私は高校生からお化粧を始めた。

顔に優しいお白いをドラックストアの安売りのワゴンから500円くらいで買ってつけたのが始まり。


化粧水、下地などは使っていなく直接肌にお白いをのせていた。

クレンジングは使わずに洗顔フォームで落としていた気がする。

友達の真似から入り、アルバイト代で少しずつ安い化粧品を購入していた。

知識がないのは怖い。

アイシャドウにリップ。

家でお化粧の練習をしていたら酷い顔で母親にやめなさいと怒られた。

あの時怒るのではなく化粧を教えて欲しかった。


練習しないとお化粧は上手くならない。


私の高校時代はポケベルの時代。

インスタやYouTubeもなければインターネットからの情報もない。

雑誌のお化粧情報を見たり、芸能人のお化粧を真似していた。


高校生の時は濃いメイクをしていたのか、

ある日やっぱりお化粧はやめようと思いすっぴんで学校に行ったら酷い顔だからお化粧した方がが良いよと友達に言われた。

それからは毎日お化粧をするようになった。


若々しい高校生から下手なメイクをしていたが為にすっぴんが許されずずっとメイクをするようになった。


すっぴんが許されるのは本当の美人だけ。

それも20代後半まで。


30代を過ぎると厳しい。見ていて辛い。

軽くでもいい。

ファンデーションと眉毛だけ。

眉毛とチーク。

眉毛とリップ。

人に会うならお化粧はした方がいい。

親しき中にも礼儀ありで、どんなに仲良しでも軽くしよう。


何故かすっぴんの時に限って人に会う。


自分も辛いし相手もキツイ。


外に出るなら、周りの為にお化粧をする。

自分の為にかもしれない。


自分は大丈夫は気のせい。


眉毛もアート。マツエクしているならマスクで隠せば目元しか見えないからいいかもしれない。


でもノーファンデなら顔色がくすんでいる可能性もある。


近所のお店に出かける時すっぴんで出かけようとした時母親に化粧をしなさいと言われ、近いからいいじゃないかと伝えると怒られた。


お化粧をして出かけるのはマナーなのかなと今は思う。

お休みの日に会社の人に会った時その人はすっぴんだった。すっぴんなんだよね!と言われたがなんと答えて良いのかわからなかった。

笑って誤魔化した。


すっぴんだと会った人に気まずい思いをさせてしまうので出かける時はお化粧をするといい。

という結論に至った。


20代ならすっぴんでも許されるだろう。


どんなに肌が綺麗な人でもすっぴんより軽くお化粧をしていると人に素敵な気分を提供できる。