今日は、午後の予定が何もなかったので、六本木のミッドタウンのテラスで昼食をとろうと思って出かけた。
ガレリアホールで利尻昆布の鮭巻きが売っていたので、それに合わせてご飯を購入、カフェでコーヒーを求め、テラス席に向かった。
室内は満席だったので庭園に出た。庭がよく見える席に座って、日本経済新聞を広げて読み始めた。しばらくして、隣の席に若い女性が座った。
そのうち、スズメたちがピヨピヨと10匹くらい集まり始めた。周りを眺めたら、隣の彼女が手のひらに小さな2㎜ぐらいの粒をおいて、スズメに与えていた。彼女の腕にとまり、肩にとまり、膝に留まり、足元にも群がっていた。
そこに、4人の家族連れがやってきた。子供たちは「ワー。かわいい!」と走り寄ってきたが、スズメはパーと散ってしまった。子供たちが離れたテーブルに座ったとたん、スズメはまた、彼女の元に戻ってきた。近くにハトもいたが、エサには関心が全くなかったので、スズメ専用のエサかなと思った。
お弁当の人で混雑してきたので、席を立ち、美味だった”利尻昆布の鮭巻”を家用に再購入して帰路についた。ひとときの優雅な時間だった。