ヒカリのセカイ

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「教育」とは何でしょうか

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マロン:ふらんすが出生率2.0を達成したハイケイには「子育てのしやすさ」があるって言われているワンニコ

 

ヒカリ:そうね。えー

 

マロン:日本と比べて、どんな点で子育てしやすいんだワン?

 

ヒカリ:いくつかポイントがあるけど、そうねえ・・・3つのポイントを挙げておくわ。

 

ポイント①産後の社会復帰

 

ヒカリ:まずは「働く女性」にとって、出産がマイナスにならない社会システムが出来ている、という点よ。

 

マロン:えーと、日本だと一部の職業(公務員など)を除けば出産を機に正社員をやめる女性が多いワン。・・・ある調査では9割の女性が出産を機にお仕事を辞めているそうだワンショボーン

 

ヒカリ:逆にフランスは7割以上の女性が3年以内に職場復帰しているのよ。

 

マロン:なんと!びっくり・・・日本と正反対だワン。

 

ヒカリ:フランスは労働者に対する権利の法的保護がしっかりしているの。育児休業による企業や会社での地位低下は認められていないのよ。つまり社会全体が女性の育児休業を正当な権利として認め、子育てに寛容と言えるわね。

 

マロン:なるほどワン。

 

ヒカリ:2つ目は3歳から幼稚園(保育学校ともいう)に全入できる、という点ね。もちろん無償よ。ニヤリ

 

マロン:あー、これは日本と大きく違うワン。待機児童問題でパートすら働けないママの多い日本とはずいぶん違うワン。・・・にしても、ふらんすは3歳からフツーに4時くらいまでガッコがあるっていうワン。

 

ヒカリ:そうね。・・・それも働く女性に合わせた結果よ。もちろん、もっと家庭での時間を大切にしたい場合はそうした私立も選択できるわ。

 

マロン:ママさんから見ると、3歳まで育児休業で権利が保証され、3歳からは幼稚園に全入。・・・とっても働きやすいワン。爆笑

 

ヒカリ:ついでに「お弁当」という負担もフランスには無いのよ。

 

マロン:???・・・全部給食ってことですワン?キョロキョロ

 

ヒカリ:そうよ。幼稚園から高校まで、フランスはすべて給食なのよ。

 

マロン:なんと!・・・やっぱふらんすの給食はおいちいワン?

 

ヒカリ:それは微妙ね。ま、味にうるさいパリジェンヌを満足させる給食は難しいようね。ショボーン

 

マロン:そっか。・・・にしても、ママさんの負担は日本とずいぶん違うワン。

 

ヒカリ:そして3番目のポイント・・・それは学費の安さよ。

 

マロン:日本は子どもおひとり様一千万円とかっていうワン・・・学費保険なんてのもあるワン

 

ヒカリ:選ぶ進路にもよるけど、原則として幼稚園から大学まで

 

学費は原則無料(公費負担)

 

というのがフランスよ。

 

マロン:マジっすか!ガーン・・・タダですか。

 

ヒカリ:自由と平等を掲げるフランスは、教育についても不平等があってはならない、と考えているのよ。グラサン

 

マロン:そっかー。つまり経済的な事情で子どもの教育に差が出てしまうことをよしとしないんだワン。

 

ヒカリ:まあ、実際はフランスにも私立学校があり、経済的に裕福な家庭ほど学歴も高い傾向にはあるの。・・・でも少なくともフランス国民であれば大学までほぼ無償で進学できる。・・・これは日本にもヒントにな制度と言えるわよ。

 

マロン:わかりましたワン。・・・ふらんすから学べ、と。メモメモ