世界中の人気者、ミッキーマウス。
特徴的な大きな耳、白い手袋…。
ディズニーランドで、手を振ってくれるミッキー。
よく見てみると、ミッキーの手は４本指ですね。
2でも、3でもなく、4。なんで４本指なんでしょうか？
実は、この疑問について作者ウォルト・ディズニーに直接聞いた人がいます。
それは、手塚治虫。
そう、鉄腕アトムやブラック・ジャックなどを手掛けた日本を代表する漫画家。
この質問に対し、ウォルト・ディズニーはこのように答えているそうです。
「いいかい、ミッキーの手を小刻みに振るだろう。こうすると指が５本に見える！
これがもし５本指だったら、ミッキーの指は６本に見えるじゃないか。」
この答えに、手塚治虫はこう気付いたそうです。
「アニメーションは、絵画ではない。動きをどうすれば自然に見えるかが大事なんだ。」
その後、日本初のアニメとなる「鉄腕アトム」は、当初４本指だったのだそうです。
そして、もう一つ。手塚治虫が影響を受けたところがあります。
それはなにか？アトムの特徴的なあの髪形です。ミッキーの耳をデフォルメしたものなんですって。
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