そう。今日は休日。
昨日の予告通り、ミッションを遂行すべく服のバザールへ。
ここは正面入り口の門です。
「ドルラル、ドルラル…」 闇の声がどこからともなく…
靴や、服、おもちゃ屋、生活雑貨屋など。
実にさまざまなお店が連なっています。
どの店もあまり個性はなく、だいたいどの店も同じものを売ってる。
ほとんど中国から仕入れられたものばかり。
日本語が書かれた中国製品もある。
ビッグビジネスだね。すごいよ、高度経済成長期。
そして、アトラス売り場へ。
ここウズベキスタンは、シルクロードの中継点。
色鮮やかなアトラス。
河の水面に映った太陽を表現した柄で、
地方によってのオリジナルがあるそうです。
そして、シルクの割合によって、呼び名が変わるそうです。
初耳!
シルク100%・・・・・・・・・・・・・・「アトラス」
シルク50%+コットン50%・・・・「アドラス」
へ~!!! これ、現地人でも知らない人いるんだろうな~。
うちが最後までしつこく悩んだ色と柄。
写真では分かりにくいですが、どちらもウズ大好きなきらきらの
糸が使われている。
ウズの女性、本気できらきらが大好きです。
ぜひ、スワロフスキーのデコ携帯とか見せたい。
結局、青で決めて、縫い子さんにオーダーメイドを依頼。
「ここをこんな風に…。ここは少し切り込みを入れて…」
楽しいですね。
女子です。
きゃっ♡
第1弾が成功したら、着々と普段着なんかも作っていく予定です。
ウズくなるぞー。
ツーピースに軽めのパーカー羽織って、カチューシャして、金ピアスして、
つっかけ履いて…
早く仕上がりが見てみた~い♡
そして~
そう。ウルゲンチにはウズベキスタン初のマックがあるのです。
中へ入ると…
なんと~。ショーケースがあるではないですか!
そして、メニューがこちら。
チーズバーガー+ポテトのセットが4000スム。
日本円で120円也。
あいにく停電中で、自家発電のため、ポテトは却下され、
チーズバーガー+コカ・コーラを注文。
お~、マックっぽいですねー。
こちら、ウズ初マックの店長。
ロンドン、マンチェスターのマックで働いていた経験あり。
私たち外国人には、英語で話しかけてくれます。
ん?
お気づきですか?
パテ。
これで熱を加えてます。
仕上がったチーズバーガー。
なぜかパンを圧縮して少しパリパリにしてます。
こちらビッグマック。
ナイフを頼んだら、本物の包丁を渡されたシャワット隊員。
危険ですね~。
勘の良い方はもうお気づきでしょう。
そう。ウズいんです。なにもかもが。
マックを模倣した、ただのウズのバーガー屋さんです。
使われる素材はもちろんウズニキです。
名前を拝借したものの、そのクオリティーにはまだまだ遠い道のり。
でも、外国に出て、その文化を持ち帰る気持ちが素晴らしいです。
彼はイギリスで「マクドナルド」に出会い、「美味しい」と感じたのです。
だから、ウズに持ち帰り、一発当ててやろうと。
その気持ちがあればこそ。
これからですね。まずは小さな一歩から。
懲りずにまた行きます。
今度はポテト食べたい。もちろん「塩大めで」
そして、外科の先輩隊員とともに、満たされない気持ちを発散すべく、
ウルゲンチの若者がリコメンドする「ウズベギム」といわれるカフェに。
アイスがあるとのことで、カカオアイスを注文。
が、しかし。
あいにくこのお店も停電のため、却下。
「電気が戻ったら持ってくるよ」と店員さん。
そして、その約束を忘れてなかった店員さんにより、無事にカカオアイスをGET。
ここのカカオアイス、うまい…
電気が復活したばかりで、よれよれですが、味は言うことなしでした。
はぁ。
明日はウルゲンチ州の病院の看護部長を集めた会議のなか、
外科の先輩隊員とともに褥瘡についてのセミナー。
仕事量ははるかに先輩隊員が多いのですが、なんせ初舞台。
緊張しないわけがありません。
かまないように、かまないように、かまないように…
セミナー終わったら、「おー、ふどいむ…」言うからね、すみちゃん。
着々と新しい言葉を身に着けるべし!
ヘマをしないよう、無事を祈っててください。