在宅介護と介護ヘルパー・陽心会

在宅介護と介護ヘルパー・陽心会

介護ヘルパーを利用してみんなで楽しい生活を送りましょう。陽心会にはヘルパーステーションがあります。

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今朝のNHKのニュースで、ご主人が認知症の奥さんの介護をしていて、不眠不休で頑張りすぎたために奥さんを手にかけてしまったという残念なニュースを目にしました。


ケアマネージャーには金銭面の相談はあったそうですが、眠れなくて介護がきついという訴えはなかったそうです、


女性は主婦をしている、子供とのつながりで地域とのかかわりがあるので、人に相談する場所がある方が多い一方、会社一筋の男性は近くに介護の相談をするような身近な人がいないのが多いためこのような事が起こるのでは?


と思います。


頑張り屋さんの男性ほどこのように追い詰められるんでしょうね。。。


介護は協力してといいますが、そのように出来ない現状もある、でも、少しでもいいから誰かに愚痴をこぼす、話すことをすれば少しは軽減されるはず! 一歩前進で誰かに是非胸のうちを話しましょ!


介護ヘルパー派遣もありますが、居宅サービスによっては訪問看護や訪問リハビリというサービスもあります。


大勢のところに行くのは苦手、疲れる・・・という方はこのようなサービスを組み込むのも一つの選択肢です。


訪問看護は主に寝たきりの方がサービスを受けることが多いです。 家族は要介護者の外出の身支度をせずとも看護を受けることが出来るので介護軽減になります。


リハビリでは、毎日動かすことで体が動かなくなるのを少しでも防げます。

外出が毎日負担な方はこれも併用するとよりリハビリに力を入れることが出来るのではないでしょうか。


いろんなサービスがあり、そのサービスを上手く利用する利用法を知っているのはケアマネージャーです。

どんなことでも、「聞いたら悪いかな?」とは思わずどんどん聞けばいいのです!

入浴介護はこの間説明しました。これは自分の力で歩ける人や動ける人が自宅のお風呂に入るのを援助します。


では、全くの寝たきりの人が入浴する場合はどうすればいいのでしょうか。


普段の介護ヘルパーが在宅にて行うのは、「清拭」です。

熱湯をバケツに汲んで、タオルを濡らして、顔から体、手、足、臀部に陰部を順番に拭いていきます。

要介助者が恥ずかしくないように、拭いてない部分はタオルで隠す、このちょっとした事が要介助者への心配り。


これが大切なのです。


髪を洗うのは清拭用の洗わないシャンプーもあります。 これで頭皮の匂いは随分軽減されるのです。


日常はこれでも良いのですが、やはり寝たきりの人でもお湯に浸かってゆっくりしたい!という希望があります。


その為に入浴機器をベッドサイドまで持っていっての訪問入浴をしているケアセンターもあります。 私が知っているところでは在宅総合センター陽心会ですが、寝たきりの姿勢のままで入浴できるのです。 

訪問入浴はスタッフも当然同行して介助しますので、家族の負担も随分軽減されるのではないでしょうか。


訪問介護はその名の通り、利用者の自宅に訪問して様々な介護を行います。

その介護の内容というのは、ケアーマネージャーが利用者の家族やかかりつけ医、訪問看護士などいろんな方の意見から決められた内容です。


介護ヘルパーは利用者一人ひとりの介護内容をしっかり把握してその介護をしっかりやらなければならないのです。

相手は人間です。

毎日同じ話しをするわけでもないし、その時によっての機嫌が良い悪いもあります。 その利用者の状況も関わりを持ちながら察知し言葉掛けによって介護がスムーズに、また利用者が気持ちよく介護していきます。


利用者の機嫌をとり、利用者やその家族が「これやって」という決められた介護以外の事を勝手にやるのはNG

だからといって、融通がきかず頑なに「これは出来ませんから!」などと100%拒否もこれまたNG


介護者や家族に信頼されつつも決められた介護を確実に行うクレームが来ない介護ヘルパー。 でしょうか! 

ホームヘルパーで各家庭に訪問した時に一番気になったのは「尿などのにおい」でした。

へんな話なのですが、本当なのです。


寝たきりのお年寄りやポータブルトイレを利用している家庭では外から入ってくるとやはり「におい」がする家庭が多いのです。

これって不思議な事に「匂いはマヒします」 住んでいると鼻が慣れてしまって気にならなくなってしまうのです。


尿などのにおいは殆どは汚れて放置した床や布などからしています。 実際に尿をした時は大丈夫なのですが、時間がたつにつれて独特のアンモニア臭がするのです。


・こまめにシーツや防水シートも洗う。

・ポータブルトイレの周りにも気を使う。

・トイレの周りにはなるべく布類を敷かない(これらの汚れが最も匂います)

・使用後には消臭剤を利用する。


これらを少し気をつけるだけで「匂い」は格段に減ります。

どうぞ介護されている方はお気をつけくださいませ!

