先日、清水克衛さんの講演会に行ってきた。
清水さんとは
「読書のすすめ」という書店を
経営されているんだけど
この本屋さんは
普通の本屋さんと違って
ちまたで売れているような本は
一切置いていなくて
『本のソムリエ』である清水さんが見つけた
本当に心が揺さぶられるような本しか置いてない
そんなお店で
各テレビ局でも
清水さんの書評のコーナーがあるくらいの有名人
そんな清水さんの講演会
わし自身、清水さんに会うのも初めて
話を聞くのも初めてじゃったけど
わしが、うちの塾生や
わしの本に相談に来る人たちに
オススメしている
「福」に憑かれた男 [ 喜多川泰 ]
この本の舞台になっている書店が
清水さんの『読書のすすめ』だということは知っていたので
ぜひ、お会いしてみたい方じゃった。
で、実際に講演会に行って
話を聞いてみると
この人は、漫談家か
っというくらい
10秒に1度は笑いを誘う話し方
しかし、そのお笑いの中に
めちゃくちゃいい話が盛り込まれていた。
まず1発目に言われた
「本を読むのに眠たくなるのは
目的を持って読んでいなから
今の現状で困っていないからだ」
っといわれた。
まさしくわしのこと
って思ったけど
ここ最近のわしは
睡眠障害と病院で診断されてから
眠たくなることを
なかばしょうがないと思っていたが
清水さんの言われた
目的を持って
本を読んでいないから
眠たくなるんです！
っという言葉にハッとさせられた。
確かに
わしがすべてのお店を処分して
この仕事に取り組みはじめたとき
むさぼるように本を読んでいた
振り返って考えると
あの当時は、本を読んでも寝ていなかった・・・
それは、ちゃんと目的を持っていたから
世の中のアホ社長を助ける仕事をするんだ
わしのどん底の経験を
本という物を通じて
世の中に発信する
表現力を勉強していた
そうだ
ちゃんと目的を持って読んでいるときには
本を読んでも眠たくなんてなっていなかった！
ちょっと、睡眠障害という言葉に
逃げていた自分を気付かされた。
次に言われたのが
世の中便利になってきたけど
便利の前の苦労を知らないからダメなんだと！
たとえ話として
車のハンドルの話をされた。
今でこそ、右手の手のひらだけで
スイスイとハンドルが回せるけど
昔は、車庫入れの時の
ハンドルを切り返して切り返して
なんてやろうもんなら
汗が噴き出していた
それくらい、ハンドルは
重たいもんじゃった
だから、そういう時代を知っているから
今の片手でスイスイ回せれる
パワステのハンドルに感謝が出来るけど
その苦労している時を知らずに
ただただ便利になっていくと
その便利に不具合でも出ようもんなら
『不満』しか残らんようになってくる！
っと。。。
この話にもうなづけた。
確かに、今の時代は
１人に１台の携帯所有時代ですが
わしらがガキのころは
こんな便利な物はなかったから
友達に連絡するときも
「夜分遅くすいません・・・- 板坂と申します。
○○くんはいらっしゃいますか」
みたいな
電話トークマニュアルを
お袋から教え込まれた記憶がある
でも今の時代は
かけたい本人に
誰も経由することなく繋がる
それが何処にいても
それが可能になる
こんな便利な時代
昔から考えたら
映画の中での話じゃった。
だから、この携帯電話が
あるのが普通の世代達は
今、いきなり携帯電話がなくなったら
よ～生きて行かれんのんじゃないんかの・・・
便利になることは大事じゃけど
その前の苦労を知って
初めて感謝も出来る！
これまた腑に落ちる話じゃった。
こんな感じで
10秒に1度笑わせる漫談の中にも
腑に落ちる話がまだまだあるんじゃけど
あまりにも良かったんで
２日に分けて紹介することにしました。
１日で書いてしまうには
あまりにもったいないことに
書きながら気付きました
よって、また明日も
清水 克衛さん名言集
です。
これで、明日書くことを悩まんでも済むわ
ほんじゃまた