今回のレビューは、トランスフォーマー エイジ・オブ・ザ・プライム より、

“AOTPー07 プライマプライム” です。

 

 原初のトランスフォーマー、13人のプライムのリーダー格で最初にマトリクスを授けられた光の戦士、

“プライマプライム” が、

エイジ・オブ・ザ・プライムのボイジャークラスで発売されました。

 

 シリーズのトップバッターには彼こそが相応しかったと思うのですが、シルバーボルトが空気を読めなかったばっかりに・・

 でも、7月発売組のなかでもメガトロナスに先を越されているし、なんか蔑ろにされてない? 気のせいかな?

 同じく13人のプライムがフィーチャーされたトランスフォーマー/ONEでも、当然13人のプライムのなかには数えられていたものの、マトリクスの所持者はゼータプライム(エイジ~ではメンバー入りせず)になっていて、リーダーの座には就かせてもらっていませんし。

 ただ、そのコグがオライオンパックスに与えられたことで彼が変形能力を取り戻していますから、一応役割は与えられていましたけども。

 とはいえ、ちょーっと地味ですよね。

 今回のエイジ版も、原初のトランスフォーマーという部分に引っ張られ過ぎたのかかなりシンプルなデザインで、今後続々登場するほかのプライムたちの個性・・というかクセが強過ぎる連中のなかだと埋もれてしまう不安があります。

 正統派ゆえの悩みどころではありますが、逆にプライマがいるからこそほかの面子も映える、ということもあるのかもしれない・・

 それでは、レビューしていきます。

 

ザ・サーティーン プライマプライム

 創世神プライマスによって生み出された最初のトランスフォーマーにして初めてマトリクスを授けられた光の戦士。

 13人のプライムのリーダーとしてユニクロンと戦いました。

 13人のプライムの設定が初めて登場したマーベルコミックにて、メガトロナス(ザ・フォールン)、リージ・マキシモとともに最初に生み出されたプライムでもあります。

 それくらいのことしかわからないなぁ・・

 

ロボットモード

 デザインのベースとなっているのは、やはり初出のコミックに登場した姿なんでしょうか?

 最初のトランスフォーマーということで、G1以降の馴染み深いトランスフォーマーたちとは一線を画す、どことなく中世の騎士を思わせる佇まい。

 全身にわたる細かいディティールにはあまりメカメカしさはなく、彫刻的というか、美術品のような雰囲気もあり、パールに近い白色とガンメタリックのツートンでまとめられたカラーリング含め、神聖さすら感じさせます。

 ソラスプライムには少し似た感じがありましたが、メガトロナスは全然違う・・むしろG1系列に近いデザインでした。

 ほぼ同時期に生まれたはずなのに、個々の性格や気質が姿形にも顕れたりしているのでしょうか? それともたんにプライマスの趣味かな?

 ただどちらにせよ、やはりちょっと地味に思えますね。

 また、背面は正面と違ってビークル要素がわりと見えてしまっています。

 背中は、ビークルのフロントウインドウからルーフがほぼそのまま配置されている格好ですし、脛の裏側には後輪パーツが収納されているのですが、やはり丸見えになっています。

 さらに脛裏については、後輪を収納したうえでまだ隙間が目立つところも少し気になりますね。

 ほかに目につく肉抜きや空間はなく、ボイジャークラスとしては比較的大柄なこともあってボリューム面で不足はないのですが・・

 なんというか、前後の印象にややギャップのあるロボットモードという感じです。

 

 頭部は、トランスフォーマー 2010に登場した最初にクインテッサ星人に抵抗したトランスフォーマーのデザインが採り入れられているそうです。いや、わからんて・・

 ただまぁ、最初のトランスフォーマーらしいレトロな雰囲気で、設定上もよく合っていると思います。

 ちなみにパッケージイラストではもっと老けた感じでしたが、現物はこの通り、若々しい青年のようです。

 生真面目そうなイケメンですね。 

 

