今日は中学3年生、個人面接の練習をしました。二月に私立入試、三月に公立二月を目前に控えた彼らにとってはその出来不出来が死活問題。自分を良く見せるわざに長けている者はきっと学校生活でも先生や周囲のクラスメイトに良い印象をアピールしてこれたはず。ただ、それがあまりにも露骨すぎると可愛げが無くなる。うまく喋ろうと思って何回も何回も練習した感が見えてしまうよいなアナウンス口調は往々にして抑揚や感情を遠ざけてしまう。自分らしい表現で、いつも使わないような言葉たちを使って、ほんの少し背伸びしたくらいの面接の所作。緊張が過ぎてもいけないし、逆にヘラヘラした態度でも印象は良くない。丁度いいくらいのパフォーマンスで、自分の身の丈にあった口調やリズムで思いや考えを話せたなら、きっとそれが自分らしさだと思うよ。


頑張れ!