ロゼ、昨夜、緊急で内視鏡手術を行いました。
帰宅後、ご心配いただいている皆様にご報告を兼ねて
ブログ更新しようか悩みましたが、
ロゼが落ち着かないため、そのまま一緒に寝ました・・・
この先、胃の内容物の映像が続きます・・・
ロゼが緊急手術をした病院はこちら
とても腕の良い先生がいるから安心してと、かかりつけ病院で紹介していただきました。
そこで撮ったレントゲンには、胃にはっきりと、トウモロコシの芯が映っていました。
白い液体は、バリウム造影剤です。
口から入れたバリウム造影剤が、小腸を通過して、
盲腸まで到着していることから、小腸には詰まりはないと判断し、
開腹手術ではなく、まず内視鏡手術を選択しました。
あと、ロゼはリウマチ治療のために、ステロイドを使用しています。
ステロイドには強力な抗炎症作用があります。
なので、開腹して内臓切開した場合、ステロイドの抗炎症作用により
「本来、炎症によってカサブタができ、結着する」という一連の作用が阻まれ、
切開場所が結着しないという危険性があるので、切開は避けたいと言われました。
そして約3時間の内視鏡手術の結果、取れたトウモロコシの芯がこちら。
私の第一関節ほどしかないトウモロコシの先っぽですが、
ロゼにはかなりの大きさだったようです・・・
手術室から、「とれたー!おぉ~」と歓声が上がり、しばらくして
先生が現れ、「内視鏡史上まれにみる戦いでした!1キロ位痩せました(笑)」
と言われた先生の顔は、本当に疲れきって、やつれていました。
ロゼがトウモロコシの芯を飲み込んだのが、8月30日。
今回緊急手術で取り出したのが、9月5日夜。
6日も経ってます。この、黒くなった角の部分は、
長期間胃液にさらされ、石灰化のように硬く尖ってしまっています。
これがロゼの胃に刺さり、赤く炎症も起こしていました。
胃の中でコロコロ転がり、刺激になり毎日吐いていたようです。
幸いだったのが、これ以上小さかったら、小腸に流れて確実に腸閉塞になっていたこと。
そしてこれ以上大きくても、喉を通らず、胃切開になっていたこと。
ですが諸悪の原因は、わたしがトウモロコシを芯ごと与えてしまったことです・・・
手術の流れを書いた紙もいただけました。
4時にかかりつけ病院でバリウム造影検査をして、
救急病院で手術。とても長い9時間でした。
食いしん坊ロゼが、手術翌日は食べ物を欲しがることもなく、
飼い主の上でただただ、寝るばかりです・・・
内視鏡で喉や胃が痛むのか、動くたびにウーウー唸って超不機嫌です。
昨夜、麻酔から覚めたロゼのワンワンと吠えるかすれた声が痛々しく、今でも耳に残ります。
「麻酔から覚めると、自分の置かれた立場が理解できなくて、どのワンちゃんでも吠えるんですよ。」と看護師さんが言ってました。
面会した時、点滴をされてまだフラフラで立てないのに、必死で飼い主の顔を見つめて立ち上がろうとしていました。思い出すと今でも涙が出ます。
今更ですが、これから先は、リウマチ以外の辛い思いはロゼにさせまいと、固く心に誓いました。
今日も夕方、再診に行って参ります
お水を飲んでくれないので、点滴必要かもしれません。
みなさま、ご心配いただき、ほんとにありがとうございました・・・