 胸部のデザインも独特な感じ。

 胸部に限らず、各部にあるスリット状のディティールにはメタリックブルーで塗装が入っており、それもまた神秘的な印象になっています。

 胸部前面は開くことができ、その内部にはマトリクスを収納しておけます。

 マトリクスはここ最近のジェネレーションライン、スタジオ(86)シリーズ等で歴代司令官が所持していたものと基本的に同じデザイン、形状、サイズになっています。

 もちろん新規造形だとは思いますが。

 今回はクリアブルー成型にフレームはガンメタリック、コアの外殻部はシルバーで塗装されています。

 また、コアの裏面には5㎜穴が開いています。

 マトリクスを外した内部の造形も、あまりメカっぽさはないですね。

 開閉する胸部パーツの裏面にも抜かりなくディティールが彫られています。

 

 背面は先の通りビークルのフロントからルーフ部分、いわゆるガワパーツがそのまま配置されるかたち。

 

 まぁ、すっきりまとまっているのは確かなんですが、やはり正面側とのギャップがね・・

 たとえば、このガワパーツの裏側に正面と同じような彫刻的なディティールが入っていて、裏返してそちらを表面に出すような変形とか、もう一工夫欲しかった感もあります。

 あと、ちょうどお尻が隠れる部分のパーツは一見動かせそうなんですが、ルーフ部分は一体成型なんですよね。

 

 そして問題の脛裏側。

 やっぱりけっこう隙間が目立ちますね。

 ここには蓋になるパーツが欲しかったなぁ。

 まぁ、この通りロボットモードで後輪を収納するように、ビークルモードでは折りたたむことで太腿が収まるために、それもなかなか難しいのだろうとは思うのですが。

 

 可動について。

 まず腕周り。

 肩アーマーは腕部とは個別にクランク可動できます。

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 ソラスプライムの肩アーマーとほぼ同じ構造ですね。

 あちらのようにアーマーの回転はできませんが。

 また、公式の可動ではありませんが、根元のジョイントを外すことで腕部全体を上方に跳ね上げることもできます。

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 ただ、左右両方のジョイントを外すと胸部が固定できないので、あくまでアクションシーンのワンポイントとして使える感じです。

 手首は回転。

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 そして、人差し指以下の4指が一体で動かせます。

 なので、マトリクスを両手で掲げるお馴染みのポーズも再現可能。

 ただ妙に親指が短いので、マトリクスが持ちにくいです・・

 

 これもたぶん公式というわけではなく変形都合だと思うのですが、上体を反らすことが可能。

 頭部がけっこう上を向けることも相まって、前傾姿勢のアクションポーズも決めやすいです。

 腰部サイドアーマーも跳ね上げ可能。

 と、腰部といいましたが、実際にアーマーが接続されているのは腹部なので、腰部を回転させるとちょっと違和感がありますね。

 なんで普通に腰部にアーマー付けなかったんだろうか? とくに不都合はなさそうなんですが・・

 

 股関節は一つパーツを噛ませたことで可動域が広がっており、とくに前方に大きく踏み出すような脚部の動きが可能になっています。

 おかげで立て膝が綺麗に決まるのが気持ちいいです。

 一方で足首の内側へのスイング幅は、ここ最近の例と較べるとやや狭め。

 なので最大開脚は120度といったところでしょうか。

 まぁ、十分ですけどね。

 

マトリクスセイバー(スターセイバー)

 プライマ固有のアーティファクトは、その名の通りマトリクスの力を転用できる(?)光の剣。

 海外名・・というか正式名称のスターセイバーは和製トランスフォーマーシリーズのVに登場したサイバトロンの総司令官、スターセイバーの名前にもなっている(どっちが先だろうか?)ほか、多くのシリーズで伝説の武器として登場しています。

 今回は刀身をクリアブルー成型で再現することでより神秘性が増している感じですが、ちょっと短いかな?

 鍔部分にはマトリクスを取り付けることが可能。

 また、刀身の根元にはプライマの紋章が刻まれています。

 

 いや、小っちゃいよ!

 こんなん言われないと気付かんし・・しかもなんか少し剥げてない?

 もっと自己主張していいんですよリーダー。こんなことじゃ本当にアクの強いほかの面子に負けちゃうよ?

