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風光明媚な所にあるフロイデン山荘です❤(私もこーゆー別荘が欲しいです〜❤︎)

 

 

 

(11)伯爵夫人って実は・・・??

 

 

さて、ここまでアンネローゼの少女時代・王宮の様子・衣装・住まい&家族友人について語りました。とはいえ彼女自身について

あまり語っていないので、ここで私なりのアンネローゼに対する思いを述べたいと思います。

 

 

グリューネワルト伯爵夫人アンネローゼは物語の主人公ではありませんが、主人公の姉に当たる重要人物です。

 

 

銀河帝国の貴族とは名ばかりの貧乏な境遇(たぶん彼女の人生の最初には屋敷があったのでしょうけれど)から、時の銀河皇帝の寵姫となり(←ここでグリューネワルトの伯爵夫人を賜る)後には主人公の弟が皇帝の座を簒奪、本人の意思とは関わりなく大公妃となる、傍目にはめっちゃすごい出世街道まっしぐら~な女性です。

 

 

しかしながら彼女自身はその聡明さ故にとても慎ましく語弊的に言うとひきこもり体質(←え?違うの?)な女性です。

まぁ作者が同じ別作品の『アルスラーン戦記』ナルサス卿と一緒で隠棲が好きなだけなのです(←え?もっと違うの?)

 

 

 

・・失礼しましたm(__)m

 

 

少々真面目に語りますと、確かにコミュニケーション苦手な部分はありますが(それは弟もかなりありますので)彼女は子供の時から大人の役を演じないといけない環境におかれていました。

 

 

母親はおそらく他界、父親はアルコール依存症で生活破綻者という状態でした。その中で生きていくにはかなり苦労があったと思われます。本来はもしかすると笑顔いっぱい&溌溂とした女の子の素質が家庭環境、さらには社会によって封じられていたという見方もできます。そういう状況で清く生きてきて、それで権力者から一方的に拉致される(合法的に)というなら、それはもう将来に目を向けず「私には過去があるだけ」と過去しか見ることのできない生き方になるのも、やむを得ないところなのかもしれません。

 

 

弟のために上手になったお料理&手芸&家庭管理の技術も、寵姫時代には否定されること多分に生じたものと推察されます(まぁお話の中のことなのですけどね)そうしたままならない状況で、自分の立場をわきまえて聡明であり続けるいうのは、結構すごいことだな~と思い、学生の頃はお気に入りのキャラクターでした。辛抱と忍耐を強いられた彼女の苦労を思えば、ひたすら目的のために駆け上がれる弟たちの苦労などねぇ~なんちゃって(笑)

 

 

 

そういうわけで、私のアンネローゼに感じる魅力は↓↓です。

 

 

まず美人~(やっぱり外見から・・金髪碧眼最強です)

控えめだけど芯が強い

思慮深いけれど口が堅い

実は弟に負けない覇気(やっぱり天才の姉なのですよ)

卓越した忍耐力

権力の中枢にありながら権力を求めない慎み

慈愛の精神(対ベーネミュンデ侯爵夫人を始めとして)

女性らしい美しい仕草・上品な言葉遣い

家事全般のプロ能力

衣装の好み(≧▽≦)

 

 

正直、皇帝が手放したくないのは分かりますよ(笑)

 

 

 

グリューネワルト伯爵夫人は物語の最後まで生きる女性(幾らか死を予感させるものもありましたが)なので、まぁ願わくばそのまま時が止まるよりも、将来に目を向ける新しい生き方もできる女性になって欲しいなぁ~と読了して〇〇年以上経ってから思うようになりました。これは私のほうが年齢を重ねて経験値が増えたのこと意味するものでありますが(*^-^*)

 

 

自分が子供のときに読んだ本が、大人になって読むとまた違った面が見えるのが、読書の魅力・本懐でしょうね(^_-)-☆

 

 

 

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(12)フロイデンの山荘

 

 

フロイデン山荘の話はアニメ版全110話中のたった1話にしか登場しません。でも描写が美しくて、特に第2期のシリーズでは一番印象に残っています。

 

 

物語としては、腹心ジークフリートを失いながらも帝国宰相となったラインハルトが、姉アンネローゼに山荘の護衛許可をお願いする話です。

姉弟はジークフリートが亡くなってから別々に暮らすようになりました。直接姉に会うことができないラインハルトは、首席秘書官のフロイライン・マリーンドルフに依頼をし、アンネローゼの住む山荘を訪ねてもらうようにします。

 

 

 

それでは、フロイデン地方描写のスタート~~♬

 

 

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フロイデン地方は、帝都オーディンと同じ惑星ですが、北地方にある景勝地で、貴族たちの別荘の多い地区です。

