勝者のフットワーク塾DVDには収録されてませんし、収録されるという話も聞いてません(笑) 私個人の趣味による番外編です


英語では「between the regs shot」または「tweener」なんて呼ばれてます 以前舎人塾のレッスンでコーチから(右利きの人は)右足が軸足になるという説明をチラッと聞いたくらいで特に指導を受けたことはありません 今後発売されるDVDの中でおまけでサラッとやってくれたら嬉しいです








段階的練習法です この方は勝者のフットワーク塾とは関係ありません





言葉は分かりませんがなんとなく伝わってきます この人は左足が軸足と主張しているようですが、生徒たちは逆になってます(笑)





ボールが体の中心よりもやや左側になるようにしろと言ってる?




いくつかプロのショットを見ましたが全て利き手側の足が軸足となってました 一応まとめるとグリップはコンチネンタル (右利きの人は)右足でボールを追い越して(ボールの真上に体がくるような感じ)からスイング 打点は膝よりも下 打つ瞬間は片足はあげる
勝者のフットワーク塾のDVDについての感想など書いてみたいと思います

$Vfootに魅せられて-DVD一覧
Vol.1,2,4,The Basicはストロークのフットワークが収録されてます どのような状況で使うのか明確に体系化されている点と、その動きを習得するのに効果的な段階的指導法が素晴らしいです この中でThe Basicは現時点で発売されているDVDの中で唯一2枚組となっています スタートを早くするステップ、戻りを早くするステップ、短い距離の移動に使うステップ、長い距離を移動するときに使うステップ、なぜセミオープンスタンスなのかなど打つ前のフットワークについて深く踏み込んでいて勝者のフットワーク塾理論をより深~く知りたい人にお勧めです



$Vfootに魅せられて-バックハンド
Vol.3はバックハンドに特化した内容になってます 最も特長的だと感じたのはスライスです 勝者のフットワーク塾では片手打ちスライスと両手打ちスライスを全く別の技術と捉えています それぞれの特徴、違い、スイングの習得方法などが収録されてます ドライブ系のフットワークは3種類収録されてますが基本的にフォアハンドの裏返しになるのでほとんどのフットワークがバックハンドでも使えます



$Vfootに魅せられて-ボレー
Vol.5はボレー編です ストロークほどではないですがボレーのフットワークも分類されてます 共通しているのは軸と打点の距離を一定にするということです ボールと体の距離を3段階に分けて(近い、遠い、その中間)軸と打点の距離を一定にするためにどのフットワークを使うべきかが解説されてます



$Vfootに魅せられて-サーブ
Packageol.6はサーブ編です グリップ スタンス トスアップ スイングなど各パーツについて解説、段階的指導法が収録されてます 個人的にはトスアップとスイングの連動をスムーズにするための段階的指導法がお気に入りです スイングを内野手型、外野手型に分類したり、フィニッシュの形をストロークのフットワークの型をイメージして分類したりと勝者のフットワーク塾らしさ全開の内容です




$Vfootに魅せられて-小野田
Package3はプロテニスプレーヤー小野田倫久氏がデモンストレーターとなっています 現時点で発売されているDVDには未収録のフットワークも実演してくれています 各フットワークの解説と正面、横、後ろからの映像(通常速度とスロー)があり分かりやすいです(デモンストレーションのみで段階的指導法は収録されてません)他に症状別メニュー、実践編、中屋コーチとの対談が収録されてます 



$Vfootに魅せられて-パッケージ2
Package2は勝者のフットワーク塾専属コーチのガチンコ対決を中屋コーチが解説してます 実際の試合の中でどのようにフットワークが使い分けられているかがわかります また試合の映像のなかから特定のフットワークを抜き出して分類したショット別レヴューもあります
勝者のフットワーク塾では打つ前(ボールに近づき止まったとき)のスタンスはセミオープンスタンス(一部のフットワークではオープンスタンス)が合理的と考えています 「ストロークのスイング動作 その2」で書いた「後ろ足でスイングする」を実践するには始めから両足が揃ってしまっているクローズドスタンスは不向きです(スタンスについての詳しい解説はDVD Vol.1,2,4、The Basicに収録されてます) 右側に来たボールに対しては右足先行でボールに近づきセミオープンスタンスを作り、状況に合わせて打ち方を選択するというのが基本的な流れになります



いきなりDVDを買うのはちょっと・・・という方には↓




勝者のフットワーク塾のレッスンで実施しているウォーミングアップドリルです フットワークの基本が凝縮されてます スプリットステップからセミオープンスタンスまでのステップが身に付きます