 

 なお、刀身と鍔(および柄)は分解可能。

 ビークルモードでは、この分解した状態でそれぞれを車体に収納することができます。

 また刀身は、この画像で見た場合だと上下を逆向きにに取り付けることも可能。

 主にマトリクス装着時に、その位置と刀身の向きを合わせる際に付け換えたりするかと思います。

 それと、柄の末端は3㎜軸になっています。

 

 非使用時には背部にマウント可能。

 マトリクスを取り付けるのと逆側にある5㎜軸で背部(バンパーの側面)の5㎜穴に取り付け。

 左右どちらでにも取り付けられます。

 

 あと余談ですが、刀身にパーツ番号らしき数字が刻印されています。

 なんでこんなところに・・という文句はさておき、実はこの数字、画像の1以外に2もあるという話を聞きました。

 なんで?

 

ビークルモード

 装甲車タイプのサイバトロニアンビークルにトランスフォーム。

 オプティマスのビークルモードに近いトラック的なスタイルではなく、むしろアイアンハイド・・色的にはラチェットか、彼等ビークルモードに近いバンっぽいデザインの6輪ビークルに変形します。

 変形は、前部(ロボットの上半身)こそ前輪の展開など、若干凝っている印象もあるのですが、後部はロボットの脚部をたたんだだけで、総合的にはかなりシンプル。

 正直、ボイジャークラスとしてはやや物足りないくらいです。

 しかし、最初のトランスフォ-マー(プライマが最初にトランスフォームしたわけではないそうですが)としてはこれくらい単純なほうがそれらしいという解釈でいいのかもしれません。

 シンプルゆえに、それこそ車体後部なんてロボットの脛まんまですし、フロントからルーフについては繰り返しになりますが背面そのまま。さらに肩アーマーも露出しているなど、各部を見ていくとロボット要素がけっこう表出しているにもかかわらず、全体で見るとロボット感をほぼ感じないのは不思議な感覚です。

 

 顔付きはやっぱりアイアンハイド系だよな。サイバトロンモードとして立体化されたシージ版のビークルによく似ています。

 そう思うと、ロボットの時の顔もどことなく似ている気が・・まぁ、完全に他人の空似(のはず)なんですが。

 なおフロントウインドウはルーフパーツに裏打ちするかたちになっているのですが、本来必要のないヒンジ部分まで造形されているのは、その部分をライトかセンサーにでも見立てているんでしょうかね。

 

 変形の時に少し戸惑ったのが、この後輪パーツのヒンジの異様な硬さ。

 初回変形時は折れやしないかとヒヤヒヤでした。

 何度か変形させているうちに程よい渋みにはなりましたが。

 もちろん個体差もあると思います。

 

 マトリクスセイバーはフロントバンパーに取り付け可能。

 急に殺意剥き出しにしてきたな・・

 ガチ戦闘用の戦車に変形するメガトロナスとは対照的に、ちょっと救急車みもあるビークルに変形するプライマは、基本平和主義者なのかもしれないと思っていたんですが・・

 

 また、先の通り刀身と鍔とに分解してそれぞれを収納することも可能。

 刀身は車体後部(脚部)の間に、3㎜軸で取り付け。

 鍔は車体裏側、後輪パーツの内側にある3㎜穴に柄末端の3㎜軸を挿し込んで固定します。

 左右どちらにも取り付けられます。

 

 また、車体側面にマウントすることも可能。

 ロボット前腕にある5㎜穴を使用する格好ですね。

 もちろん肩アーマーのほうでも、左右どちらにでも取り付けられます。

 

ホバーモード

 前輪と後輪をそれぞれ横向きに寝かすことで低空飛行が可能なホバーモードに変形可能。

 これはオプティマスを意識したものなのかな?

