曇り空。外に出れば雨の匂いがする、不安そうに下を眺める雲。雲の流れは早くなっていって街は相も変わらず不調和な足音。通りすぎる人の笑顔は未だに眩しすぎる、他人事のように過ぎる時間に本気で止まってほしいほど幸せな時を探している。もう気づいてるんだ、強がったってふさぎこんだって気持ちが晴れない事。まだ歩けるはずなんだ。ただ今はつまづいて転んだ傷が治らないだけなんだ。雨でぬかるんだ道をしっかり踏みしめて歩いて行こう。自分を見落とさずに。そのままで。