ロゼ、緊急手術! | 猫の、すずの日常

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ロゼの後に保護した猫すずの生活ブログです。

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ペットショップに行く前に・・・保護犬猫にも目を向けてもらいたくて、元・保護犬ロゼとの日常をつづったブログ♡

追記…17年4月10日にロゼはお星様になりました。

ロゼ、昨夜、緊急で内視鏡手術を行いました。

帰宅後、ご心配いただいている皆様にご報告を兼ねて

ブログ更新しようか悩みましたが、

ロゼが落ち着かないため、そのまま一緒に寝ました・・・



この先、胃の内容物の映像が続きます・・・



ゆかいな犬、ロゼの日常

ロゼが緊急手術をした病院はこちらアップ

とても腕の良い先生がいるから安心してと、かかりつけ病院で紹介していただきました。


ゆかいな犬、ロゼの日常

そこで撮ったレントゲンには、胃にはっきりと、トウモロコシの芯が映っていました。

白い液体は、バリウム造影剤です。

口から入れたバリウム造影剤が、小腸を通過して、

盲腸まで到着していることから、小腸には詰まりはないと判断し、

開腹手術ではなく、まず内視鏡手術を選択しました。


あと、ロゼはリウマチ治療のために、ステロイドを使用しています。

ステロイドには強力な抗炎症作用があります。

なので、開腹して内臓切開した場合、ステロイドの抗炎症作用により

「本来、炎症によってカサブタができ、結着する」という一連の作用が阻まれ、

切開場所が結着しないという危険性があるので、切開は避けたいと言われました。




ゆかいな犬、ロゼの日常

そして約3時間の内視鏡手術の結果、取れたトウモロコシの芯がこちら。

私の第一関節ほどしかないトウモロコシの先っぽですが、

ロゼにはかなりの大きさだったようです・・・


手術室から、「とれたー!おぉ~」と歓声が上がり、しばらくして

先生が現れ、「内視鏡史上まれにみる戦いでした!1キロ位痩せました(笑)」

と言われた先生の顔は、本当に疲れきって、やつれていました。


ゆかいな犬、ロゼの日常

ロゼがトウモロコシの芯を飲み込んだのが、8月30日。

今回緊急手術で取り出したのが、9月5日夜。

6日も経ってます。この、黒くなった角の部分は、

長期間胃液にさらされ、石灰化のように硬く尖ってしまっています。

これがロゼの胃に刺さり、赤く炎症も起こしていました。
胃の中でコロコロ転がり、刺激になり毎日吐いていたようです。


幸いだったのが、これ以上小さかったら、小腸に流れて確実に腸閉塞になっていたこと。

そしてこれ以上大きくても、喉を通らず、胃切開になっていたこと。

ですが諸悪の原因は、わたしがトウモロコシを芯ごと与えてしまったことです・・・


ゆかいな犬、ロゼの日常

手術の流れを書いた紙もいただけました。

4時にかかりつけ病院でバリウム造影検査をして、

救急病院で手術。とても長い9時間でした。


ゆかいな犬、ロゼの日常

食いしん坊ロゼが、手術翌日は食べ物を欲しがることもなく、

飼い主の上でただただ、寝るばかりです・・・

内視鏡で喉や胃が痛むのか、動くたびにウーウー唸って超不機嫌です。


昨夜、麻酔から覚めたロゼのワンワンと吠えるかすれた声が痛々しく、今でも耳に残ります。

「麻酔から覚めると、自分の置かれた立場が理解できなくて、どのワンちゃんでも吠えるんですよ。」と看護師さんが言ってました。


面会した時、点滴をされてまだフラフラで立てないのに、必死で飼い主の顔を見つめて立ち上がろうとしていました。思い出すと今でも涙が出ます。

今更ですが、これから先は、リウマチ以外の辛い思いはロゼにさせまいと、固く心に誓いました。



今日も夕方、再診に行って参ります病院
お水を飲んでくれないので、点滴必要かもしれません。


みなさま、ご心配いただき、ほんとにありがとうございました・・・