致死率100%のプリオン病により、我々が食べる豚骨ラーメンが危険になり、我々日本が最初に発症し、豚産業に大規模な打撃を受けるリスク。それに伴う社会不安を防がなければならない。
もう一部は起きているかもしれないなか、私はわかりやすく、また論題風にブログを書いた。あくまで予防原則を基づくブログだが、熟読して欲しい。
第1章 国家のプリオン発見の欠点
1. 検査不足の問題
日本は「豚におけるプリオン病はBSEの交差感染を無視できる」(1)と主張しているが、これは検査体制が不十分である可能性を考慮していない。特に神経症状を呈して死亡した豚のうち、何割が本当に精密に調べられているのか。その運用実態には疑問が残るのではないか。
また、自然発生の豚のプリオン病のリスクも考慮に入れるべきではないか。
2..感染者の見分け方
仮に豚のプリオン病が蔓延していて、それが孤発性と診断されていったら、どんどん被害者が増えていく中、国が気づかないのではないか。
3.プリオン病の隠蔽
豚のプリオン病は、世界、特に国内に大パニックを犯し、国内産業が大打撃を受けるため、隠蔽をするメリットが多い。故に世界的に発生が確認されてないのではないか。
4. 豚でプリオン病らしき症状が出た場合の対応と制度の限界
仮に種豚にプリオン病を疑わせる症例が出た場合、現行法では「特定疾病に該当し、かつ病変が明らかな場合」に限って全身廃棄となる。(2)しかし、豚のプリオン病は制度上想定されておらず、別の病名で処理されて流通してしまう可能性もある。法制度に重大な隙間があり、事実上のノーマーク状態と言えるのではないか。
第二章 cwdの交差感染リスク
5. BSEとの比較とCWDの危険性の過小評価
経口感染が豚で確認されていないBSEについては広く議論されてきたが、CWD(慢性消耗病)については不自然なほど議論がない。研究ではCWDプリオンを41ml経口投与した豚が41ヶ月後に感染し、低感度の免疫組織化学検査でも検出された事例がある。(3)これはCWDが豚に感染しうる可能性を示しており、無視すべきではないのではないか。そして、肉骨粉や血粉、そしてcwdのように唾液で増幅、伝播するのではないか。
6. 研究者の直接的な警告
ミネソタ大学の感染症研究者であるマイケル・オスターホルム博士は次のように述べています。「野生の豚が感染する可能性があることを示唆する限られたデータがあります。
「彼らが感染する可能性があるなら、確かに家畜の豚も感染する可能性がある?それは豚市場に何をするでしょうか?それは牛市場にどうする」(4)
7. CWDの経口感染の閾値
CWDに感染した鹿の最低経口感染量は300ngとされている。(5)加えて、繰り返し摂取した場合、感染閾値はさらに下がることが示唆されており、BSEよりも経口伝播のリスクが高いことが懸念されるのではないか。
8. 血粉の危険性
鹿のcwdを歯科に与えた実験で、わずか100mlの感染血液による輸血で感染した研究結果が存在する。81mlでも感染の可能性が示唆される。(6)この事実を踏まえれば、感染血を含む可能性のある「血粉(血液由来の飼料添加物)」が豚の間で感染を媒介する可能性も否定できない。しかも血粉は、肉骨粉と異なり高温や高圧による滅菌処理が必ずしも行われておらず、その意味でリスクはむしろ高いといえるのではないか。
また、血粉を食べるのは離乳してすぐの子豚である。子豚は胃液が弱く、異常プリオンに感染しやすい可能性があるのではないか。
9. アメリカからの豚血粉輸入
日本はアメリカから豚血粉を輸入している。(7)先ほど語った血粉のリスクを考えれば、アメリカでcwdが豚の間で蔓延していた場合、日本に来るリスクがあるのではないか。
10. アメリカの農家
アメリカの小規模農家などがcwd鹿を豚の餌にして、交差感染をするのではないか。それらがレンダリングに回ることはとても危険なことではないか。
11 エアロゾル感染
鹿、そしてマウスにおいての、エアロゾルでの感染は実験的に可能であり、(8)(9)経口よりも三十倍効率が高い可能性があると言われている。cwdやスクレイピーは唾液に感染性が生まれるため、人に感染した場合、会話や咳、くしゃみなどの唾液を容易に拡散するリスクがあるのではないか?それは隠匿的なパンデミックを意味する。
第3章 バイオテロ
11. バイオテロや交差感染のリスク