年をとったら、私は施設じゃなくてやっぱりなるべくなら在宅での生活を希望したい。。。というのが現在の率直な思い。 


でも正直なところ生涯、在宅。死ぬまで在宅って実際の所難しいんです。

なぜって、元気でいても死ぬ直前って最後は肺炎にかかったり、癌の進行や脳梗塞で意識がなくなるなどといった場合すべて病院へ搬送されて入院となります。


なのでそれらの理由では仕方がないにしても、それ以外での理由なら住み慣れた家で過ごしたいというのが多くの方が望むところなのだと思うのです。


自分が介護される時になるまで自分が介護される事に目をそむけるのではなく、若い今のうちから「自分がもし介護してもらう事になったらどのようなサービスを受けたいのか」というのをいろいろ調べておくのも大切なのではないでしょうか。


医療・介護はどんどん変わってきています。 今調べていても10年後には変わっているでしょう。 こまめな情報収集が今後介護を必要とする時の役にきっと立つと思うのです。

在宅での介護をすすめていく中での不安は沢山あるでしょう。

ホームヘルパーに来て介護軽減をしたくても自宅に直接入って他人が介護をしてもらう「ホームヘルパー派遣」は家族以外の人が入ってくるので「信用できない」と思われる家庭もあるでしょう。


そのような方は地域密着型で運営している施設を探してみるのはいかがでしょうか。 長い年月その地域で運営できるという事はそれだけ地域の方に信用を得ているのではないかと思うのです。


信用できない施設なら、続けていけないでしょうから!


那覇の安里に所在している医療法人陽心会は地域に根ざした医療と介護 目指して開業されたそうです。 グループの中には那覇市在宅介護支援センターや在宅総合ケアセンター陽心会がありヘルパーステーションが所属されています。


詳しいことは職員が相談に乗ってくれるでしょう。電話して不安な事を伝えてみると肩の荷が下りて気持ちも明るくなるかもしれませんよ。


家族で介護をしている家庭も沢山あります。 老夫婦だけでヘルパーが介護者になっているところもあります。

終わりのない介護者には「いつまで面倒見なければいけないんだろうという不安が襲ってくる事があるでしょうし、要介護者は「何をやってもらうのにも誰かに頼まなければならないのでイヤだ」と思うのが普通の心理だと思います。


この気持ちをお互いが正面からぶつかっていってもマイナスな事がおこるだけです。


とっても難しいことですが、お互いがお互いを思いやること。

これに尽きるのではないでしょうか。


腹が立つときもあれば、口うるさく言ってしまうこともある。


でもふと我にかえって、思いやる気持ちを思い出す。


これだけで、日々の生活が今までと違ったプラスな方向に向うと信じています


介護ヘルパーをしていて一番喜ばれた派遣は「入浴介助」でした!
自宅に行ってのヘルパーの仕事っていかに決められた仕事を安全で利用者が心地よくサービスできるかなんです

各家庭によって、お風呂の形も違えばその人の入浴方法も違ってきます。好みの温度も違えば洗い方の順序も違う。
それをすべて事前に覚えてなおかつ、その作業を利用者と会話して自然と援助していく。

30分の派遣で汗だくになる事必須ともいえなかなかハードな派遣なのです。

お風呂場はすべりやすく転倒の可能性が大、また心臓疾患などで安否確認しながら入浴が必須の方もおられます。

でも利用者にとって「自宅のお風呂でのんびり気持ちよくなれる」というのは在宅での生活ではかかせない命の洗濯。
のんびりお湯に浸かっている時は「気持ちいいね~、ありがとね~」と笑顔で話してくださります。

最後に髪を乾かして終了なのですが、派遣時間を見ながらきっちり終わらせる事も重要な任務です。

でも楽しい派遣業務の一つでしたよ!


介護ヘルパーの資格を持っていると老人ホーム施設職員として働くことが出来ます。


この資格を持っていると若者~年配までかなりの広い幅の年齢層での就職があります。

それだけ、今求められている、人員が必要な仕事なのです。


実際に私が一緒に働いていた人の中で70歳の方もおられました!!


老人ホームでは、ショートステイの介護スタッフ・デイサービスの介護スタッフ・在宅介護の介護スタッフと様々な仕事がありますが私は在宅での介護をしている家族の為の手助けをする仕事がしたい!ということから訪問介護のヘルパーを選択しました。


介護ヘルパーは、排泄処理・入浴介護・掃除など正直かなりきつい仕事です。 なのでハンパな考えでは続かない仕事なのかな?と思います。でも、それだけやりがいのある仕事なのです。 誠意を持って知識をもって、経験をもってすれば介護者から感謝そして元気をもらえるすばらしい仕事なのです。