家族のキセキ -54ページ目

家族のキセキ

「家族」をテーマに日々の生活を綴っています

私には、結婚願望があったわけではなかった。


元彼に出合ったのは、26歳くらいの時だった。

その時は、「今」が楽しくてそれだけで満足していた。


遠距離になった時にも

ついていこうなんて思わなかった。

すごい遠くではなかったし…。




結婚・・・・

想像すらできなかった。

元彼に会うまでは、「結婚」に対して

いいイメージがなかった。


どうしてかな?




元彼は、北海道が地元ではない。

いつか帰るのかなとも思っていた。




そんな私が、結婚を少し考えたのは、

元彼がはじめてだった。


そのきっかけは何だったのかな。

一緒にいて楽チンだったから、そう思ったのかな。


楽チンすぎてつい想像しちゃったのかもしれない。

付き合いが長くなってくると

友達にも聞かれるようになるしね。



ある時、元彼がマンションのパンフレットを見ていた。


「どうしたの?こんなの見て。買うの?」


半分冗談で聞いた。


「うん。考え中。」


「え!?そうなの?またずいぶん思いっきりがイイねぇ。」


「・・・・・。家がほしいって言ってたしょ。」


え?

わたし?そんなこと言ったっけ?


私は、ずっと前から「自分のうち」がほしかった。

このときは、実家にいて居候状態。

両親の家にいてなんとなく居心地が悪かった。

だから自分の家がほしいって思っていた。


そのこと話したかどうかは覚えていないけど、

言ったらしい・・・・。




元彼は、転勤族で短い期間しか同じ場所に滞在しない。

だから荷物は最低限にしていた。

引越しのたびにおいていけるものは置いて行ったり処分したり。

身軽にしていた。


そんな生活もちょっと疲れたのかもしれない。

拠点がほしかったのかもしれない。


前からたぶん考えていたのかもしれないけど、

私が言った言葉で決めようとしているのがうれしかった。


このことが、元彼と「結婚」を意識しだした初めかもしれない。

結婚まではまだまだ先のことのように思っていたけど、

いつか・・・・。見たいな気持が芽生えた。




そして元彼は、このときから半年後にマンションを購入した。



私もいつかここに住むのかな。


心のどこかでそんな風に思っていた。