 しかし当初から想定されていたものなのかどうか・・

 もちろん説明書にも記載されている公式形態の一つではあるんですが、なんかできたしこれも公式ってことにとこう! くらいのクオリティです。

 というのも、この形態だと前輪と後輪との高さが合わないので、そのまま置くと車体が水平にならず、前方が浮き上がった感じになってしまうんですね。

 なので、画像は適当な台の上に置いてます。

 あ、後輪パーツはもっと内側に入れ込むのが正しいみたいですね。まぁいいか・・

 裏側はこんな感じ。

 前輪はともかく、後輪の内側にはなんかホバーっぽいディティールがあればよかったかな。

 しかしないということは、やっぱり偶然できた形態なんじゃぁ・・

 スタンド用の3㎜穴もないですしね。後輪内側の穴を使おうにも不安定過ぎるし。

 あとプライマの顔がこっち向いてるのも気になりますね。

 裏向きにできないんだよなぁ。

 

比較画像

 SG オプティマスプライムと。ロボットモードで。

 ともにボイジャークラスなので、サイズ感、ボリューム感はだいたい同じくらい。

 久しぶりにSG オプティマスを触った気がするんですが、彼にはマトリクス付いてなかったんですね。忘れてたわ・・

 

 ビークルモードでも。

 やはりビークルモードにはまったく関連がない感じ。

 そもそもロボットモードもとくに似ていません。まぁ、べつに関わりがあるキャラクターではないんですよね。

 ONEではコグを受け継いだから、なんとなく繋がりがあるのかと思ったりもしたんですが。

 

 ホバーモードでも。

 なぜかこのギミックだけ似てる・・

 

SG オプティマスプライム の レビュー - 退屈と惰性と (weebly.com)

 

 AOTP ソラスライム、メガトロナスと。ロボットモードで。

 リーダー、ボイジャー、デラックスの3クラスでそれぞれ甦るプライムたち。

 それぞれに、そんじょそこらのトランスフォーマーとは格が違うと思わせる存在感があります。

 

 ビークルモードでも。

 こちらの形態も三者三様。

 ビークルモードでもそれぞれのキャラクターがよく顕れていると思います。

 

AOTP ソラスプライム レビュー | 退屈と惰性と改弐 (ameblo.jp)

AOTP メガトロナス ザ・フォーレン レビュー | 退屈と惰性と改弐 (ameblo.jp)

 

 パワー・オブ・ザ・プライムのときに発売されたプライムマスターのプライマと。

 なぜかプライマ(PPでは名称にプライムは付かず)は同一造形で2つのバージョンが発売されました。

 向かって左側はスローン・オブ・ザ・プライムに付属したもので、ブルーグレーとシルバーの2色成型。右側はパンチ/カウンターパンチに付属したもので、シルバーとクリアブルーの2色成型。配色がほぼテレコになっているのが面白いですね。

 今回のエイジ版とはとくに似てはいません。

 プリテンダースーツモチーフのデコイアーマーも付属しない、プライムマスターだけでの発売(あくまでメインの付属品)でしたが、もしスーツ付きだったらどのプリテンダーになっていたんでしょうね。

 

以下、画像

 可動性は良好。超絶可動というほどのことはないですが、必要な部分がしっかり動くというか、偏ったクセもなく動かしやすい印象です。

 欲を言うと肩周りにもう少し柔軟性が欲しかったかな。

 パッケージ裏で見せているマトリクスセイバーの両手持ちは若干窮屈ですね。

 というか、そもそも両手持ちできるほどに柄が長くないんですよ、マトリクスセイバー・・

 一方、股関節に一工夫されているおかげで脚部の可動域は広く接地性もよく、自立も安定します。

 この通り立て膝も綺麗に決まります。

 

 さらにマトリクスセイバーを構えて何枚か。

 頭部と胸部の可動のおかげで勢いよく走り込んでくるような、躍動感のあるポーズも。

 指可動で表現の幅も広がります。

 でもやっぱりマトリクスセイバーが少し短いか・・

 牙突イメージはイマイチだなぁ。

 飛び上がって上段からの突き。

 スタンド用の3㎜穴などはなし。

 でも本体と背中のガワの間に隙間があるので、クリップタイプも使いやすいと思います。

 

プ「これが私の奥の手だ! マトリクスフラーッシュ!

