大阪にもう一泊して、26日は京都で紅葉観光をしました。
坂本冬美公演の千穐楽鑑賞を決めた時に京都紅葉観光も決定。
京都のどこで紅葉を見るかは愛ちゃんのマネジャー氏が嵐山周辺に下宿していたという話を聞き、最終的に嵐山・嵯峨野地区に行くことにしました。
行程は以下の通り。
(京都駅=嵯峨野嵐山駅、10時頃)⇒天龍寺⇒渡月橋⇒竹林⇒大河内山荘庭園⇒オルゴール館で昼食⇒清涼寺⇒大覚寺⇒あだしの念仏寺⇒(嵯峨野嵐山駅ー京都駅、17時頃)
紅葉はまさに見頃。天候は曇り時々晴れの天候。もう少し晴れればまさに絶好の天気だが、贅沢は言えない。風がほとんどなかったのも好条件でした。入館料を払ったのは大河内山荘庭園、大覚寺、あだしの念仏寺だけだが、渡月橋や竹林は素晴らしかったです。ウイークディーの月曜日なのに天龍寺、渡月橋周辺は信じられないくらいの観光客。そして観光客の八割は外国人。折からの紅葉シーズンもあるだろうが、さすがに京都は国際的な観光都市だという感を強くしました。
しかし、竹林を過ぎたあたりから外国人観光客の姿も少なくなり、鄙びた感じの京都も堪能できました。
《天龍寺》
《渡月橋》
写真では迫力は伝わらないですね。
《竹林》
これも凄い迫力と美しさだったが、とにかく観光客が多かった。静かに歩けたら本当に素晴らしい場所です。
《大河内山荘庭園》
愛ちゃんファンの方に教えてもらって行きました。外国人の方も比較的に少なく、存分に紅葉を楽しめました。
入館料1000円で抹茶付きでした。
庭園内から「神護寺」を望む。
《大覚寺》
今年は醍醐天皇が写経した般若心経の60年に一回の公開の年に当たっており、勅封般若心経を拝見できました。
《あだしの念仏寺》
大覚寺を出た後、時間的にも余裕があったので思い切って行ってみました。
徒然草の第七段に、「あだし野の露消ゆるときなく、鳥部山の煙立ち去らでのみ、住み果つるならひならば、いかにもののあはれもなからん。・・・」とありますが、私は昔からこの段が特に好きで、いつかあだし野を訪れてみたいと思っていたのですが、紅葉の美しい時期に訪れることが出来てラッキーでした。
空海が野ざらしになっていた遺骸を埋葬したのが始まりとされ、境内にある西院の河原には8000の石仏・石塔が並んでいたのが凄かった。
やや荒れ果てた感じを予想していましたが、無縁仏などがしっかり供養されていて、人の温かみを逆に感じました。
境内に続くなだらかに昇る参道にも鄙(ひな)びた情趣が感じられた。