快架は身体の鍛錬と発勁練習を表裏とし、攻防を顕著に表し、慢架動作の用法への理解にも寄与します。慢架と快架は同じ内容ではありながら、慢架套路一通り30分に対し、快架は5~6分で終わります。心→意→気→勁をより迅速に求める修行でもありますが、「剛柔相濟」、「快慢相間」の太極勁が少林拳等の拳法と一線を画します。
筆者は馬岳梁氏の入室弟子で4代目伝承者である故・張金貴氏よりこの快架を伝授され、今回は初めての公開となります。当面は日曜日の午後、月2回、2022年5月からを予定しており、興味のある方は、minye01@me.com にてお問い合わせ下さい。
張金貴老師の自宅にて
張金貴老師の自宅前