ダイエットを学ぼう！学ぶことで理想の未来を叶える。

バレエ×ダイエット×教育

「Lucky Mickey Academy」主宰・平美樹です

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「バレエをしているから痩せている」

「バレエをしているから痩せる必要がある」

すらりとして、身のこなしが軽やかなバレリーナをみて

そのように疑問なく思うことがあるかもしれません。

本当にそうなのでしょうか？

その当たり前の思い込みが、苦しさを生んでいる場合があります。

根付いている「痩せ信仰」

クラシックバレエの衣裳の多くが「チュチュ」と呼ばれる

ノースリーブで、脚も出るタイプの衣裳。

オトナの女性のありがちな発想として

「やばーい！自分のこの恰好は人前で見せられない！とりあえず痩せなきゃ！」

みたいなセリフ。

手脚を出して観られる場に立つときは、

無駄な脂肪はそぎ落として

スリムで綺麗でいたいという発想が根ずいている人は多くいます。

たとえば、結婚式前は

ブライダルエステで二の腕や背中をシェイプして、

背中の肌や産毛もケアしたい！みたいな発想。

美しくありたい＝細く痩せていたい

という発想が当たり前になっていませんか？

そもそもバレリーナが「細くて痩せている」

というイメージはいつ、どのように作られたのでしょうか？

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バレエが今のようなチュチュの形になったのは、

バレエがロシアに渡ってから。

今から約150年前。

ひいおばあちゃんが生きていたころかもしれません。

そんなに大昔ではないってこと。

デコルテまわりがふくよかで、柔らかいラインが美しいですよね。

まだ写真がない時代のバレエは

貴族が中心に発展したバレエ文化だったので、

もっとリッチなイメージだったかもしれません。

ヨーロッパ絵画の中の貴族のような雰囲気。

そんなバレエがロシアから海外へ広まり

ひとつのバレエ団の芸術監督の好みで

細いダンサーが好んで採用されるようになりました。

現代では、すこし前の時代の「痩せ信仰」が問題視されて

パリコレモデルさんでも、

若手ダンサーのコンクールの登竜門とされている

ローザンヌ国際バレエコンクールでも、

ヘルスケアのガイドラインで、痩せすぎていると出場できないなど

ダンサーの健康の上に成り立つ美を、守ろうとしていますよね。

ここで伝えたいのは、

バレエダンサーの体型のイメージは

「世の中の流れで変化する」

ということ。

どの時代も共通して

バレエは「美しさ」を追求しますが、

バレエの美しい＝痩せていて細い

ではない。

バレエを始めれば痩せる？

私は、バレエ教室を主宰していますが、

大人の趣味の方のバレエを始める理由で

「バレリーナのような体型を目指したい」

「ダイエット目的でバレエをはじめる」

という方がいらっしゃいます。

子どもの習い事を始めるきっかけとして

「ダイエット目的」というのは

ほとんど聞いたことがありません。

逆に

「うちの子はぽっちゃりしているから、身体も硬いしバレエってタイプじゃなくて」

と、バレエを習い事の選択肢から外す

ということはたまに聞きます。

（このテーマでも語りたい）

普段運動していなくて、鏡の前で自分の動きを見る習慣がなかった成人が

定期的にレッスンをすることで、

ダイエット（減量）につながるきっかけになることもあるかもしれません。

ですが、子どものころからバレエをやっている子たちが

思春期をむかえて、大人の身体に変化していくときに、

痩せた身体を保っているとしたら、

それはイコール、バレエのレッスンという運動をおこなっているから。

というわけではありません。

幼いころからずっと
バレエのレッスンという基礎トレーニングを1日90分

日課のように行っているダンサーは

それが当たり前の、「基礎消費の運動」になっていているので

バレエのレッスンを中断すると、エネルギー消費が減って

太ることはあっても

バレエを続けるから、「痩せ続けている」わけではありません。

バレエを小さいころから続けているティーンズは

自分が「太ってしまった！」と思う時に（または周りから指摘されるときに）

食事量を減らしたり

運動を増やしたり

ということを多くの子が試みます。

そうすると、必要な栄養が入ってこない身体は

このままじゃ飢餓状態になっちゃうよ！

と、代謝を落として、エネルギーをため込み、

燃やさない身体をのモードになっちゃうんですよね。

なので、

「あの子はあんなにおにぎりやお餅を食べてもスリムで踊れるのに

私は我慢してるのに変わらないのよ！」

みたいな負のループに

知らず知らずのうちに陥ってしまう。

一見、バレエを頑張っていて

美しく、スリムを保って、練習に励んでいるその子は

よく食べ、よく笑い、よく寝て、よくレッスンする

エネルギー循環の良いバレリーナなのでしょうか？

それとも

我慢して、バレエ教室では笑って過ごすけど、影では泣いて

ストレスで食べ過ぎたり、きつい制限をしたり、ストイックな食生活や運動を課したり

ひとりで苦しんでいるのでしょうか？

一般女性とバレリーナのダイエット法の違いと注意すること

私が過去に聞いたことがあるのは

コンクール前に、大手エステサロンの痩身コースに通わせる母親とか

母娘で一緒にライ〇ップに通って、親子で摂食障害になってしまった話とか

笑い話にならないような、ほんとの話

一般成人女性と、バレリーナ（成長期のティーンズ世代）が

理想の身体を目指した

取り組みをする際の違いと注意することがあります。

一般成人女性はダイエットや減量をする際は

骨の成長も

身体の中身の成長もしっかり終えた

大人が自分の意志で購入したダイエットサービスであることがほとんどです。

一方、ティーンズ世代のバレリーナの特徴は

・成長期であること。

・心も身体もまだまだこれからも育成される時期ということ。

・強い負荷の運動（バレエのレッスン）を日常的に行っていることです。

バレエクラスの運動量にしても

趣味の大人のバレエクラスの運動量と

プロを目指したり、コンクール出場レベルのティーンたちの本格てきなレッスンの運動量や負荷は

もちろん違うものです。

大人の女性でも、成長期のティーンズ世代でも

自分がなりたい望む姿は

ただただ細い身体、というわけではないはず。

自分の身体をバレエの表現に最大限活かせ

頭も身体を動く状態を

ほとんどの人は目指しているはず。

「細くならなきゃ」「痩せなきゃ」という想いに

必要以上にとらわれていないかな？

と自分を振り返ってみてほしいと思っています。

まとめ

痩せなきゃと思っているのは、自分の心底の気持ち？それとも周りの影響？

明日から、地球でたった一人の生存者になったとして、

それでも今より痩せている身体になることを望みますか？

★

今日のやってみよう
美しいと思う風景、動植物、人物を画像検索してみよう！

人物は年代別やいろんな国籍でも探してみて！共通することはあるかな？

じゃあ、一体私はどうしたらいいのよ？

という方に向けた記事も、アップしていきますね！

あっという間に水曜日！

今日も笑顔で、良い1日にしていきましょ～

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