 マトリクスが放つ強烈な光で敵の目を眩ませるぞ。

 使用してるのはKD ロディマスプライムに付属したエフェクトパーツ。

 マトリクスの造形が共通なので取り付けることができます。同様にSS(86)ホットロッドに付属のエフェクトパーツも取り付けられると思います。

 

 匍匐するプライマ。

 こちらも頭部と胸部の可動の賜物。

 なかなかこの姿勢で目線を上げられるトランスフォーマーはいませんからね。貴重です。

 

プ「私が剣しか持っていないと思って油断したか?

 マトリクスセイバーの鍔だけだと小型のブラスターっぽくも見えます。

 柄の末端に3㎜軸があるのも、これは確信犯でしょ。

 

プ「これがリーダーの証、マトリクスか・・

 これより何千年も受け継がれていく正義の象徴。

 それにしては、このところ大量生産されてる気もするけど・・

 

プ「これからはサイバトロン星にもなにか名物が必要だと思うんだ。プライムアイスキャンディーとかどうだろうか?

 ソラスプライムに却下されました・・

 

 ビークルモードにプライムマスターはわりといいサイズ感ですね。

 どうせならプライムマスターともなにかしらの連動ギミックを考えてくれてもよかったのに・・

 しかし、パワー・オブ・ザ・プライムってなんだったんだろうか。

 

 ホバーモードでも。

 こちらでもクリックタイプのスタンドを使用しています。

 わりと安定しますね。

 

オ「貴方のおかげでトランスフォーム能力を取り戻すことができました! ありがとうございます! お目にかかれて光栄です!

 

プ「あぁ・・うん、それはよかった(誰?)。

 いろんな世界線・・いわゆる多元世界で様々な物語が展開しているトランスフォーマー。しかし13人のプライムはどの世界にも同一人物として存在しているらしいですね。

 つまりこのプライマとONEのプライマも同一? ややこしいな。

 

プ「この宇宙は我々13人のプライムが守る!

 そう誓っていたのに・・

プ「なぜだメガトロナス!

メ「その名は捨てた! 今の俺はザ・フォールンだ!

 のちのオプティマスとメガトロンにも似た構図。

 悪役がしっかりでかいのはいいバランスですね。

 まぁ、エイジ・オブ・ザ・プライムにおける13人プライムたちの関係性がどういう解釈なのかはわかりませんけど。

 

プ「なにかひとつボタンを陰違えていたら、悪に堕ちていたのは私だったかもしれない・・

 そう思えているうちは大丈夫だよ。

 

 以上、“AOTP プライマプライム” でした。

 

 初めてまともに立体化された最初のトランスフォーマー、プライマプライム。

 散々地味だ地味だと言ってきましたが、最終的にはこのシンプル過ぎる姿が、逆に只者ではない強者感を感じさせ、そういう意味では正解のデザインなのだと思えます。

 ただ変形トイとしてはね。ちょっと面白みに欠けるかもしれません。

 まぁ、それぞれに要素(パーツ)は見えているのに、ロボットではビークル感を、ビークルではロボット感をそれぞれ感じさせない・・それもデザインの妙だと思うのですが、その按配は素晴らしいと思います。

 シンプルイズベストということなのかなぁ。

 比較的容易な変形パターンも、最初のトランスフォーマーとしてキャラクター性に説得力を持たせるものになっている気がします。

 ロボットモードでの可動性は良好で、個人的には頭部および胸部の可動で前傾姿勢でのアクションが決まるのが好印象。

 股関節の工夫で立て膝も綺麗に決まるので、騎士然としてた雰囲気も相まって美しいです。

 G1以降のお馴染みキャラクターたちとは異なる、原初のトランスフォーマーとしての独特の存在感を放ちつつ、正統派ヒーロー感も併せ持つ、まさに神にも近い13人をまとめるリーダーに相応しい風格を、今は感じますね。

 

 さて、そんなリーダーに続くプライムは、まさかのスターコンボイ(スターオプティマスプライム)・・

 詳細が設定されていない13人めとして据えられたわけですが、購入には二の足を踏んでいます。

 正直価格分の価値があるのかわからないんですよね。

 一応、我が家には日本独自のジェネレーションセレクト版のスターコンボイがいるので、そちらで代用することも考えています。

 まぁ、まだ買わないと確定したわけではないのですが・・半額くらいになったら買うかなぁ?

 

 といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を。