 

画像の雰囲気からしてモデルは南ドイツ・フュッセンにあるノイシュヴァンシュタイン城 近辺のような気がするのは私だけ?←細かい
 

 

 

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目指す山荘が見えてきました~(^O^)/
 
 
小説のうろ覚えですが、山荘は湖に突出しているY字状の半島の
先にあった・・気がします。
この建物はアンネローゼが寵姫グリューネワルト伯爵夫人になって初めて休暇が取れたときに、ラインハルトとジークフリートと3人で一緒に過ごした想い出の山荘なのです(大雨でずっと山荘の中で過ごし、歌を歌っていたような??これもうろ覚えです)
 
 
 
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山荘の入り口~(*^^*)
 
 
さらにうろ覚えですが、山荘への入り口の樫の木の門扉はいつも開かれている状態でした。アンネローゼらしいのですが、他方でVIPの人間が無警戒すぎるという指摘もあるらしい?です。
 
 

 

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目的の山荘に到着~(≧▽≦)
 
 
左側にグリューネワルト伯爵夫人の後ろ姿。植木鉢の花々に水を注いでいます。

 

 

 

 

 

 

気品ある如雨露と蘭の鉢植えが印象的です。この蘭は当然想い出の蘭でしょうね。

 

 

私はアニメの小道具アイテムはよく見てる?ほうで、銀河英雄伝説ではないけれど、例えばアニメ三銃士に出てきたルイ13世の妃、アンヌ王妃の「ダイヤの首飾り」など特にお気に入りで―、

 
 

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昔々のことですが、将来、自分のウェディングのときはこういうデザインが良いなぁ(肩こりそうですけど)とか憧れていました←何と夢見る乙女(笑)

 

 

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ささ~脱線戻しましょ~~~(^▽^;)

 

 

 

山荘の応接間です↓

 

 

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天井の木の梁、木目の壁、組み合わせ石の暖炉など雰囲気の良いロッジ感ですが、調度品はしっかり猫脚です、さすが?伯爵夫人です(≧▽≦)
 
 
 

 

 

長椅子が両方ラブソファなのが良い~❤(≧▽≦)です。

小説によるとフロイデン地方は帝都より2ヶ月夏が短く、2ヶ月冬が長いので、夜は寒いそうで。外の植物は大丈夫でしょうか?←余計なお世話(^▽^;)

 



山荘の客間です(*^^*)↓

 

 

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ほっと落ち着ける空間ですね。アンネローゼに仕える従者コンラートが飲み物の差し入れにきました。コンラートは亡きジークフリートに助けてもらって、アンネローゼの傍で仕えられるように取り計らってもらっているので、伯爵夫人を守りたい意志が特に強いのです。

 

 

 

 
 
様々なカバーには山荘の女主人の手芸の技が発揮されています。
訪れた秘書官のフロイライン(ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ)はアンネローゼとは個性の違う聡明さの輝きを持っていますが、いわゆる女性らしいことが苦手なので、そこは私と似ています~アンネローゼ羨ましいです~(架空のお話ですけれど)
 
 

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さてさて、こんな感じで山荘の描写はおしまいです(*^-^*)
 
 
 
ところで、小説を読んでいた頃の若き日の私は、実は隠遁生活にめっちゃ憧れていました(^▽^;)それで日本に良い場所がないかなぁ~と(ホントはサウンドオブミュージックに出てくるザルツブルクの修道院に憧れて入りたかったのですが、日本語しか話せないので諦めました(笑))社会科の地図帳をペラペラめくっていますと、良さげな場所を発見したのでした。
 
 

見つけた場所はS県の山奥にあるH薙ダムの人造湖です↓

 

 

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地図にあるオレンジの”沼平駐車場”と記載のある横線上から上の半島部分を国から購入し、山荘を建てようと目論んでいました。
隠遁生活に憧れていた私はそれなりに本気でした(遠い目)

 

 

だが、しかし(駄菓子菓子)

 

 

近くにコンビニはないし

虫が嫌いだし←致命的(笑)

近年グーグルマップで景色を見たら、洋風的に今ひとつ風光明媚ではないし←和風的には良いんですよ、和風にはね。

 

 

などなどの問題?が山積しまして、あっと言う間に計画頓挫したのでありました。ちゃんちゃん。

 

 

嗚呼、青春の思い出でございました(^▽^;)

 

 

 

 

 

私の青春の小説『銀河英雄伝説』グリューネワルト伯爵夫人アンネローゼについてのお話は以上になります。楽しかったです~♪

稚拙文のご購読ありがとうございました(感謝!ペコリ)