今日から4日間、先輩隊員(隅ちゃん)の「看護過程:情報収集」についてのセミナーが

始まりました。


まだ言葉も不自由な自分は、隅ちゃんの活動をカメラに収めたり、

積極的にセミナーで質問などをした看護師に飴を配ったりという

仕事をしています。


元々は「看護過程」について教えてほしいという

看護部長の依頼ものとに始まったセミナーなのですが、

看護部長はセミナーに出席せず、おしゃべり好きなウズ人たちは

そわそわ落ち着いてい聞くことができない。


でも、主観的情報と客観的情報についてのコマは

とても盛り上がってました。


「暑い」「寒い」「15度」「40度」



「15度」 

誰がどう見ても、「15度」は「15度」です。これ客観的情報。

なのに!!

さすが極寒地で生活しているウズ人。

これを「暖かい」と見なし主観的情報とする。


さすがだねぇ。



ちょっと、いやかなり面白かったです。


「いや、これは主観的情報」

「そうじゃない、客観的情報」


みんなが次々に意見を口走る。

逆に日本のセミナーにはあまりないかも。




そして、セミナーも終わったころに看護部長の登場。

みんな一斉に立ち上がり、シャキッとするから

なんかと思った。


この病院の看護部長はものすごく高圧的かつ、

ヒステリックな人です。

感情の起伏がやたら激しい。

いつもキーキー物言う感じです。


そのためみんなから恐れられている。


そう。

しまりのないウズの人にはちょうどいいんです。

でも、私たち日本の看護師にはそれは必要ないんです。



そして出席取りはじめ、あーだこーだのお説教があって…



ストレッチャーの事件があってから、私たちボランティアへの対応が

ものすごく悪くなってて、挨拶しても目を合わそうとしない。

笑顔もなし、ありがとうもなし。

(ストレッチャーの件は隅ちゃんのブログ「かさぶたぶたぶ@ウズベキスタン」参照)



あー、めっちゃ大っ嫌いや、この人。



うち、本来こんなに人のこと言う人間ではないんです…




セミナー開始1日目でこの感じ。

明日からの3日間、そして、毎月のセミナーが憂鬱です。

当事者の隅ちゃんはもっと憂鬱なんだろうな…




JICAに看護師の派遣を要請した当時の看護部長はロシアに。


いまのこの看護部長が求めたものではないから、気持ちはわかる。

でも、人を統べる立場にあるべき看護部長はもっと賢くあって欲しい。


そうでないと、この病院の発展は望めない。



自分はこの病院にいなくてもいいのでは…


ずっと悶々としています。