リュシータファン!?の皆さま、ごきげんよう!
実は、何年も前から温めておいた(笑)学生時代の私の大好きキャラクター『グリューネワルト伯爵夫人アンネローゼ』についての私なりに熱く語っちゃおう会?を全5回シリーズにてお送りいたします。↓このような予定です。
第1回 少女時代編
第2回 銀河帝国の王宮編
第3回 寵姫の装い編
第4回 住まいと家族編
第5回 フロイデン山荘編
ネタバレ満載~ですので(ノイエをご覧になったばかりで)まだ知りたくないよ~という方は、一連の記事をスルーしてくださいますようお願い申し上げます。
※グリューネワルト伯爵夫人とは一体誰?というお方は、小説もしくはアニメの『銀河英雄伝説』をご覧ください。手っ取り早くグーグル先生でクグるという方法もございます(笑)
小説(アニメ)の主人公ラインハルトの姉であるアンネローゼは銀河帝国サイドの影のヒロイン的な存在の女性です。
それではよろしいでしょうか~♪
始まり~始まり~♪
(1)リュシータと伯爵夫人
この小説を初めて手にしたのは私リュシータがハイスクール時代のときです。学校の図書室にあって、全10巻ありました(物理の準備室にもありましたけど)
それを毎日1冊ずつのペースで読んだ(結構早いペース)わけですが、小説の主人公の姉、聡明で慎み深くて美しい『グリューネワルト伯爵夫人』に憧れ&惚れ❤でした。
天空の城ラピュタを見たときには『リュシータ』という名前に惚れた❤のですが、伯爵夫人はその容姿と性格に惚れました。その頃のことを思い出して、現在アメーバピグでは両方をミックスして使っているのです(^^)/
(2)下町の小さなお家?
さて、グリューネワルト伯爵夫人のファーストネームはアンネローゼと言います。もとはアンネローゼ・フォン・ミューゼルという名で、銀河帝国首都星オーディンの何処かのお屋敷にいたものと思われます。
引越して半年も経たないうちに、王宮から使いがやってきました。地上車(ランドカー)という大きな車です。少年時代のラインハルトには姉を連れ去りにきた憎らしい乗り物ですが、大人になるにつれて、当たり前のように乗ることになることを彼はまだ知りません。
帝国の貴族階級は大公・公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵・帝国騎士の順で、ミューゼル家は末席の帝国騎士の家系でした。がっちりカースト社会です。そのためアンネローゼは身分が上がっても後々まで出自が低いと周りから揶揄されることとなります。とはいえ出自以外に彼女に対して悪口を言える点がなかったということなのですが。
一応貴族だったものの、母親は早くに亡くなり?父親がおそらくアルコール依存症で生活破綻者だったため、屋敷も家財も手放すこととなり、下町のこの物語世界では小さな家に引越してきたのは、彼女が14歳か15歳の頃でありました。
未来のお話しなので、これくらい↑のお家は貧乏レベルです。
左側は隣家の庭で家主はハウスで蘭を栽培するのが趣味です。右側がアンネローゼと弟のラインハルトが暮らした家ですが、結講素敵じゃありませんか?バルコニーとかなかなか立派だなーって私は思います。
まぁストーリーの設定が未来なので、そこは深くは言うまい(笑)と思っていましたが、アニメの新銀河英雄伝説(ノイエ・テーゼ)版ではめちゃめちゃ豪邸なのです↓
↑これはちょっと豪華すぎなのでは・・・(^▽^;)
これが↑↑貧乏な人のお家だとすると、ラインハルトたちの学校までの道のりが全部超豪邸ばかりということに・・・(?)なんて思ってしまいました。ということで、私は断然旧作のお家のほうが好きです、はい(*^-^*)
(3)美しい姉弟登場
2人が下町に引越してきた日に銀英伝ファンの人にとっては、決して欠くことのできないイベントが起こるわけですが・・・潔くセリフはスルーしちゃいましょ(←いいのか笑)
10歳の弟ラインハルトに初めてのお友だち(←半ば強引だったけど)ができました。名前はジークフリート・キルヒアイス、下級平民の息子さんでした。性格の優しい赤毛の少年です。
ここで細かいところですが、ラインハルトは新しい友に姉を紹介するのではなく、まず姉に新しい友を紹介をしました。この順番からしても、ラインハルトの姉が一番!という気質が伺えます。
おそらくジークフリートにとっては、新しい友だちが1人できたというより、衝撃的な初恋に落ちたことのほうが忘れられなかったのかなぁ思います(私見です)
話と全然関係ないですけど、私の中ではアンネローゼのような静かで淑やかな大人しい系の美少女(美女)は、基本は耳を出さないイメージがあったのですが、時代と共に変わってきましたね~しみじみ。
アンネローゼはラインハルトの母親代わりをしていたので、家庭的なことは何でもOK。特に巴旦杏(ケルシー)のケーキ作りが得意でした。アンネローゼは少女時代でも言葉遣いが美しかったです(旧作版)
品のあるフリルのエプロン良いなぁ〜❤︎
感化された若き頃の私は、後にフリル探して買いましたよ〜♪今でもフリル好きです(^o^)
彼女にとっては1番幸せだった頃。
シンプルな三つ編み姿もこの時しかできなかったかもね。
(4)少女時代との別れ
引越して半年も経たないうちに、王宮から使いがやってきました。地上車(ランドカー)という大きな車です。少年時代のラインハルトには姉を連れ去りにきた憎らしい乗り物ですが、大人になるにつれて、当たり前のように乗ることになることを彼はまだ知りません。
見慣れない車、下町にはそぐわない車が来た目的は一つ。
アンネローゼの美しさ故に時の皇帝陛下に仕えなさい、というお誘いという名目での事実上の命令でした。
父親のセバスチャン氏は、おそらくカースト社会に対する諦観からでしょう、娘を王宮に行かせることに全く反対しませんでした。支度金という名目の金銭を受け取る姿を見て、ラインハルトのショックの度合いが伝わってきます。
もしもアンネローゼに弟がいなければ、断ったのかもしれませんが、大切な弟のためです、姉は王宮に入ることを選びました。
2人の長い別れになります。
姉弟の哀しい別れ(泣)このときアンネローゼは立膝で、ラインハルトは立ってお互いギュっとハグしていますが、次に会うときに身長差はもうありません。それほど長くもう会うことがないのです。それにしてもこの時代は貧しい家庭でもピアノは標準装備なのですね〜(←細かい)
『ジーク、短い間だったけれど、いろいろありがとう。』
リュシータはこの2人のお別れシーンが、少女時代で最も印象に残っています。自分の出立は辛くとも、隣家の少年へ優しい気遣いを忘れません。こういう美点のあるところがアンネローゼの魅力だな~と思います。
実はアンネローゼが下町からいなくなるのは、小説版では役人が訪れた当日ではないので、別れまでの短い期間の間にジークフリートに挨拶したりチョコレートケーキを渡したりする描写があります。
旧作のアニメ版では、TV版では当日らしいですが、外伝では別の日の夕方だったりお昼だったりします。おそらく少年の追憶的なイメージなのでしょう。
ノイエ版では地上車は登場せず、歩いてお別れなので、ちょっと残念?物足りない感じでした。
プレゼントケーキはホールがよかったなぁ~(独り言)
こうしてアンネローゼの下町少女時代は終わりを告げ、華やかでありながらも黄金の檻の王宮暮らしに人生を捧げることになるのでした。
◆おまけ〜10年後〜◆
やはり男子は身長伸びますね〜(^o^)
女子からみると成長が頼もしくもあり、ちょっぴり寂しかったりしません??私だけかな?