火は一日で森を灰にするが、
水と風は100年かけて森を育てる。
『風の谷のナウシカ』より
新年あけましておめでとうございます。
t.a.i / Atelier de Danse Classique Maho の鈴木泰介です。
この記事は、
お正月に書き続けている「新年くらい」シリーズの第8弾となります。
過去のトピックも、
ぜひこの機会に振り返ってお読みいただければ幸いです。
例のごとく長文・乱文となってしまうかと思いますが、
新年の静かな時間に、
最後までお付き合いいただければ幸いです。
2025年を振り返って:駆け抜けた「今」の積み重ね
昨年2025年は、
アトリエ「第5回おさらい会」をはじめ、
本当に多くの舞台に携わることができました。
3月9日 スペース・ゼロ
現代舞踊協会「DANCE PLAN 2025」
『ひかりとかげからうまれるもの』
4月27日 六行会ホール
六行会「NEXTREAM21 in RIKKOUKAI 2025」
『青い心 〜どこまでも走って行ける〜』
6月15日 めぐろパーシモンホール
東京新聞「第72回 児童舞踊合同公演」
『美しき青きドナウ』
『か・ら・ふ・る -あおいろ-』
7月1日 ティアラこうとう
舞踊作家協会「連続公演 No.242 令和閑吟集」
『光』
8月3日 彩の国さいたま芸術劇場
東京新聞「第52回 現代舞踊展」
『水と風と子供たち』
8月21日 大田区民ホール・アプリコ
現代舞踊協会「全国青少年 夏の舞踊祭 2025」
『青と夏』
9月20日 タワーホール船堀
全日本児童舞踊協会「第53回 創作舞踊公演」
『光』
10月13日 池袋・サンシャインシティ 噴水広場
全日本児童舞踊協会「ダンスフェスティバル2025」
『さぁ!やってみよう。~だれだって、できないことはない~』
11月24日 銀座ブロッサム
全日本児童舞踊協会「第72回 クリスマスドリーム公演」
『私から貴方へのプレゼント』
外部公演への出品・出演に加え、
ワークショップでの指導、
コンクールへの挑戦、
そして夏のサマーキャンプ……。
まさに舞踊と共に駆け抜けた、
充実した一年でした。
日頃よりご指導くださる諸先生方、
支えてくださる保護者の皆様、
そして共に歩む仲間・子供たち。
舞踊界の各方面との繋がりを改めて深く実感し、
感謝の言葉も尽きません。
本当に本当にありがとうございました。
「100年の涙」が森を育てる
今年のテーマは「歴史と未来」です。
僕たちが今立っているこの「場所」が紡いできた時間と、
100年先へと続く未来について、
少し大きな視点でお話ししてみたいと思います。
冒頭の「100年かけて森を育てる」という言葉。
ずっと僕の心の真ん中にあるこの言葉が、
アトリエ設立10周年という節目を迎えた今、
日本の「洋舞100年史」という大きな時の流れと重なり、
僕の心に深く根を張っています。
そんな折、ひとつの詩に出会いました。
金子みすゞさんの言葉です。
『水と風と子供』
天と地を くゥるくゥる まわるは誰じゃ。それは水。
世界中を くゥるくゥる まわるは誰じゃ。それは風。
柿の木を くゥるくゥる まわるは誰じゃ。それは その実の欲しい子じゃ。
僕は、この詩の中に描かれた「巡り」の中に、
もう一つの循環——「涙の循環」を感じました。
流した涙が蒸発し、
雨となって再び地上に降り注ぐまで、
もし100年の月日が必要だとしたら。
誕生の瞬間に流した涙に、
100歳になった自分が「雨」として再会する。
そんな物語が見えてきます。
今、僕たちの目の前の森を潤している雨も、
100年前の誰かが流した情熱の涙かもしれません。
僕たちは今、時を超えた慈しみの中に立っているのです。
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Atelier de Danse Classique Maho
贄田麗帆 鈴木泰介ダンスアトリエ
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