春の訪れを告げる一大イベントとして、日本でも盛り上がりつつあるイースター。もともとはイエス・キリストの復活を祝う祭りで、キリスト教の国々ではクリスマスと同じくらい大切な日だ。生命の始まりを意味する卵=イースター・エッグが欠かせないアイテムだけど、お祝いの仕方は地域によってさまざま。そこで、フーディーが気になるグルメ大国フランスのイースターをサーチ!
月の満ち欠けに基づく太陰暦で定められたイースターは、“春分の日以降の満月から数えて最初の日曜日”で、今年は4月21日(日)。欧米では特別なごちそうを用意し、家族や親族と一緒に過ごすのが定番だ。代表的なモチーフは、春や生まれ変わりを表す「たまご」と「にわとり」、そして繁栄を意味する「うさぎ」。
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チョコレートが大好きなフランス人にとって、イースターは、クリスマスの次にチョコレートをたくさん食べる祝日なのだとか。イースターが近づくと、街中のスーパーや食料品店の店頭には、イースターのモチーフをかたどったイースター・チョコレートが並び、パティスリーのショーケースもチョコレート一色になる。
人々はショコラトリーやパティスリーを訪ね歩き、職人が腕をふるった個性豊かなチョコレートを眺めながら、好みのチョコレートをいち早くゲット。そして、当日を迎えるまで、自宅に飾り、イースター当日にみんなで食べるのがフランス流だ。
イースターサンデーには、自宅の庭や部屋の中でエッグハントを楽しんだ後、イースターの定番料理「ジゴ・ダニョー」(仔羊もも肉のロースト)を食べ、デザートにみんなで持ち寄ったチョコレートを仲良く食べる。おいしい料理とチョコレート、親しい人とかけがえのない時間が、フランス流イースターの醍醐味なのだ。
大好きな人たちが集まり、おいしいチョコレートやごちそうを楽しむ。だから、イースターはフランス人にとって、特別な祝日であり、春の一大イベント。そんなフランス流のイースターを体感できる「はじめよう、ショコラ de イースター 2019」が、2019年3月30日(土)~31日(日)に代官山・T-SITE GARDEN GALLERYで開催される。
https://www.atcopy.com/balen
2016年にスタートしたこのプロジェクトでは、フランスの老舗チョコレートブランド「ヴァローナ」が、フランスの伝統的な祭日であるイースターと、年度が変わる春に節目を迎える日本のカルチャーを融合させた、新たなイースターの過ごし方を提案。ワイワイと盛り上がりながらも、チョコレートを介して人と人との絆を深める、そんなフランス流イースターの魅力を、販売・展示・ワークショップ・アクティビティを通じて伝えるイベントだ。