明日でいよいよ本当に平成最後となりますね。

昭和から平成の時は、
僕は高校生でした。

一時代31年をまるまる経験して、
三時代目を迎えようとしております。


この一カ月「令和」祭りのように賑わっておりますが、
「平成」も終わりを迎えるとなると、
やはり授業でも両方の時代を書きたくなるものだろうと考え、
密かに参考例を制作しておりました。


先ずは「平成」五体です。


①a唐代楷書🔻


①b北魏楷書🔻


②行書🔻


③草書🔻


④隷書(八分)🔻


⑤篆書(小篆)🔻


まとめたもの🔻


①→⑤へ極簡単に書体の変遷として、
書体発生を遡っていく順番に並べました。
上段左からZの筆順で下段右へ。
(実際は篆隷草行楷の順に発生なので逆です。)

しかしながら研究者の先生方の御研究の成果により、
実際はもっと複雑に変化してきております。


楷書は私が楷書書きであること。
一般的によく使われる実用書として唐代楷書、
展覧会の作品には主に北魏楷書が扱われることから、
2種類制作致しました。


草書も気になったので実は書き直しました。
それがこちらです🔻

まだこちらの方がマシかなと思いました。


「令和」はまた改元の時に!