2016年大河ドラマ「真田丸」の感想です(^◇^)

 

 

わたくし的には2013年の「八重の桜」以来、久しぶりの面白かったレベルの作品でした。その間の「軍師のなんたらかんべぇさま」は、もうすぐ面白くなるに違いない、もうすぐ、もうすぐ、と思っている間(「天地人」と同じパターン)に最終回を迎え、「花燃ゆ」に至っては楽しみにしていたのがオープニングのみ、という寂しい有様だったのです。

 

 

真田丸は初回からつかみがよくて、最後まで見たいと思わせる颯爽感、面白さがありましたね。オープニング作曲も私の好きな服部隆之さん(克久さんも好きです、あと千住明さんも)ということで、クラシック好きとしては大河のテーマ曲は聞く楽しみの一つでした。

 

 

好きなキャラは大谷刑部殿、兼続(かねたん)、信尹叔父さま、兄上、毛利勝永、とまぁだいたい頭脳派で占められています。知的に弱いというリュシータの性質がよくわかりますね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

女性キャラは甲乙つけがたく・・最後はきりちゃんに持ってかれた感がありますが、信繁の4人の妻はみんな個性的で面白かったですね。

 

 

春ちゃんはラストシーンでは、信繁の妻だけど恋人から、ちゃんと残された家族を守るための母になっていましたね〜。ずんだ餅に持っていかれがちでしたが、政宗イイね(^∇^)餅だけにもちっと(^^;)掘り下げて欲しかったです。小十郎ー景綱は独眼竜の方が好みかな~♪

 

 

 

 

サブタイトル漢字2文字という独特のスタイルもよかったですね。瓜売だけは苦し紛れなのか??いまひとつでしたが、あとは皆適材適所なタイトルだったと思います。あ、でも後々まで歌い継がれていましたっけ(笑)

 

 

馬上の信繁かっこいい!フツーにかっこいいよ!もっと見たかったよ!(そういえば、せっかく幸村にジョブチェンジした後で、ナレーションを含めて誰もその名前で呼んでもらえなかったのは…やはり狙ってましたか?)

 

 

 

 

終わってみれば、憎たらしいキャラは存在せず(小憎らしいは別)、重厚というよりは、後味すっきり爽やかスポーツ飲料のような??軽快な大河ドラマでした。

 

 

ここからちょっとマイナス点要素。

 

 

前半テンポよく進んでいましたが、中盤は中だるみ傾向にあったような気がします。というか最初に飛ばしすぎたのかもしれません。たぶん父上の描写・存在が青春篇までは異常に大きかったのが、大坂編になって父上不完全燃焼状態だったからかな~。それでも父上は最後まで主役同然でしたが。

 

 

本能寺の変をバッサリ、関ヶ原をバッサリは良いとして、でも九度山編はね~どうなのかな~もうちょっとあってもよかったかな~あれはあれで良いのですが、もちょっと想像をふくらませる余地を与えてほしいと思うのは高望みしすぎでしょうか。

 

 

あと合戦回がほぼ1話弱でまとめられているのも(実質は下っ端の農民が矢面なので、あまり合戦シーンは好きではないものの)物足りなさを感じた視聴者もいらしたのではないでしょうか。

八重の桜はお城攻防に4話使いましたからね(前哨戦入れたらもっと長い)第二次上田合戦はそれこそ2話くらい使っても良かったのでは?と思います。

 

 

★最後に2人の気になる登場キャラ(俳優さん)の考察

 

 

後半も後半になってからの登場、毛利勝永。

最終回の彼はぐんぐん好感度が上がっていきまして、最終回もっと続かないかな~と思ったくらいでした。このドラマで(勝永)名前を初めて知りましたが、今はネットでさくさく調べられるから便利ですよね~♪

真田の赤に対して黒が似合うんだな~これが。

 

 

演じておられるカッコいい岡本健一さん・・・あれ?普段テレビをほとんど視聴しない私なのに見覚えがあって・・・自分の記憶を辿っていったら、見つけました(笑)

 

 

2004年のテレビドラマ「仔犬のワルツ」に出演されていたのを思い出しました(どんな記憶回路なんだ~というツッコミはなしで)何故思い出したのかといいますと、このドラマで主人公役だった西島秀俊さんに初めてくらっと♥きたドラマだったからでした。てへ。

 

 

ので、当時の岡本さんにはあまり注目していませんでしたが(すみません~汗)最終回でそれはもう素敵なピアノ演奏を岡本さんがなさっていたので、そのところだけは今でも印象に残っております。はい。

 

 

堀田作兵衛役こと藤本隆宏さん・・・。

藤本さんはですね~かっこいいのは知っているのですよ、ええ。

でもでもJINの西郷さんを演じても、何を演じても、どうしても坂の上の雲の広瀬中佐にしか見えないのです~~~これまたすみません。だってめっちゃはまり役だったものですから。ロシアとの懸け橋役がせつなくて・・・。アリアズナとの悲恋も悲しくて・・・。演じるとはいえ、とても流ちょうなロシア語を話されていたのを思い出します。

このドラマのテーマ曲は久石譲さんでしたね。この曲も好き~歌ってるサラ・ブライトマンも好き~♪

 

 

服部隆之さんで好きな曲→「華麗なる一族」

 

若き勝永(違)岡本健一さんがドラマで奏でた曲→仔犬のワルツ挿入曲「GLORIA」