去年の11月末になって
私の超ド田舎へのお引っ越しが
世間(?)に知れ渡った。
社内のみなさん驚きです。
皆さん、私は転勤とか退社とか
しないと思っていたらしい。
そんなことはない。
私は、何年も前からたくらんでおりましたよぉ。
ま、そんなわけで
社内で会うと
「おどろいたよぉ。また、なんで超ド田舎なの?」
と、口をそろえて言っている。
元彼もその中の一人?
年末になると急な仕事が入ったり、
残業があったりで
バタバタしているのにもかかわらず、
廊下で話しかけてきた。
「いつまで居るの?」
「年内は、こっちで仕事してるよ。来月4日に引っ越し。」
「めし、行こう。」![]()
![]()
「・・・・・、いいよ。でも、時間あるの?忙しいんでしょ?」
「大丈夫じゃない?」
「いつにする?」
ここで呼び出しがあり、話は途中になってしまった。
私は、自分の携帯番号を紙に書いて渡した。
それからずーーーーっと、連絡なし。![]()
私は、今までお世話になった先輩や上司、同僚に日々誘われ、
人の温かみを実感しまくって年末を過ごした。
涙ものだったよぉ。
私って、結構人柄良かったのかもぉ。![]()
31日。
電話鳴る。![]()
知らない番号。
「・・・・・・もしもし?」
「もしもし、Tだけど・・・」
「あら、どこにいるの?地元に帰ってるんじゃなかったの?」
「ん・・・・、今は地元だよ。明日か明後日帰ろうかと思って。いつ空いてる?あおうよ」
「ふーん、いいよ。でも、お正月はどこもあいてないよ。お店。」
「そっか、じゃ、スキー行こう。」
「スキー???もってないもん・・・。」
「んー、じゃあ、うちで鍋しよう。」
「んー、いいよ。」
元彼の部屋は、社宅だったので
会社のすぐ近くだ。
もし、万が一目撃されたら面倒くさいかなと思ったけど、
その後出社する予定ななかったから、
ま、いっか。と思って、OKした。
元旦。
夕方に電話が鳴った。![]()
「19時ころにつくと思う。鍋、なんでもいい?」
19時ころに部屋につくとすき焼きを作っていてくれた。
高級牛肉。
おいしぃ~
狭い部屋に元彼と二人っきり。
他愛もない世間話をして
田舎にもどて来て仕事はどお?みたいな。
なんで超ド田舎なの?
とか・・・・。
テレビ見たり。
そのうち、元彼はウトウト
し始めた。
地元から田舎まで運転してきて疲れたのだろう。
ばっちーん!!
太ももを思いっきり叩いた。
「ちょっとぉ。
何寝てるのさぁ。
でも、ま、疲れてるんでしょ?
帰るね。」
「かえっちゃうの?」
「だってねてるじゃん。」
そういって、コートを着たり準備を始めても
引き止められることはなく、
何か言いたそうにはしているけれど、
かまわず帰り支度をしていた。
玄関でブーツをはいて
振り返って、
笑顔で
「じゃあね、ばいばい。元気で頑張ってね」
8年前、元彼のところに忘れてきたものは、
ちゃんと持って帰ってこれたよう。
なんだかすっきり。![]()
もうきっと、会うことはないんだろうな。