vol.601
昨日“オカマ”を掘られた。
『オカマを掘られる』って標準語？？
昨日、車を運転中交差点で止まっていたら
後から“ゴン！”って･･･
えっと思い、後ろを振り返ると
リアウインドに、ピッタリと
後ろの車が付いていた。
「やられた！」
車を脇に止め、後の車から出てきた
作業服を着た６０くらいのおっさんが
「まったく見えてませんでした！」っと
わしはすかさず
「おっさん何してくれるんや!!」っと
条件反射のように言葉が出た。
そして、ぶつけられた所を見ると
まったくなんともなっていない！
夜だったのもあって
良く見えなかったというのが事実だろけど
正直言って、たいした事はなさそう。
この瞬間、昔の自分が沸々と湧き出してくる。
「このおっさん、どうしたろうか･･･」
“世の中ゴネてなんぼ！”
というもう１人の自分が
「金を巻き上げたれ！」」と叫んでいる！
でも、わしも４０を過ぎてから
どんなにゴネて、その場で勝利をしても
その悪事は、必ず自分に帰ってくる！
こういう経験を沢山してきた。
人生とは、必ず最後に自分に降りかかってきて
最終的には
自己完結する!!
こう考えれるようになっている。
実際に、わしのセミナーでも
「みんな！悪い事はしちゃダメよ！
最後は、自己完結で終わるんだから！」
こう話をした事もあるので
その、後からオカマを掘ってきたおっさんに
「まー、たいした事もないじゃろうけエエよ！
でも、暗くなって雨も降っとるんじゃけ
気を付けて運転しんさいよ･･･」
自分で言いながら
「わしは天使か！」っと思った。
そしてこの事を会社に帰って
うちのスタッフの笠井さんに話をしたら
「社長、エエ事じゃないですか！
そうやって、幸せが蔓延すれば･･･
そのおじさんが、何処かで誰かにぶつけられた時に
『たいした事ないけぇ、ええですよ』と
言えれば、幸せが伝染していくでしょ！」っと･･･
この笠井さんは
わしよりちょうど１２歳年上なんで
長く生きている、重みのある言葉を言われた。
昨日の一件は
忘年会に行く途中の出来事だったので
あまり、ゴネる時間もなかったんじゃけど
「人間って、変われるもんじゃの～」っと
自分でもビックリした。
みんなも、幸せを伝染させてね
ほんじゃまた
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