「自然発生やBSEは無視できる」という前提で動くならば、CWDの交差種感染、あるいは他国からのバイオテロ的リスクについても真剣に議論されるべきである。CWDは長い潜伏期間を持ち、発症前に密かに拡散するため、仮に悪意をもって流通経路に仕込まれれば、破壊工作として社会に打撃を与える可能性も否定できないのではないか。
12. プリオンの兵器化と国家安全保障の視点
プリオンは高い耐久性と長い潜伏期間を持ち、加熱や消毒による無力化が困難である。この特性は、生物兵器としての悪用リスクを孕んでおり、国家安全保障上の脅威となり得る。(10)現時点でプリオンを対象としたバイオテロ対策や国際的な規制枠組みは十分とは言えず、万が一にも悪意ある流通・投与が行われた場合、その検知・追跡・抑制は極めて困難である。日本もこの観点から、プリオンに関する安全保障・危機管理体制の整備を急ぐべきである。
第4章 日本特有のリスク
13. 日本の食文化
日本では「豚骨ラーメン」など、中枢神経由来部位を煮出して作る食品が日常的に消費されている。他国に比べてプリオンが経口で侵入しうる経路が開かれているにもかかわらず、独自のリスク評価や対策が行われていない。この事実は軽視されるべきではないのではないか。
14. 日本のプリオン遺伝子型
日本人の93%はMM型というプリオン遺伝子型であり、VV型<MV型<MM型の順に感染しやすいと考えられている。(11)BSEの時も感染者のほとんどがMM型であった。つまり日本人はプリオン病に感染しやすく、警戒すべきではないか。
15. 加工副産物(ポークエキス、豚脂、ゼラチンなど)の問題
ポークエキスは豚頭や背ガラなど、神経組織が含まれる部位から抽出される。これらの副産物は調味料・スープ・加工食品などに幅広く用いられており、単なる「肉の加工品」以上に食品流通に深く組み込まれている。したがって、仮に一点で感染が発生すれば、社会全体への波及リスクは極めて高い。特に、学校給食や高齢者施設のような集団調理に使われた場合、その影響は計り知れないのでは。
16. 口の怪我によるプリオン感染
研究によると、軽度の口の怪我で大幅なプリオンの感受性を高めた。(12)豚骨ラーメンなどは液体のため、怪我に触れやすく、感染しやすいのではないか。
第5章 豚のプリオンタンパク質自体のリスク
17. アミロイド原性
豚は人や牛よりアミロイド原性が高く、(13)異常プリオン蓄積やプリオン病発症のリスクが他家畜よりも高い可能性がある。にもかかわらず、検査やリスク評価は不十分であり、早急な対策強化が必要ではないのか。
18. 豚のプリオン剛性
豚のプリオンタンパク質が高い剛性を持つことは、(12)異種間での感染障壁として働くのか、鹿も同じプリオン剛性のため、それとも逆に一度感染が成立すれば安定した蓄積を促進する危険因子となるのか?また、
剛性の高い豚プリオンは、CWDなど他種由来の異常プリオンに対して耐性があるように見えて、実は変異を抑制し感染後の増殖を促す“温床”となり得るのではないか?
19. 論文の中の警告
(14).(15)の研究の最後に、豚に動物性飼料および反芻動物からできた副産物を与えないように警告をしている。EUはそれにある程度従っているが、リスクが高い日本はこれらの警告にどう耳を傾けるか。
20. 豚のプリオンと人のプリオン
HuPrP は BoPrP シードで播種可能であり、PoPrP シードではさらに播種可能であることが研究で示された。。これは、ヒトがブタ APrP プリオンに感染する可能性があることを示している。(13)
21. 豚のプリオンの隠蔽性
。アミロイド型 PrP 立体配座は神経毒性が低く伝染できるという仮説を考えると、起こりうる影響について考察するのは興味深いアミロイド沈着は高齢化と関連しているため、PoPrPやその他のアミロイド形成性タンパク質からAPrPアミロイドが自然発生するには、この年齢では若すぎると考えられる。しかし、シード性アミロイド形成の観点からは、APrPの伝染力価が高い場合の理想的なケースとなる可能性がある。このようなシナリオでは、神経毒性耐性のために臨床的には無症状で、伝染力価が高いブタプリオンが最悪の状況となる可能性がある。(13)
22. 豚の硬膜移植による感染
イギリスで、豚を硬膜移植した男性がクロイツフェルトヤコブ病に感染したことが症例としてある。硬膜移植は過去にライオドゥラとして狂牛病の次に感染者が出たプリオン病の薬害であり、豚が異常プリオン病を持ってて、感染した可能性があるのではないか? (16)
↓続き
↓↓論文などの注釈

