっかりとる習慣をつけることはそれくらい大切なことなのです。


...とはいえ、
実際、ノートをとるのは大変なことですよね?
先生によっては、生徒たちがまだ書いているうちに説明を始めてしまう方もいると思いますし、黒板を書きながら解説をする先生もいるでしょう。ノートを書くことばかりに集中して、解説を聞かないのでは本末転倒。ノートをしっかり取りながらも、先生の話すことをしっかり聞き、発表や質問もしなくてはならない、、授業中は戦場です。ノートだけに専念できないのが実情です。

僕はノートをとるのが他人より遅いなぁ、、とか、ノートを書き終わる頃には先生がもう次の話をしている、、など、皆さんも身に覚えがあるのではないでしょうか?

そこで提案したいのが「2冊目のノート」を作ること。

授業中は先生の話を聞くことを最優先にして、ノートは自分にしか読めない走り書きでも良いです。うちに帰ってからすぐに
(記憶に新しいうちに)「2冊目のノート」にキレイにまとめることで、記憶の定着化が図れます。短期間内に複数、同内容を学習することで忘れづらくなるのです。

これを各教科分、継続して行うことはなかなか努力を要しますので、まずは1〜2教科に絞り込んで(国語や社会、理科がオススメ!)やってみましょう!!

ノートづくりは学習の要。

皆さんの今後の勉強の参考にしてください。健闘を祈る!!(^。^)