最近、おなかの調子が良くない日々が続いております。

寒気と微熱もあって、なんだかなぁ…って感じ。


気温はもう38度とかあるし、日差しは強烈だし、市内の交通も

不便なので、なにかと病院に行くのが億劫で仕方ない。


でも、楽しいことは楽しいので、元気です。


ただ単に飽きたのかしら…


海外に出て最初は目新しいことばかりで毎日がわくわくだけど、

なんか最近、新鮮味に欠けてきた。


非常に海外旅行に行きたいです。




さて、本題に入ろう。


先月、医療系のメンバーで協力して行った医療キャラバン。


その種があちらこちらで芽吹きつつあります。




ひとまず、うちの病院では、今月のカンファレンスで全病棟の

看護師対象に口腔ケアのセミナーやってと。


目指すところは、看護師が患者の口腔ケアをするというところ

なのですが、まだそこまでは求めません。


ひとまずの目標としては、みんな歯磨きしましょうねと言いたい。

こちらの人は、ほとんど歯を磨かないので…



内容としては


・口腔内の環境

・誤嚥性肺炎

・歯磨きの必要性


について。



流れはみんなで考えた流れをそのまま使ったんやけど、

実演にひとつ追加。


うちの配属先の病院では誰も患者の口腔ケアをしない。


みんなに聞くと、必要性は分かっているし、それが看護師の仕事

だとも理解している。

だけど実際は、やったよと嘘つく人、言い訳三昧の人しかいない。


んで、やり方を聞くと、「フロツェリンを使って口をきれいにする」と

口を揃えて言うので、今回はそのフロツェリンに登場してもらうことに

しました。


フロツェリン…? たぶん、消毒液的なものだと思う。

吸引後のカテーテルをこれに浸けて、使用することがあるので…



口腔ケアの基本はブラッシングです。と私は思っています。


なので、それを強調したくて、比較実験的な感じで実演を進めました。


日本で小学生などに歯磨きの指導で使う染色材を使用して、


フロツェリンできれいにした歯と、歯ブラシで磨いた歯を実際に

みんなにみてもらうことに。


看護師2名ずつ選んで、やってもらいました。




そう。


やっぱりそれだけでは落ちないですよね… フロツェリン。




フロツェリンだけでは歯垢を落とす効果がないということ。

ちゃんと磨いたと思っても磨き残しがあるということ。


この2点については、しっかり念を押してきたので、ちゃんと

伝わったかな?





一番反応があったのは、染色材について。


自分でやってみたい、子どもたちに見せてあげたいと思う人が

たくさんいて、どこで入手できるか、お金払うから、日本から送って

という声がとても多かった。



次に反応があったのは、誤嚥性肺炎について。


これに関してはほとんど知識がない様子だった。

みんなポカンとしているので、「知ってる?」って聞いたら、

みんな首を振った。


自分の語学でできる説明には限界があるけど、理解できた人から

みんなに説明してくれたので、なんとなく分かってくれたっぽい。




医療キャラバンのときから感じていることだけど、実際に目に

見えて分かるものに対して、ものすごく反応がいいです。


なので、結果から言えばこのセミナーも大成功。


でも、これが患者の口腔ケアに直結するかは別問題。


ほんと、そこ。



花は咲くのかなぁ…




今日は大好物のアメリカンチェリーと杏を食べようっと。


おいしっ♪