洋画『J・エドガー』J・エドガー [DVD]/ワーナー・ホーム・ビデオ¥1,543Amazon.co.jpディカプリオって恰好良いなーと、思わせる全体的に暗い映画。FBIを創設したエドガー・フーヴァーをディカプリオを特殊メイクで貫録ある風貌で熱演。議会での演説シーンとか迫真の演技!ただ、監督がクリント・イーストウッドのせいか、割と話全体が暗い。とかく暗い。が、終盤に「えぇ!」な展開があったりで、観ていて飽きず。教養として見るには丁度良い娯楽加減。
本「モルヒネ」安達千夏モルヒネ (祥伝社文庫)/安達 千夏¥607Amazon.co.jp間違いなく今年ワーストワンの小説かも。。。話としては、諸事情抱えた在宅医師の主人公の女性が、結婚直前に現れた元彼に振り回される。この主人公の諸事情が、割とディープなんだけど、伏線でもなく回収もなしに消化。幼い頃姉を殺されたり、殺した父親が刑期を終えて出てきたり、結婚相手は仕事バリバリの20歳年上とか、元彼は7年前に突如失踪、その元カレが余命3ヶ月で出現。。。他にも尊厳死とかもあるけど、ただただ事象だけが起きる。。。あんまり恋愛小説な雰囲気でもないし、今一つピンとこなかった。
本「県庁おもてなし課」有川浩県庁おもてなし課 (角川文庫)/角川書店¥761Amazon.co.jp妙にリアルで面白い!話は、とある県庁の観光課が、県の観光アピールに奮闘する。読みどころは、何と言っても県庁の主人公がお役所感覚から民営感覚へ成長するのと、それを促すアドバイザーの痛烈なコメント。仕事で怒られる時の背筋が凍るような非難に、主人公は耐える。耐える。耐える。逃げないんです!この主人公。そして観光アピールへの展開方法も、割と筋が通っていて納得。痛快に読み進められる一冊!
映画『サカサマのパテマ』サカサマのパテマ 通常版 [DVD]/KADOKAWA / 角川書店¥5,184Amazon.co.jpなんちゅー突飛な設定?!タイトルからイメージが湧かなかったけど、見応えのあったアニメ作品。あらすじとしては、空を何故か嫌う独裁政治下の世界で、突然重力的に逆さまの少女を主人公の前に出現。なんじゃこりゃ??って話。最後まで見て、「あれがこれで、途中のこれがあーで、 ってこてとはそういうことか??」と、少し自己解釈が必要かも。作品中で印象的だったのは、反重力のために空中シーンが多いんだけど、何故か妙にリアル。音だったり、演出だったり。これを制作したスタジオリッカ。他の作品も見てみよう。
本「本番に強くなる」白石豊本番に強くなる:メンタルコーチが教えるプレッシャー克服法 (ちくま文庫)/筑摩書房¥777Amazon.co.jp白石さんのメンタル本シリーズ。「本番ここ一発で!」な集中力に寄った内容。実際の一流選手も本番で力を出し切ることが重要。だから120%の実力を養って本番で100%。こんな話にえらく納得。方法諭も色々書いてあるけど、実際に指導した選手達の体験談が読んでいて共感できて身に染みる。とりあえず毎日10分で出来る集中力トレーニングから始められそう。スポーツコーナーのメンタル本に飽きた時は、絶対読むべき本。
本「勝利する心」白石豊勝利する心 (東洋の叡智に学ぶメンタルトレーニング)/サンガ¥893Amazon.co.jpメンタルコーチによる、禅・ヨーガとの出会いや経験談がモリモリなメンタル本。具体的な内容がたくさん書かれてます。結局のとこ一通り読んで感じたことは、「自分について把握しよー!」てこと。本の後半3分の1瞑想による自問自答。ストレッチによる実例。トレーニング方法も具体的で分かりやすい。自分に意識を集中する時間を創ること。これぞまさに忙しい現代人が忘れていること。生活習慣の見直しから始めたいと思います。手元に置いて参考にすべき一冊でした。
本「ジェノサイド」高野和明ジェノサイド/角川書店(角川グループパブリッシング)¥1,890Amazon.co.jp超読み応え満々の一冊。話としては、新人類vs人類=優位な方が大人な対応て感じ。この本がすごいのは”設定”。SFの突飛な発想が、ある程度筋の通った話になってる点。日本・アメリカ現場・アメリカ政府3つの場面が「24」ばりに切り替わって、めまぐるしいのに、キチッと読ませてくれる。この作者、この本書くのに本当に色々調べたんだろうな~って情報量です。特に話と関係ない朝鮮について等。この手の本にしては、ラストは御都合主義的に万事解決されてしまう展開が、小説よりは映画エンタメ向きかな~もうひとひねり欲しかった。。。映画観たいけど、電車で移動ばっかりで観れない人にお勧めの一作。
映画『エグザム』エグザム [DVD]/ポニーキャニオン¥3,990Amazon.co.jpよし!今日からちゃんと更新しよう!と決めた1発目。就活ってホント大変。こんなんじゃ人間不信になっちゃうよ!って思える最悪の就職試験な話しかも就職試験問題は、机の上の真っ白な紙だけ。質問は?(笑)解答しようもない答えを探して1時間40分程映画は続きます。窓もない試験会場の一室の画だけで。これで観ていて飽きないのは、人間同志の疑心暗鬼さ故の展開。意外にあれやこれや出来事が起きる。最終的な話のオチ部分も、理解はできるけど個人的には微妙~って展開。娯楽としては程良いけど。目の前に問題があって行き詰ってる時。意外な盲点に気付けるかもしれない一作。
本「太陽の塔」森見 登美彦太陽の塔 (新潮文庫)/新潮社¥452Amazon.co.jpいや~アホだ。否、青春爆発だわ。京都を舞台に、マイノリティーな学生が妄想全快。クリスマスイブに世間的に反乱を起こす話。とかくネガティブというか、青春独自の、自分が世界の中心だ!だけど、世間からははずれている!そこに森見先生のユニーク文体で、爆笑に輪がかかる。この不毛な会話、大好きだな~ソーラー電池式招き猫ほしいな。。。
本「遺体」石井光太遺体―震災、津波の果てに/新潮社¥1,575Amazon.co.jp真正面向かって読めなかった。それくらい震災の一面をリアルに書いてる本。内容は、震災時に臨時の遺体安置場となった体育館での著者のルポ体験とインタビューを交えた実録。「そんな場所に作家が行ってきて何考えてんだ?!」って読む前は思った。けど、そんな浅はかな感情による作品ではなく、これは一度は誰しもが読んだ方が良い内容と思わされた。震災=復興支援って安易なイメージだったけど、実際の現場でどんなことが起きてたのか?どう人々の生活を変えてしまったのか?痛いくらいに伝わってきます。時の政治家達が皆これを読めば良いのに。今、自分が生きてることの大切さと、誰かのために生きることの重要さと、真っ向から向かい会える本でした。