先週の金曜、「割礼」見ました。一部始終。
一番良く話す看護師メフリボンの息子、ロヒムボイが主役の日。
話では家ですることになってたはずが、急な予定変更。
救急外来の処置室で…
おかーさんは泣き叫ぶ子どもを見るのが忍びないということなので、
自分だけ中に入ってみてきました。
局麻なし。
ものの5分。
「切るまえ、息子にはなんて説明したん?」っておかーさんに聞いたら、
「油を塗る」と説明したと。
処置が終わって車のなかで、「油塗った?」との質問に、
ロヒムボイは「うん」と答えてました。
かわいい…
処置中にぎゃん泣きしたせいか、あとは疲れ切って眠っていました。
んで、そのままみんなでメフリボンの家に戻って、うちは写真係という
ミッションをこなしてきました。
一歩大人になったロヒムボイ。
今日買ってもらった車のおもちゃで気を紛らわしています。
次々に訪れる親戚や近しい人。
口ぐちに「金の子」と言い、お金を渡します。
んで、ひとまず「オシュ」
やっぱりホラズムのオシュは美味い…
それから、夜の集まりのための準備。
この日は魚のフライとチュチュバラ(ミニ餃子っぽいの)のスープ。
みんなと一緒にチュチュバラを作りました。
チュチュバラ先生に教えてもらい、成績も2→5まで伸びました。
ロヒムボイはおしっこガマンしてるのと、痛いのとで、泣いては寝てはの
繰り返し。
そんなことお構いなしに、訪問客は「どれ」と言って、パンツ脱がせたり、
覗いてみたり。
その都度ロヒムボイは「触らないで~」とぎゃん泣き。
そして、ウズベクでよく見かける「ケムリ」
なんかの植物を乾燥させたもので、この煙を嗅げば、風邪ひかないとか
病気が良くなるとか、そういった類のものです。
部屋中に満ちた「ケムリ」
息ができなかった…
まるで日本でいう法事のような感じです。
親戚一同、会しました。
自分も危険な位置に座ってしまい、ウヲッカをいただく羽目に。
そして苦手なお祝いの言葉を述べることになってしまった…
結局23時過ぎまでどんちゃん騒ぎやった気がする。
この日は爆睡でした。
朝から晩までトイレまで、ウズベクの人に囲まれ、疲労困憊。
でも、本当に充実していたし、来て良かった。
家族のつながりの大切さをまたひとつ教えてもらいました。
んで、ウルゲンチに戻ってから、この日退職の小児ICUの看護師に
会いに行って、花束を渡してお別れしてきました。
長年勤めていた職場をこの日限りで退職。
ロシアに出稼ぎに出ている夫のもとへ旅立つことになります。
感極まったんでしょうか、この日のバルノさんは泣き虫でした。
本当に、みんな病気をせず、健康で過ごしてほしい。
そう心から願うのでした。
そして、天気予報では明日から最高気温が10℃近く一気に低下して、
マイナスの最低気温になるとのこと。
冬の訪れを前に、急いで冬支度しました。
大掃除して、窓にビニール貼って…
「かかってこいやー、冬」ぐらいな気持ちです。
いや、でも、実際来たらかなり憂鬱やけど…
さーて、また1週間がんばるぞー。