フットワークは根性や持久力に頼るものではありません れっきとした技術です 持久力や筋力は年齢とともに衰えるが時間をかけて身につけた技術は色あせないというのが勝者のフットワーク塾の考えです
前回の「ストロークのスイング動作」ではスイング動作全体の構成について書きましたが今回は「引っ張る」と「振る」を基本のスイング「リストロール」を例に書いてみます

近日発売予定の勝者のフットワーク塾DVDVol.2改訂版に収録予定のコンテンツ フォワードスイングの起点「引っ張る」動作がわかりやすいです




こちらはDVD VOL.1改訂版のコンテンツ ずばり「リストロール」です




ステップダウンの記事でも書きましたが体重移動にちょっとしたコツがあります




ポイントは「後ろ足でスイングする」です 軸足側の腰の上に頭が残っている時間が長いです 早い段階で前足側の腰の上に頭の位置が移動してしまうと肘を曲げる動作(ボールにしがみつくような動作)で打つことになります 逆に頭が後ろ側の腰の上に残っている時間が長ければ肘を伸ばす動作(突き放す動作)で打つことになります
 突き放す打ち方のほうがより前でボールを捉えることができます またインパクトで上を向いていた手の平が下を向く動き(プロネーションといえば伝わりやすいでしょうか)も自然と行われます ワイパースイングとは違います 筋力に頼らずにヘッドスピードを加速し厚い当たりのトップスピンを実現するこができます



リストロールほのかに高いボールを打つ「コンプリート」、速いボールなどに対して使う「ショルダーラップ」、遠いボールに使う「バギーウィップ」の合計4つのスイングがあります これらのスイングと「フットワーク」の記事で紹介した数々のフットワークを組み合わせることで様々な状況に対応していくのが勝者のフットワーク塾の理論です 
勝者のフットワーク塾が提唱するストロークのスイング動作の理論について書いてみます。



スイング動作はざっくり言うとバックスイングとフォワードスイングから構成されます。 グリップをネット方向に引っ張り出す瞬間がバックスイングとフォワードスイングの境目となります。勝者のフットワーク塾ではこの境目を「切り返し」と表現します。



というわけでまずはバックスイング10連発





フォワードスイングは「引っ張る(グリップをネット方向に引き出す動作)・振る(ラケットヘッドが旋回する振る動­作)・フォロースルー(振ったラケットを納める動作)」に分けることができます。「引っ張る」部分が長く、「振る」部分は短いです 





まとめると
バックスイング→引っ張る(グリップをネット方向に引き出す動作)→振る(ラケットヘッドが旋回する動­作)→フォロースルー(振ったラケットを納める動作)
フロントピボット


高いボールを踏み込んで打つときに使うフットワークです 勝者のフットワーク塾DVD The Basicに収録されてます

後ろ側の足(軸足)の踵を引き上げて打ちます

低いボールにはステップダウン 高いボールは踵を引き上げてフロントピボットと使い分けます

※後ろ足を勢いよく引き上げるとハムストリングを痛めるおそれがあるので注意してください




打つときの感覚はステップダウンフロントフットホップの中間的な感覚です フロントフットホップの練習で導入動作としても使えます
ジャックナイフ



浮いたボールを叩きこむフットワークです 勝者のフットワーク塾DVDにはまだ未収録です トランスホップも浮いたボールを叩きこむのに適してますが前または横へ動きながら打つときはジャックナイフの方が打ちやすい気がします  フォアハンドはハンドボールのシュートに動きが近いですね ボールのバウンドに合わせて一緒にジャンプするとタイミングが合います















おまけ
スマッシュですが体の使い方が同じです
ラテラルトランスホップ



勝者のフットワーク塾DVDvol7に収録されてます。 回りこんで逆クロスに打つフットワークです 踏み込む時間がないときに使います サイドスピンをかけるとより相手を走らせrことができます トランスホップのような前方向の重心移動ではなく横方向への重心移動で打ちます







ツーフットピボット



勝者のフットワーク塾DVDvol7に収録されてます。 ベースライン際にきた深いボールに対して下がらずに打ちます  踏み込んだ形になりますがステップダウンのような軸の移動がありません 早いタイミングで打つことになるのでスイングを速くしてタイミングを合わせるのではなく、スイングの始動のタイミングを早くする必要があります

ステップダウン:膝を伸ばし腰を持ち上げスピンをかける

ツーフットピボット:膝を曲げたまま低い姿勢を維持して軸を移動させない






↓0:50あたりです