お疲れさまでした~。


最近なにかと1日が過ぎるのが早くて、驚いています。

以前は月から金の活動が億劫で仕方なかったのですが、

最近はそうでもないという…


やることがあるというのはいいことですね。


3か月に1度のJICAへ出す報告書。

今月提出分、まだ書けてないや。

ってか、1号様式(12月に提出した分)とあんま書くこと変わってないから、

気分がのってこないというかなんというか。

やりだすと早いんだけど、やるまでに時間がかかる…


あと来週末にホラズム州の看護部長の集まりに急遽セミナーを

する流れになり、その準備しなあかん。

メインは外科の先輩隊員になるんだけど、自分も顔売ってかないとね。


12月に先輩隊員が院内でしたセミナーをそのまま活用する形になるし、

原稿も先輩隊員のものを使わせてもらうので、大した仕事ではないはず

なんですけど、使い慣れない単語もたくさんあるし、元々あがり症なので、

嫌で仕方ないわ。



にしても今日は朝から疲れた(笑)


いま脳梗塞で意識障害のある患者さんがいるんだけど、

その家族がなにやらVIPらしく、それで院長がピリピリしてる。


朝その患者さんのとこでケアしてたら、回診が始まり、

たまたま院長と目が合ってしまい、


・褥瘡はないか?

・看護師たちがちゃんと学ばなかったり、言うことを聞かなかったら、

 私や看護部長に言いなさい



的なことを独特の口調で言うの。

社会主義的なイントネーションというか、なんなんだろう、あれ。


ICUの医師・看護師が大勢いる手前もあるし、

もう「はい、はい、はい…」って返事するしかなかった。



問題はたくさんあります。言いだしたらきりがありません。


この病院、本気で入院したら死ぬ(あるいは殺される)って思う。

でも、その大元は院長であるあなたと看護部長にあります。

って大声で叫びたい…



こっちの看護師の気持ち、分からなくもない。


水・電気・ガスは満足にないし、電化製品は高価だから、

女性の家での仕事量は半端ないし、そのうえ大家族。

疾患や治療、看護について勉強する時間もない。

勤務時間も日本と比べたら圧倒的に短い、それに給料も安い。

何より気候がキビシイ!



いつまでも看護の質はあがらないと思う。

でも、問題は時間や給料じゃないからね。


センスのある看護師もわずかですがいます。

察する力がある人、相手の気持ちになれる人。



患者さんの口を見て乾いていたら、患者さんから言われなくても

水で濡らしたガーゼで口を拭いてあげる人もいるんです。


でも、圧倒的に自分さえよければいいという考えの人が多い。

プライベートは好きにすればいいけど、仕事でそれを出さないで~

そうならざるを得ない環境があるのかなぁ…

わからん。


いつも何も言わなくても、さっと現れてうちのケアを手伝ってくれる

とある看護助手のぼやき。


「おむつ交換、体位変換は全部私たちがやる。看護師もすればいいのに…」


至極真っ当な言い分です。


患者さんの体を看る絶好の機会、ぜひ一緒にやるべきです。


患者さんを受け持つからには責任があるということを自覚してほしい。

患者さんのおむつ交換、体位変換ひとつひとつに目的・意義・方法が

あることを知ってほしい。



まぁ、とりあえず、患者さんの全身を看ることをして…

そうすればどんなケアが必要か必然的にわかるから。


全身看るということを知ってほしくて、毎日患者さんを選定して

担当看護師巻き込んで、日々のケアにいそしんでます。


勉強会もできればいいけど、一番うちが伝えたいことは

日々のケアに全部含まれてます。

分かるかなー、きっと分かんないだろうなー(笑)



と、もひとつバタバタの理由。

ってかこれが一番バタバタの要因か。


2004年~2009年、JICAは看護教育改善プロジェクトと称し、

看護の専門家をウズベキスタンに投入しました。


その評価年である本年、地方のウルゲンチにも日本から専門家が…

もうJICAはノータッチなのですが、ウズの保健省のお偉いさんと

一緒に来るとあって、院内はどこもかしこも監査モード大爆発。


これまでにない丁重なお迎え、その場しのぎのオンパレード、

看護部長の上目使いに笑みが消え、自分の口が一文字になりました。

やっぱり嫌い・・・ この人。


限られた時間での訪問で、ウズベキスタンの看護教育について、

生の現場の声をお届けすることは相成りませんでしたが、

お会いできて良かったです。


ウズベキスタンの過ごし方

右端から、


外科師長:めっちゃ賢くてできる師長

看護部長:THEヒステリー

ウルゲンチの看護学校のお偉いさん:初対面


緑の帽子が外科の先輩隊員:おなじくできる看護師

某大学の教授(専門家):精神看護学が専門です


保健省のお偉いさん:10cmのピンヒールで床がカツカツ…

通訳の学生さん:かわいい

自分:今日で31歳になりました(笑)



さて、明日はシャワットという町に青少年活動で派遣された隊員の学校に

メフモン(お呼ばれ)です。

バタバタ続きで、子どもたちにする質問を一切用意できていません。


どんな質問すると子どもってテンションあがるのかなー。

むー。


こんなに考えてもあがり症、一瞬で頭が白紙になるんだろうね。

あー、悩ましい…