我が家には、子どもが3人。

専門職の資格はあるが、母親の資格を取ったわけではない。第1子の妊娠出産育児は半端な知識との格闘であった。

 

オムツ交換・沐浴・ミルクの飲ませ方・量・便の記録・家族への申し送りや育児指導・・・

際限の無い仕事量に対して、休息なく身体は疲弊していく。

仕事復帰への焦りもある。

 

何もかもうまくいかずに泣いて過ごしていたら、まだ1歳の第1子に抱きしめられて救われたことを今でも覚えている。

 

その後、第2子と第3子にも恵まれ、彼女らも抱きしめてくれる。

 

苦境でも、子どもたちの行動全てが私を救う。そして子どもたちからたくさんの愛情表現を学び、私の性格は見違えるほど丸くなった。

 

子どもを育てているつもりが、子どもから育てられているのだと気づく今日この頃である。

 

 

当ブログの記事は著作権によって保護されています。

引用の場合は出典を明示してください。

化学系エンジニアとして、開発現場の困りごと解決依頼が良く来る。

往々にして、ブルドーザー形式に闇雲に総当たり(ただし抜けが多数)をして、よくわからないデータが積み重なり焼土と化した課題が飛び込んでくるのである。

そんな時一番困るのが、会社でよくある現象をそのまま言葉にして依頼されることである。

例えば、あるバッチだけ膨潤度が非常に高くなっています。どうにかしてください。と言われたら、高分子屋さんとしては、ああ、架橋密度が関連しているんだなぁ、と予想する。

しかし、現場をよく見ると、膨潤ではなく、スポンジ状になっていて、スカスカの部分に溶媒が入り込んでいるだけで、分解を指していたということがある。

ここから得る教訓は、どんな場合でも、周りの人の言うことを鵜呑みにせず、現象を確認することが非常に重要だということだ。

 

私は自分の仕事を説明するとき、

「アイスクリームのバニラを買ったときだけ、車がエンストする。なんとかしてくれ」という現象の解決をしていると思っている。

確かにバニラを買った時だけエンストする事実はあるが、ここには、

バニラはトッピングが少ない→提供時間が短い→車を停車してからのエンジンを再始動させる時間が短い→エンストする

という理論が含まれる。

 

この複雑な事象、さらには人の伝達による曲解を含めたことがらを紐解いていくことが私の仕事である。

 

 

 

当ブログの記事は著作権によって保護されています。

引用の場合は出典を明示してください。