vol.1681
先日の新聞に
こんな記事が載っていた。
生活雑貨品を多く取り扱う
大手企業の『花王』さんが
SNSを利用して
一般消費者が 何を求めていて
何に関心をもっていて
何に悩んでいるのか
などなど・・・
一般消費者からの生の声を
製品開発に生かす取り組みをするらしい。
来年の春には
交流サイトを立ち上げ
2年以内に200万人の会員獲得を目指すらしい。
そしてこのサイトに
数十億円を投じて構築・運営していき
集めた情報をデータベースにまとめるらしい。
大手はやることが半端ないよね
一般消費者からの生の声を
集めるために
数十億円
規模が違う!
でも、大手企業が 新しい商品開発費に大金をはたくんじゃなく
生の声を聞き出すために大金をはたくということは
今の時代
商品が有り余っている。
ある程度のものは揃っている。
そんな中で勝ち続けていくためには
消費者のかゆいところに手が届く
開発者目線じゃなく
利用者目線がないと
たくさんの商品の中に埋もれるだけになる。
確かに、大手企業がするから
1つのプロジェクトに数十億円もかかるけど
そこまでしてでも
一般消費者の声を聞きたいと思っている。
それなのに
わしら中小零細企業は
お客様と経営陣が近い距離にありながら
お客様の声に耳を傾けんで
経営をしている人が多過ぎる
わしの『強みを見つける』セミナーでも
今のお客さんは
なんで同業他社じゃなくて
あなたの会社を選んだのですか
という問いに
明確に答えることができる人が少なすぎる
特に、常連になってくれているお客さんが
なんで常連になってくれているのかが
ちゃんとした定義になって
それが強みになって
成文化できている会社が少なすぎる
というよりも
いつものお客様が
いつものように来店してくれる
それが当たり前の風景になりすぎて
そんな疑問も持っていないのが事実!
いつものように顔をのぞかせてくれるお客さんが
あなたの会社のどこに魅力を感じて
常連客として「通ってくれているのか・・・
このポイントがわかれば
そこを重点的に強化すれば
もっと常連のお客様は増える
こんな単純なことなんじゃけど
意外にも、お客様の声って
取っとる会社が少ないのが現状
他社が、やってないんなら
今日からでもお客様の声を集めることができれば
すぐに差がつくよ
ほんじゃまた