天皇の代替りをこれほど大騒ぎして祝わなくてはならないのか、甚だ疑問に思う。一連の行事に対する報道と、映し出される人々の様子を見ていると、騙されている、或いは騙そうとしているとしか思えない。
天皇とは何か?憲法では国と国民統合の象徴であり、その地位は国民の総意に基づくとされている。
「国民の総意」という点ではすでに事実に合わず、いわば違憲状態である。
今の日本の国民にとって天皇という象徴はさほど重要でも必要でもない。いわば歴史的な遺物に過ぎず、現天皇にしろ前天皇にしろ、普通の中年男性、高齢男性でしかない。いや、そうでなければならない。国民主権の国で彼らが特別な存在であってはならないはずだ。
しかしいまだに彼らは天皇として存在し、皇室という家族を形成し、名字を持たず、皇居という都心の一等地に税金で暮らしている。
私たち日本国民にとって本当に彼らは必要なのか、代替りに大騒ぎし莫大な税金を注ぎ込み、彼らの姿を垣間見るために何時間も並ぶことに何の疑問も持たず流されていてよいのか、そうした思慮の無さを誰かに利用され操縦されているのではないか、じっくり考えてみなければならない。
日の丸の小旗を振り、天皇陛下万歳と声をあげることに違和感を感じない日本人が増えていることに、恐怖心を覚えている。